孫正義氏、PCR検査キットを100万単位で配布! → 池田信夫氏「日本をイタリアのように医療崩壊させる気か!?」 なお、イタリアでは大量の患者が発生し、老人は人工呼吸器を外すことに。ソーラー大災害を繰り返すな!!
東日本大震災時、「原発事故で日本が滅びる」というようなメッセージを出して、日本経済を破壊し、菅直人と結託してソーラー発電所で荒稼ぎし、ソーラー大災害を引き起こした孫正義氏の「前科」に新たな1ページが加わった。皆さんはご存知ないかもしれないが、これは大袈裟な話ではなく、真実である。
今回孫氏はPCR検査キットを100万単位で配布していくと宣言した。これに対し、経済学者の池田信夫氏が「日本をイタリアのように医療崩壊させる気か!?」と強い懸念を表明した。既に繰り返し述べているように、PCR検査を何も考えずにやったイタリアや韓国では、病院がパンクし、かえってコロナウイルスが蔓延し、大変な事態になっているのだ。
イタリアでは人工呼吸器が足りなくなり、60歳以上は使用対象外になるほどだ。玉川徹の扇動に騙されたとしか思えない、孫正義氏の大暴挙をしっかりと紹介しよう。
孫正義氏、PCR検査キットを100万単位で配布すると大暴言!!
3月10日、孫正義氏は不気味な投稿を行った。
久しぶりのツイートです。新型コロナウイルスの状況を心配しています。
— 孫正義 (@masason) March 10, 2020
そしてこんなことを言い出した。まずは、100万人、つまり、100万単位でPCR検査を配布すると大暴言したのだ。
新型コロナウイルスに不安のある方々に、簡易PCR検査の機会を無償で提供したい。まずは100万人分。申込方法等、これから準備。#コロナ検査有志
— 孫正義 (@masason) March 11, 2020
これに対し、経済学者で言論プラットフォーム「アゴラ」を主宰する池田信夫氏がもう批判を始めた。
これはまったくナンセンス。軽症患者が病院に殺到して、日本がイタリア化する。 https://t.co/OPka2cPafr
— 池田信夫 (@ikedanob) March 11, 2020
3・11のとき孫さんが「原発事故で日本が滅びる」みたいなメッセージを毎日ツイッターで出したことが、情報弱者(民主党政権を含む)に大きな影響を与え、日本経済をめちゃくちゃにした。今回はそれを阻止しなければならない。
— 池田信夫 (@ikedanob) March 11, 2020
100万人の検査費用は100億円程度で、国の予算で出せるが、病院のスタッフがパンクして、コロナ以外の患者がたくさん死ぬ。それが韓国とイタリアで起こったことだ。
— 池田信夫 (@ikedanob) March 11, 2020
まさに池田氏の主張の通りだ。PCR検査は大変な手間がかかる上に、的中率が低い。インフルエンザ検査のようなノリではできないのだ。
そして、それは軽症者や単なる軽い風邪や思い込んだだけの人間をコロナウイルス患者として、入院させることになり、医療崩壊につながるのだ。
孫正義氏の珍説を実行したイタリアや韓国ではどうなったか?
こういうPCR検査万能論を実行に移したのがイタリアや韓国だ。イタリアでは中国に次ぐ第二位の死者を出した。
イタリアでは、とうとう、60歳以上のお年寄りの呼吸器を外すことになってしまった。事実上の老人切り捨てで、若者を守ろうという悲惨な状態である。
イタリアの感染者数は9000人を超え、死者の数は中国に次ぐ世界第2位となっている。(中略)
9日、イタリアの保守系メディア『イル・ジョナーレ』に、「すべての患者に挿管はできない。60代以上は無理だ」というタイトルで、ミラノの医師のインタビューが掲載された。
(中略)
患者が多すぎて、すでに60代以上の患者には人工呼吸器さえ使えなくなっているというのだ。
韓国でも新型コロナ感染者が7755人を突破した上に、感染ペースが再び増加してしまった。(参考) もはや手を付けられず、病院もパンクし入院できない患者が続々となくなっている。
孫正義氏は、この国を韓国やイタリアのような地獄に叩き込みたいのか?地獄にしたい!と言われても仕方がない行動だ。
孫正義氏、見苦しい言い訳を展開!!政治学者から正論の説教をされる!!
慌てたのか、予期していたのか、孫正義氏は、以下のような言い訳を開始した。
本日厚労省を訪問しました。医療崩壊を起こさないよう連携しながらやっていきたい。#コロナ検査有志
— 孫正義 (@masason) March 11, 2020
医療崩壊しないよう、政府の軽症者自宅療養方針に賛成 https://t.co/54pRx0UriG
— 孫正義 (@masason) March 11, 2020
コロナウイルス検査のために病院を渡り歩き、感染を増やしてしまわないために自宅で検体採取できる仕組み。ゲイツ財団も似たような方式。#コロナ検査有志https://t.co/ZO7FnpZ4Cl
— 孫正義 (@masason) March 11, 2020
しかし、「コロナウイルス検査のために病院を渡り歩き、感染を増やしてしまう」ような事例が多く発生しているとは聞いたことがない。孫氏は根拠も示していない。不確定な事態を防ぐために、確実に起こりうる医療崩壊を引き起こすなどナンセンスだ。
しかも、医療崩壊しないよう、政府の軽症者自宅療養方針に賛成などと述べているが、意味不明だ。確度の低いPCR検査で偽陽性が多発すれば病院に殺到する。しかも、PCR検査は分析に非常に手間がかかり医療関係者がパンクする。
愚劣極まりないし、明らかに思い付きだ。
これには政治学者の竹中治堅氏もあきれ果て、正論で諭される始末。
何かなさりたいというお気持ちはありがたいです。しかし、餅は餅屋、日本はそこそこ抑制に成功しているので、専門家にお任せすればよろしいのではないでしょうか。それより、むしろ孫様のパワーで景気に何らかのお力添えを頂ければと。
— 竹中 治堅/ Takenaka (@westlinen) March 11, 2020
孫氏の考え違いは明らかだ。そう、本当に寄付したいのであれば、今この経済状況で困っている企業に無償貸与するとか贈与するとかすれば良い。自分のイメージアップや目立ってソフトバンクの株価を上げるために、くだらないことはしないでいただきたい。
孫正義氏は本当にろくでもないことばかりしている。東日本大震災時は私財の100億円を寄付すると言いながら、結局したことは40億円を、自分がトップを務め幹部はソフトバンク出身者の組織に拠出しただけだ。つまり寄付すると宣伝し、注目を集めた上で、やったことは自分の財布から自分の違う財布にお金を移しただけだ。本当に人間として最低の人物だ。
今回もそうした人気取りなのだろうが、あまりにも弊害が大きすぎる。孫正義氏の名誉のためにも、彼の暴挙を防がねばならない。孫氏とて、医療崩壊によって大量殺戮を引き起こしたA級戦犯の汚名など着たくはあるまい。