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拡散希望!重要!日本政府の対応をめぐる5点のフェイクニュースとファクトチェック

日本の現状について、新型コロナウイルスの防疫に大失敗した、死の国家のようなイメージが英語圏で形成されている。

これはたった二時間弱しかダイヤモンドプリンセス船内にいなかった神戸大学教授の岩田健太郎氏のYouTube動画を根拠とする報道によるものだが、虚実ないまぜのデマである。

そこで、我々政治知新は、現状の医師たちの声明や国際機関の評価をもとに、日本政府の対応に関するファクトチェックを行った。

1.岩田健太郎氏は真実を発信した → 何も見ていないし、虚実ないまぜの内容を発信している。

神戸大学の岩田健太郎氏がYouTubeで正義に基づく告発を行ったとされている。しかし、岩田氏を招き入れた、沖縄県立中部病院の感染症の専門家&厚生労働省技術参与の高山義浩氏によれば、岩田氏の発言は、多くの事実誤認に基づく内容だという。

まず、岩田氏は、環境感染学会にも断られ、高山参与の好意で条件付きでDMATの一員として入った。しかしその条件である様々な約束を破った上で、現場の指揮系統を乱し、現場が混乱したことで、2時間弱で追い出された。しかも彼がいたのはラウンジだけだった。つまり、彼は船内の状況をロクに把握していないし、把握することは不可能であった。このことは全て高山参与が指摘している。

また、高山氏が指摘するように、岩田氏のアフリカのエボラや中国のSARSよりも怖かったという主張は個人の感想でしかない。また、高山氏の指摘によれば岩田氏の滞在したアフリカは、完全に防護された衛生的な病院内の話で、比べる対象でないとのこと。さらに感染症のプロがいないという発言も高山氏は否定している。

2.日本政府のダイヤモンドプリンセス対応は失敗した → WHOは日本政府のクルーズ船対応を高く評価している。早期下船させたイタリアでは大変な事態になっている。

ダイヤモンドプリンセス対応が失敗したとの見解があるが、これはフェイクニュースである。2月18日、世界保健機関(WHO)で緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏は、乗客乗員を船内で待機させた日本政府の措置について、乗客らが検査などを受けずに各国に散らばってしまうより「明らかに好ましかった」と評価した。

この評価の正しさはイタリア政府によって証明された。イタリアでは、日本政府と異なり、クルーズ船の乗客をわずか12時間で下船させたが、その後、イタリアでは感染爆発が起きている。現在の感染者は1000人をすでに超えている。我が国は現在250人程度。人口比で見たら著しく我が国は低い感染率だ。

3.日本は世界で最も流行している → 日本は世界第5位で、イランやイタリアよりも少ない。

英語圏メディアの報道では、日本が中国に次ぎ、韓国に並ぶ大流行が起きているかのような印象操作報道がある。しかし、3月1日、世界保健機関が公表したデータによれば、日本は世界第五位である。

中国(80026人)
韓国(3736人)
イタリア(1128人)
イラン(593人)
日本(239人)
シンガポール(102人)
フランス(100人)

中国に最も近い国でありながら、韓国の6%程度の患者数であり、遠隔地のイタリアやイランよりもはるかに少ない。データはないものの、いくつかの報道によれば、韓国と中国の中間に存在する北朝鮮内の患者数ははるかに大いと目される。その場合、日本は世界6位ということになる。

さらに言うと人口比で語る必要がある、上記のデータに人口比を加算しよう。

中国(80026人)/ 14億2700万 = 0.0056%
韓国(3736人)/ 5180万 = 0.0072%
イタリア(1128人)/ 6048万 = 0.0018%
イラン(593人)/ 8236万 = 0.0007%
日本(239人)/ 1億2700万 = 0.0002%
シンガポール(102人)/ 580万 = 0.0018%
フランス(100人)/ 6699万 = 0.0001%

おわかりいただけたであろうか?日本は感染率が人口比で見ると非常に少ない。トップはお隣の韓国である。韓国はすでに4000人を突破したので、もっとその感染率は高くなっている。

4.安倍総理は専門家を無視した後手後手の対応 → 英国に倣った、科学者ファーストの対応を行っている。

日本の安倍総理が専門家を無視した後手後手の対応を行っているとの印象に基づく報道も散見されるが、これもまたフェイクニュースである。武漢からの邦人救出を世界最速で行った一点だけでもそれを証明している。

安倍総理は、新型コロナウイルス専門家会議を招集し、日本最高峰の感染症研究者を結集した。これは参画した感染症の専門家である武藤香織東京大学教授医科学研究所教授によれば、英国の緊急時科学助言グループ(SAGE)に倣ったものであり、専門家の知見を内閣と国民に反映させるための画期的な取り組みである。

安倍総理は、この専門家会議の知見に基づき、「今後1~2週間が日本国内の感染拡大を防ぐ上での決戦」であると表明し、彼らの助言に基づく施策を矢継ぎ早に展開している、日本医師会の助言に基づき、イタリア政府などよりも早く学校の休校を実施している。

5.日本は新型コロナウイルス対応に失敗した → 決戦はこれからである

繰り返しになるが、いまだに日本の対応は手遅れという指摘がある。これは岩田健太郎氏の虚実ないまぜの内容から受けたダイヤモンドプリンセス一隻の印象を、全世界に拡大したものである。

世界保健機関のデータを見ればわかるように、日本は驚くほどコロナウイルスを封じ込めている。

そして、安倍総理と専門家会議が指摘したように、そして、今、日本政府は決戦に突入している。どうか、事実を虚心坦懐に受け止め、日本政府と国民の戦いを応援してほしい。

もしフェイクニュースによって、国内が動揺し、対応に失敗すれば、日本は感染蔓延国となり、それは世界を襲う。

どうか人類愛と当事者意識をもって、極東の果ての面白おかしい事象として扱うのでなく、自国の最前線の戦いとして日本の戦いを応援してほしい。


政治知新では、上記の内容を英語化、そして、どうにかして、世界に訴える予定である。みなさんの祖国愛に訴えるところ大である。

今や政府批判してばかり、しかも日本語しか発信できない百田尚樹や門田隆将のような評論家は役立たずどころか有害でしかない。彼らは自分の短期的な評判の為に祖国を売り渡したに等しい。

今まで通りにデマに基づく政府批判しかできないのも旧メディアだ。あのバズフィードでさえ、パニックを鎮めるべく、積極的な正しい情報提供で政府に協力している。一方、朝日新聞、毎日新聞、多くのテレビ、そして、野党はデマで自爆攻撃を繰り返している。

バズフィードにできて、日本を愛する国民ができないはずがない。どうか、この記事とこの後出る英語版を一人でも広くRTし、政府のコロナウイルスとの戦いに我々も参戦しようではないか。中国政府は、コロナウイルスとの戦いを人民防疫戦争と位置付けた。我々も国民防疫戦争として受け止めよう。

そして、来るべきコロナウイルスとの戦後に、勝利を皆で喜ぼう。

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