
高市総理の「まえぶん」読みに反高市から批判殺到! 化学を「ばけがく」と読むのと同じですよ? 批判のための批判になっていませんか?
高市総理が16日の国会質疑で、憲法前文を「まえぶん」と発音したことが話題になっている。
SNSでは「読み間違いだ」「こんな人に憲法改正をさせてはいけない」といった批判の声が上がっている。一方で、「全文」との混同を避けるための配慮ではないかと、冷静に受け止める声もある。
そもそも、「前文」は一般的には「ぜんぶん」と読む。しかし、憲法や法律を扱う場面では、本文全体を意味する「全文」と区別するため、「まえぶん」と読む場合があるという。
これは、「化学」を「ばけがく」、「私立」を「わたくしりつ」、「首長」を「くびちょう」と読むことがあるのと同じ発想だ。同音異義語との混同を避け、意味を正確に伝えるため、あえて一般的な読み方と区別しているのである。
こうした言葉の使い分けを考えれば、高市総理の「まえぶん」という発音だけを取り上げ、知識不足だと決め付けるのは早計ではないだろうか。
もちろん、批判している人すべてが、こうした事情を知らないとは限らない。中には「まえぶん」と読む理由を理解しながらも、政治的な立場から批判材料として取り上げている人もいるのかもしれない。ただし、個々の投稿者の意図を一概に断定することはできない。
問題なのは、憲法改正という重要なテーマを持ち出しながら、発音の問題だけで高市総理の知識や姿勢まで否定しようとすることだ。
政治家の発言を批判すること自体は自由である。しかし、その批判には根拠が必要だ。一般的な読み方と、専門的な場面での使い分けを区別せず、単純に「読み間違い」と決め付けるのであれば、批判する側こそ事実関係を確認する必要があるだろう。
憲法について議論すべき国会で、問われるべきなのは言葉尻ではなく、憲法の解釈や改正の具体的な内容である。
高市総理の「まえぶん」読み。本当に問題なのは読み方なのか、それとも批判したいという結論を先に置き、発言を評価していることなのか。今回の騒動は、政治家を批判する際の姿勢そのものを考えさせる出来事ではないだろうか。
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