安倍総理の記者会見、決戦は2週間!!責任は政府がとると2700億円の予算措置!!国民一丸となって、なんとか拡大を抑え込もう!!そして、この機に先端技術を活用する国家へ変革しよう!!
2月29日、安倍総理は自ら記者会見を実施し、新型コロナウイルスに対する政府の新方針の説明を行い、決戦は二週間であると宣言した。
記者会見では、言葉を一つずつ、噛み締めるように語りながら、説得力を醸し出し、国民全員に語りかけた。
安倍総理、決戦はここ2週間と宣言!!
新型コロナウイルスが世界全体に広がりつつあります。中国での感染の広がりに続き、韓国やイタリアなどでも感染者が急増しています。我が国では、そこまでの拡大傾向にはないものの、連日、感染者が確認される状況です。
そして、現状においては、感染の拡大のスピードを抑制することは可能である。これが、今週発表された専門家の皆さんの見解であります。そのためには、これから1、2週間が、急速な拡大に進むか、終息できるかの瀬戸際となる。こうした専門家の皆さんの意見を踏まえれば、今からの2週間程度、国内の感染拡大を防止するため、あらゆる手を尽くすべきである。そのように判断いたしました。
引用元 安倍内閣総理大臣記者会見
安倍総理によれば、今から2週間の決戦、すなわち一時休校やイベントやスポーツ施設やビュッフェ方式の会食等の自粛を含む様々な大胆な施策によって、感染拡大に歯止めをかけると宣言したのである。
これは換気が悪く、密集した場所や不特定多数の人が接触するおそれが高い場所、形態での活動が感染の起爆剤になりかねないからである。これはすでに北海道での状況でも確認できている。
安倍総理、全責任は政府がとる!2700億円も予備費を活用して投入する!と太鼓判!!
そして、安倍総理は、これらに伴う弊害についてもきっちり対策をとると宣言した。自治体などの自由裁量を許し、学童保育については、春休みと同様の対応を採ることなど、各自治体における様々な取組を国として全力で支援する考えを示した。
保護者の休職に伴う所得の減少にも、新しい助成金制度を創設することで、正規・非正規を問わず、しっかりと手当てすると述べた。つまり、いち早い春休みによる保護者の休職分の給料は政府が払うというのである。
そして、安倍総理は、これらの対策の為に2700億円を超える今年度予備費を活用するとした。
観光客の減少や製造業にも資金援助!!そして、これを機会に新たな先端技術国家へ変革する意思を示す!!
また、安倍総理は、海外からの観光客の減少に加え、工場の製造ラインを維持できるのかといった不安に対応するべく、業種に限ることなく雇用調整助成金を活用し、特例的に1月まで遡って支援を実施することとした。
また、中小企業への資金援助も開始すると、心強い宣言も行った。
注目すべきは、これを機に安倍総理は、感染拡大防止の観点からも、テレワークなど、IT技術を活用しながら、社会のあらゆる分野で遠隔対応を進め、未来を先取りする変革を一気に進めるとした。コロナウイルス対策と経済対策と社会の利便性強化という一石三鳥の名案である。
PCR検査は医療崩壊が起きない程度に拡大!!メディアは煽るのをやめろと総理のメッセージ!!
一部のメディアが煽りに煽っているPCR検査だが、医療専門家からは希望者全員に行えば、医療崩壊になりかねないと危険性が強く指摘されているところだ。
これについて、安倍総理は、「現在も、地方にある民間検査機関、大学に試薬などを提供し、一層の検査能力の拡大に努めてまいります。」と方針継続を主張した。要するに、メディアは煽るのをやめろということである。
法的措置も早急に行うことを宣言!!国民に協力を呼び掛ける!!
また、安倍総理は、既に表明された基本方針に基づき、あらゆる可能性を想定し、国民生活への影響を最小とするために、立法措置を早急に進めることを宣言した。
そして、最後に全国民への協力を真摯に呼びかけた。
率直に申し上げて、政府の力だけでこの闘いに勝利を収めることはできません。最終的な終息に向けては、医療機関、御家庭、企業、自治体を始め、一人一人の国民の皆さんの御理解と御協力が欠かせません。
皆さんの暮らしに直結する決断には、当然、様々な御意見、御批判が伴います。内閣総理大臣として、そうした声に真摯に耳を傾けるべきは当然です。しかし、それでもなお内閣総理大臣として国民の命と暮らしを守る。その大きな責任を果たすため、これからも先頭に立って、為すべきことは決断していく。その決意であります。
終息への道のりは予断を許しません。険しく厳しい闘いが続いていく。そのことも覚悟しなければなりません。本当に大変な御苦労を国民の皆様にはおかけしますが、改めてお一人お一人の御協力を、深く深くお願いする次第であります。
しかし、私たちは必ず乗り越えることができる。そう確信しています。
最後となりましたが、ダイヤモンド・プリンセス号の現場対応を含め、先月以来、ウイルスとの闘いの最前線で頑張ってくださっている医療関係者の皆さんを始め、すべての関係者の皆さんの御努力に心より敬意を表するとともに、これからもこの闘いに御協力を賜りますようにお願いを申し上げる次第であります。
私からは以上であります。
引用元 安倍内閣総理大臣記者会見
まさに安倍総理の呼びかけに応え、この二週間は、小異を捨てて大同につき、隣人と協力し、コロナウイルスとの戦いに勝利しようではありませんか。
なお、新型コロナウイルスについては、厚労省のQ&Aが詳しいので参照されたい。
新型コロナウイルス感染症に関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html