
つい最近まで「中道改革連合!メークドラマ!」だったのに、公明・斉藤氏の再連立発言に吉村氏も皮肉
公明党の斉藤鉄夫元代表が、自民党との再連立について「将来を縛るものではない」と発言した。これに対し、日本維新の会の吉村氏が、中道改革連合をめぐる過去の言動を引き合いに皮肉を述べている。
共同通信の報道によると、斉藤氏は10月16日、自民党との再連立について「現時点で全くない」としながらも、政治とカネの問題への改革が前進すれば、将来的に方針が変わる可能性を否定しなかった。
斉藤氏は、政治とカネの問題が解決しないまま再び連立を組むのは筋が通らないと主張。一方で、中道の理念や政策を軸に、与野党を問わず協力できる相手とは協力すると説明した。
しかし、ここで思い出したいのが、つい最近まで公明党が立憲民主党とともに中道改革連合を結成し、自民党に対抗する姿勢を鮮明にしていたことである。
選挙では「中道改革連合」を掲げ、野田佳彦氏のもとで新たな政治勢力をつくろうとしていた。それが、今度は自民党との再連立も将来の選択肢として残すというのだから、政治路線の変化に戸惑う有権者がいても不思議ではない。
こうした斉藤氏の発言に反応したのが、維新の吉村氏である。
ちょっと前まで、「中道改革連合!メークドラマ!」って言って野田さんの手を持ち上げて選挙やってたのに、ある意味、凄いな。
そして、中道改革連合の比例議員はいなくなった。
やろうよ、比例の定数削減。— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) October 17, 2026
吉村氏は、中道改革連合の結成時に「メークドラマ!」と訴え、野田氏の手を持ち上げて選挙を戦っていたことを振り返り、比例議員をめぐる状況にも言及したうえで、衆院議員の比例定数削減を訴えた。
もちろん、政治状況の変化に応じて、政党が方針を見直すこと自体は否定されるものではない。政策を実現するため、かつての対立相手と協力することもあり得るだろう。
しかし、それならば、これまで掲げてきた政治路線との整合性を説明する必要がある。自民党との連立を離脱し、中道改革連合を結成してまで目指したものは何だったのか。再連立の可能性を残すのであれば、その理由を有権者に説明する責任があるはずだ。
選挙で掲げた理念や政治姿勢は、選挙が終われば簡単に変えられるものなのか。斉藤氏の発言は、公明党が何を目指し、誰と協力して政治を進めようとしているのか、改めて問いかけるものとなっている。
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