アベノミクスでフリーターが急減!!アベノミクスによる低失業率は世界最高水準!!さらに45歳以上のフリーターを救済するための施策も動き出した!
2月14日、総務省が発表した労働力調査の結果、フリーター人口が過去最低となっていることが判明した。まさにアベノミクスの成果が表れた格好だ。
一方、この成果では若年層の雇用改善が目立つ。そこで、政府は新たに45歳以上のフリーター・ニート助成を行うことを決めた。
フリーター数激減!5年連続で過去最低を記録!!
総務省が発表したデータによれば、フリーター人口は5年連続で過去最低を記録した。
総務省が14日に発表した労働力調査の詳細集計によるとフリーター人口は19年に138万人となり、5年連続で過去最低を更新した。
背景には就職率の改善がある。16~18年は高校・大学の卒業者のうち、卒業時に就職しなかったのは2万人強と、過去20年で最も低い水準だった。パーソル総合研究所の小林祐児主任研究員は「景気回復で正社員の間口が広がり、フリーターになる若者が減った」と指摘する。
背景には景気回復があり、まさにアベノミクスの成果だ。アベノミクスの成果の大きな一つと言えるだろう。
また、フリーター人口の減少は、景気回復の助けにもなる。個人消費を高めることにつながるからだ。
フリーターの減少は個人消費の面では朗報だ。全国消費実態調査で家庭の月間消費支出をみると、世帯主が正社員の世帯は32万3千円。パート・アルバイトの同25万6千円を上回る。内訳でも外食支出は67%、洋服への支出も74%、正社員のほうが多い。
フリーター急減により、個人消費への助けにもなるというわけだ。
また、同時に現在、我国の失業率は世界最低水準を維持している。
失業率の低さは世界最低水準!!
我国の失業率の低さは現在世界最低水準である。これは以下のデータからも明らかだ。
今年1月の完全失業率は2.4%と前月比の2.2%より若干高くなったが、それでも上記の図を見れば分かるように2018年時よりも低く、未だ世界最高水準を保っている。
もちろん、これらの課題もある。若年層の雇用が改善したということは中高年層の問題があるということだ。この点についても、政府は新たな施策を打ち出した。
フリーター・ニート就労へ助成を45歳未満から55歳未満に拡大!!
2月12日の日経新聞は、以下のように報じた。
厚生労働省はフリーターなど不安定な雇用にあるミドル層の就労支援を拡大する。これまで45歳未満としていた助成対象年齢を55歳未満に引き上げ、2019年度中にも申請を受け付け始める。
現在30歳代半ばから40歳代半ばの就職氷河期世代の正社員化を後押しするのに加え、健康なうちは働き続けたい人が増えていることに対応する。
今回見直すのは、企業がハローワークなどから紹介された対象者を原則3カ月雇った場合に助成する「トライアル雇用助成金」。仕事も通学も求職もしない「ニート」やフリーターなどについて、助成対象を45歳未満から55歳未満に引き上げる。総務省によると35~44歳で家事も通学もしていない「無業者」は19年時点で39万人にのぼる。
まさに今苦しんでいる就職氷河期世代、そして、リストラにあった中年層を助けるための「再チャレンジ施策」である。
決して、安倍総理がこの世代を見捨てていないということを示す根拠でもある。
今後のさらなるアベノミクスの施策に大きな期待がかかる。