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チェコの英字紙、ダイヤモンドプリンセス号に対する日本政府の対応を絶賛!一方、同号を見捨てた各国、そして、無責任かつ感染を放置した船会社を大批判!

東欧で最も影響力のある英字紙の衣鉢を継ぐプラハポストが、驚くべき記事を掲載した。ダイヤモンドプリンセス号に対する日本政府の対応を擁護、賞賛しつつ、同号に乗る自国民を見捨てた各国政府、そして、船内で感染が広がるままに任せ、日本政府に責任を押し付けた無責任な船会社を厳しく批判したのである。

その内容を抄訳してご紹介しよう。

「最善を尽くした日本政府」「航海中に既に船内でコロナウイルスは蔓延していた」と指摘!!

2020年3月8日、チェコの英字紙「プラハポスト」は、社説に類するものとして、「コロナウイルス ダイヤモンドプリンセスの大失態と政府の責任(The Coronavirus Diamond Princess Debacle and Government Responsibility)」と題する評論を掲載した。

そこでは日本政府の対応を最善を尽くしたと高く評価する一方で、既に日本到着以前に、すでに船内でコロナウイルスの集団感染があり、その対応に限界があったと指摘した。

1月25日に横浜に乗船し、香港で下船した中国人の乗客が、2月1日にコロナウイルス陽性だったということが判明しました。その男性は旅の初日からすでに咳をしていたのです。

日本国内の外国および地元メディア、医療専門家、日本の一部の批判者からの批判が高まる中、日本政府は乗客に対してウイルスの検査とウイルスの拡大防止対策を実施し、最善を尽くしました。そして、公衆の安全と健康のために検疫を課しました。

日本当局は、検疫の処理でミスがあった可能性があることは認めています。ただ国際的なルールが通常ありますが、ウイルスに感染したクルーズ船のような危機的状況には、前例や確立されたルールがありませんでした。

もう1つ、取りざたされていない問題点としては、船でのテストの最初の日に既に陽性であった10件です。検疫の2日後でした。 さらに10人の陽性の感染者が2日目に加わり、さらに20人が3日目に陽性と分かりました。これは、船がまだ航海中に感染が広がったということを示しています。

引用元 The Coronavirus Diamond Princess Debacle and Government Responsibility

まさにご指摘の通りである。わが国の対応に問題や限界があったのは事実だが、そもそも前例もルールもなく、構造が極めて複雑なクルーズ船を相手どらねばならなかったのである。その意味で、安倍政権とそのチームは最善を尽くしたと言える。

そして、さらに重要な指摘は、日本に寄港する以前に感染が蔓延していたと指摘していることだ。つまり、政府がどうこうする以前に、船内は手を付けられない状態になっていたのである。結果これは日本政府の対応の正しさを証明している。

もし玉川徹氏が主張するように乗客を開放していれば、国内では実際に実行したイタリアのように感染は国内で大拡大していたであろう。

その意味で、やはり安倍政権の判断は最善だったのだ。

なぜ日本政府だけが批判を受けるのか!日本政府は最善を尽くしたとメディアを批判!!

そして、プラハポスト紙は、日本政府だけが批判を受けることを非難する。

しかし、なぜ日本だけが非難を受けるのでしょうか? 確かに、船の封鎖は完璧ではありませんでしたが、日本政府が行った措置に対する感謝の言葉は、そこにいなかった批評家からも出ていました。

ダイヤモンドプリンセスの乗客と病院に入院した感染者たちは、日本の政府職員や医師が取ったその措置を認め、その対応に感謝しました。日本当局は、乗客の約半数と乗組員のほとんどが日本人ではないということもあり、公衆衛生と人道的善意する措置を怠っていませんでした。

引用元 The Coronavirus Diamond Princess Debacle and Government Responsibility

まさにその通りだ。多くの乗客が感謝していたことは事実である。

本当の責任は、各国政府と船会社にあったのに、すべてを日本政府に押しつけた!!

そして、プラハポスト紙は、果たすべき責任から逃げた各国政府や船会社を批判する。

この船は、イギリスのバミューダ島で登録されているカーニバルコーポレーションの子会社である会社のアメリカ所有のプリンセスクルーズの船です。

責任を回避することではありませんが、日本の海域にドッキングしたという事実は、必ずしも総理大臣 安倍晋三氏だけの責任ではありません。

グローバルなルールで言えば、クルーズ船は東京では外国企業になります。プリンセスクルーズの所有者、および米国と英国の政府もその責任を負い、それに応じて行動すべきだったのではないでしょうか。

引用元 The Coronavirus Diamond Princess Debacle and Government Responsibility

全くその通りだ。グローバルなルールに従えば、米英政府が責任を取るべきだったのだ。安倍政権を批判するならば、政権が、ルールを無視し人道を重視したことを批判するべきである。

また、プラハポスト紙は、船会社はプレスリリースを出した以外は仕事せず、愚かにもビュッフェ形式の食事を継続して、さらに船内での感染を拡大させたと批判した。

プリンセスクルーズは、みんなが気になっている乗船している人々の健康と安全であることを国民に保証するプレスリリースを出す以外に何をしたのでしょうか?

メディアは、船内で混乱した乗客や乗員たちを騒ぎ立て、報道しました。そのニュースの後、船の元乗客がウイルスに陽性であることが確認されました。船の責任者は、乗客を退屈させないために、船内でのビュッフェ式食事を継続することや社会活動を継続することを決定しました。

中には感染している乗組員もいましたが、(中略)マスクなどの感染予防のための装備もなく、乗客と一緒に寝て、食事をし、乗客にサービスを提供し続けました。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、安倍政権の努力を賞賛しているように見えますが、代替手段も提供することなく、日本政府の行動を軽視しています。

(中略)

英国政府は、この事件を批判したり賞賛したりするのではなく、この事件に関しては無言を貫いています。船上のイギリス人は自国の政府の応答の遅さに失望しました。

クルーの部屋は相部屋だ。

引用元 The Coronavirus Diamond Princess Debacle and Government Responsibility

ご指摘の通りである。こうした視点がまったく我国のメディアから出ず、遠くチェコの英字紙から出てくること自体が恥ずかしい。

日本国民も冷静な目で物事を判断しなければならない。軽々しく反政府メディアの偽情報や印象操作に騙されないようにしなければならない。

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