山尾の乱!!特措法をめぐって、「立憲民主党は、立憲主義でも民主主義でもない」と啖呵を切って離党(でも会派には残留)!!山本太郎と合流説も浮上!!いっそ仲良しの石破氏も付いて行っては?
3月18日、立憲民主党の石破茂元幹事長、ではなく、山尾志桜里衆議院議員は、これまで、執行部批判を繰り返してきたが、特措法をめぐる対立を契機に、ついに離党に踏み切った!
しかも、「立憲民主党は、立憲主義でも民主主義でもない」という趣旨の啖呵まで切ってというのだから穏やかではない。一方、山尾氏は野党統一会派には残留すると言っており、都合のいい話だ。
この政界の孤児となった山尾氏だが、週刊文春によれば、なんと「れいわ新選組」へ移籍する可能性も出てきているという。
山尾志桜里、ついに離党!!理由は立憲民主党への絶望!!これまでの謀反の歴史を見てみよう!!
3月18日、ガソリーヌこと不倫疑惑議員の山尾志桜里衆議院議員は離党届を提出した。これまで山尾氏はいくたびも反乱を企ててきたので、意外ではない。不倫騒動後おそらく目立つ方法がなくなったのでこんな手段に訴えたのだろう。
最初の動きは昨年春であった。
山尾志桜里議員とW不倫騒動で有名になった、政策顧問の倉持麟太郎氏が「枝野は小さい人間。お山の大将になりたいだけ。国民のことを考えていない」と上杉隆氏のネット番組で枝野代表を大批判したのだ。(参考)
その後も、山尾一派の批判は続いた。
2019年5月には、BSフジの「プライムニュース」で、枝野代表や辻元清美らに対して「プロ市民から卒業しろ」「憲法審査会に応じろ」と事実上の説教を行った。(参考) まあ説教の内容次第は正しいのだが、お前が言うかと言うレベルだ。また、同時期の週刊新潮では、党内の憲法論議担当者を自分から辻元清美議員へと変更したことで、山尾議員が不満を抱いていると報道された。
特措法に賛成した枝野・安住コンビを総攻撃する山尾議員!!
今年になると山尾氏の不満はさらに加速した。コロナウイルス対策のための特措法である。桜でバカ騒ぎしていたことで国民から冷たい視線を受けるようになったことにようやく気が付き、焦った枝野代表らは、とにもかくにも特措法に賛成することにしたのだ。
これに山尾議員はかみついた。
①新型コロナに対応するための特措法について枝野さんのツイート。
賛成から逆算しているせいなのか、かなり杜撰なので問題点を指摘します。もちろん今日12時からの会議でも発言しますが、時間がないし国会議員の腰がひけまくっているので、皆さんにまずシェアします。
— 山尾しおり (@ShioriYamao) March 9, 2020
時間切れを言い訳にされそうだったから先週時点で執行部に修正案提出してましたけど?
そして、与党に協力したご褒美としての附帯決議で手打ちしたいのは誰?立憲民主党はなにを守りたいの? https://t.co/qUIhxR8HZl— 山尾しおり (@ShioriYamao) March 10, 2020
コロナ特措法。代議士会で反対を表明してきました。
強大な私権制限に国会承認かけない「非立憲」法案。賛成ありきの国対政治に先祖返りした「非民主」的手続き。立憲民主党の議員として、「非民主」的手続きで賛成と決められた「非立憲」法案には反対です。https://t.co/N6ztolvb7y#コロナ特措法
— 山尾しおり (@ShioriYamao) March 12, 2020
たしかに指摘としては、山尾議員が正しい。平和安全法制がダメで、同じく伝家の宝刀である特措法が良いというのは筋が通らない。
しかし、政局のことと桜バカの失点回復しか頭にない枝野・安住コンビには、この声は届かなかったのである。
ついに離党!!ガソリーヌ&W不倫騒動の山尾議員ですら見放すほど腐敗した立憲民主党
かくして、山尾議員は離党に至った。本人は、「立憲民主党の執行部の考え方と齟齬が生じています。立憲主義と民主主義という大切な価値観で折り合えないまま、政党に所属して活動することは適切でないと思います。」と離党の理由を述べているが、要するに、立憲民主党には、立憲主義も民主主義も欠如していると指摘したのである。
ただ野党統一会派も同じように立憲主義も民主主義もないように見受けられるのだが。。。。
ガソリン代疑惑やらW不倫騒動やら巨大なベッドで埋められたホテルの部屋で酒を飲みながら政策論議をしたと言い張るなど、腐り切って問題だらけの山尾氏だが、その山尾氏ですら筋を通して離党するほどに立憲民主党は腐りきっているのである。
山本太郎と合流説も浮上!!いっそ仲良しの石破氏も付いて行っては?
ただし、山尾議員は立憲民主党を離党するが、野党統一会派には残留するという。わけがわからない中途半端な行動だ。
そして、この山尾議員の移籍先で急浮上しているのが、山本太郎代表率いる、れいわ新選組だ。3月18日発売の週刊文春によれば、永田町では山尾議員の一発逆転の秘策として、れいわ新選組への移籍がうわさされているという。どこが一発逆転なのかこれも理解に苦しむ。
というのは、特措法に反対したのは共産党とれいわ新選組だけであり、山尾議員も地元活動を放棄しているので連合からも公認を外せと言われる始末であり、ここは政策が一致するれいわ新選組に移籍し、比例から出馬するのが有利と山尾議員が考えるかもしれないというのである。
いかにもありそうな話だが、いっそのこと、いっそ仲良しの石破氏も付いて行って、れいわ新選組に入ってはいかがだろうか。