共産党も選挙期間にバス送迎。収支報告書には20万円を超える支出も

簗和生衆議院議員の選挙期間中の演説会場までのバス送迎が国会で問題となり、野党各党からだけでなく、自民党からも疑問の声が挙がる事態となりました。

簗議員は騒動の責任を取り農水大臣を辞任しました。バス送迎問題はかくも甚だしき重大事となったわけであります。

ここで一つ、整理しなくてはならないことがあります。バス送迎全てが違法であるわけではないということです。

政党活動を含む政治活動においては、演説会場までの送迎は普段支払っている政党費や後援会費を充てることで、利益供与にならないし、政党運動としてもある程度は認められるところですが、無料でバスを出すというのはやはり利益供与に当たる可能性もあるため、各政党注意を払って運営されています。

選挙時のバス送迎といえば各種労働組合、公明党、共産党と行なっているイメージがあります。

特に目立つのは共産党です。例えば日本共産党の墨田演説会に際しても、バス送迎を呼びかけるチラシが配布されていました。往復500円として、費用負担を参加者にお願いしているわけではありますが、この件はグレーな部分もあります。

チラシの隅にはシルバーパスの方無料とも書いてあり、共産党の支持者はほぼ高齢者であるし、そもそも移動にバスを必要とする人もほぼ高齢者なのだから、実質的に無料バスを出していることにもなるのではと思います。

共産党員は生活が苦しくても党費を払わせられることで有名なので、政党活動の支出としてバス送迎は認められる範囲と思いますが、党員以外にも乗っていた人がいたとしたら、やはり無償供与になるのではないかと思います。

共産党では明らかにアウトと見られる事例も見つかりました。共産党戸田市議会のむとう葉子議員のチラシです。

こちらのチラシにはハッキリと投票所への送迎をおこなうと書かれている。これははっきりとした利益供与となるのではなかろうか?投票所と書かれているので選挙期間に送迎を無償供与していると読み取れます。

むとう葉子議員には説明責任を果たしてもらいたいです。

また、令和5年の日本共産党東京都墨田地区委員会の収支報告書には「演説会貸し切りバス・230,400円・2023年3月15日・東京都交通局自動車部」という記載もありました。

同日には日本共産党演説会が墨田区で行われており、このイベントに際してバス送迎を出した費用だとみられます。統一地方選挙直前の演説会です。この集まりが党員だけで行われたものかは怪しいものです。党費負担もしていない一般支持者にもバス送迎を与えていないか是非調査してほしいところであります。

そもそも、20万の支出に対してきちんとした利用料を徴収していたのか?党費を適切に充てているのか?疑問は尽きません。

自民党のバス旅行に対しても、徴収費用以上のメリットを与えていると散々国会で追及されてきた野党の皆様のことですから、皆さんから集めた党費以上のお返しはしていないと信じたいものです。

ただ、赤旗新聞は月額で約3500円もする高級紙であり、これを支給されてたとしたら、バス代までのせてしまうと清貧であられる共産党員の皆様が負担している党費負担を超えるメリットを享受してしまっているのではないかと心配になってしまいます。

他にも共産党関係者からSNS上で、選挙期間に投票所までの送迎を呼びかける投稿も数多くされていましたが、大丈夫なものなのでしょうか?野党だから指摘されないとする甘えが日本の政治不信を招く一因となっていることもそろそろ自覚してほしいものです。

自民党だけ許さないとするのではなく、自らを律してこそ信頼される野党となるのだと思いますので、今一度野党各党は自らの身から出ている錆を確認されてはいかがかと思います。

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