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「ゾンビ議員」批判に自民が比例復活の厳格化を提案 定数削減とともに、選挙制度の抜本的な見直しを!




衆議院の選挙制度をめぐり、自民党が比例復活の条件を厳格化する案を提示した。小選挙区で落選した候補者が比例代表で復活当選する、いわゆる「ゾンビ議員」への批判を受けたものである。

現在、小選挙区で落選した候補者が比例復活するには、有効投票数の10分の1以上の得票が必要だ。自民党案では、これを6分の1以上に引き上げる。また、衆院の比例代表の定数を31議席削減する案も盛り込まれた。

比例復活を擁護する意見には「死票を減らす」という主張がある。確かに、比例代表には政党への支持を議席に反映し、少数意見を国会に届ける役割がある。しかし、現行制度に疑問を感じる有権者も少なくないのではないか。

例えば、小選挙区で当選者にダブルスコアの大差をつけられた候補者が比例復活するケースである。さらに、小選挙区で2位、3位となった候補者が落選する一方、4位の候補者が比例代表で復活当選することも起こり得る。

比例代表は政党への支持を反映する制度であり、こうした結果だけをもって民意に反しているとは断定できない。しかし、小選挙区で示された候補者個人への評価と、比例代表で示された政党への支持を、どのように両立させるべきなのか。これは真剣に検討すべき問題である。

比例復活の厳格化だけでなく、重複立候補の廃止や中選挙区制への移行など、選択肢は一つではない。定数削減についても、議席を減らすことだけを目的とせず、地方や少数意見の代表が失われる影響も含めて議論する必要がある。

現行制度に疑問を抱く有権者がいる以上、改革を先送りすべきではない。選挙制度は、現職議員の議席を守るためにあるのではない。有権者の意思を適切に議席へ反映させるためにある。

与党も野党も、自らの当落に有利か不利かという保身に走ることなく、定数削減と制度改革について徹底的に議論し、国民が納得できる選挙制度を実現してほしい。




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