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週刊文春が報じた自殺した財務省職員、「森友問題は鴻池議員の陳情で起きた」と遺言!!そもそも問題は、官僚の過労にこそ根本の原因が!!野党はコロナ対策で忙しい官僚を、さらに追及チームで追い込むな!!

昨日の週刊文春が報じた公文書改ざん事件で自殺した財務省職員の遺書。安倍総理が鎮痛の思いで昨日述べたように、本当に痛ましく、文書改ざんは許されることではない。

しかし、これを政治利用する連中でいっぱいなのが現在の政局だ。反政権メディアは、あたかも安倍総理が直接指示したかのように印象操作し、野党は週刊誌や新聞を握りしめて、またもや追及チームを作った。

だが、肝心の遺書には安倍総理云々は、まったく出てこない。出てくるのは過労と佐川局長のパワハラに関してだけだ。

しかも、いまや我国だけでなく、全世界が一丸となって、コロナウイルスと戦っているのに、安倍総理のように死者を悼むことなく、対応で忙しい官僚をつるし上げることに血路を上げているのだ。すでに女性官僚の中には、過労で生理が止まり、妊娠できるかどうか不安だという声もでている。

週刊文春が報じた財務省職員の遺書!!すべては鴻池議員の陳情だったと告発!!

まずは、週刊文春の報じた遺書の中身を整理してみよう。

亡くなった、財務省職員の残した手記や奥さんの証言によれば、こうである。

パワハラ官僚である佐川理財局長とその部下の指示で、森友学園を厚遇したと取られる疑いのある部分を修正するように、休日出勤も強制されて、財務省職員は反対したのに文書を改ざんした。しかも佐川理財局長の指示に、部下が過剰反応し、どんどん改ざんするよう命令し、自分を追い込んでいった。

特捜部が捜査に来たことや希望した部署の異動がかなえられず、財務省職員の精神状態はさらに悪化し、「ぼくは検察にねらわれている」とおびえ、うつ病と診断された。しかも、検事が主治医に聴取は可能かと尋ねたところ、ドクターストップがかかったのに、検事は無視して20分も電話してしまう。検事がルールを破ったことも、これは大きな問題だ。

このころ、財務省職員は、「検察は恐ろしい。何を言っても思い通りの供述を取る。本省の指示なのに僕のせいにされる。僕は犯罪者や」と口走り、妄想まで口にするようになった。

そして、ついに自殺してしまい、刑事罰、懲戒処分を受けるべきものとして、佐川理財局長以下の理財局幹部、近畿財務局の上司の名を上げてしめくくる手記を残したのである。

そして、この手記では重大な事実も言及された。そのまま引用しよう。

「この事案は、当初から筋の悪い事案として、本省が当初から鴻池議員などの陳情を受け止めることから端を発し、本省主導の事案で、課長クラスの幹部レベルで議員等からの要望に応じたことが問題の発端です。

これはすべての構図を示している。

つまり、麻生派である故・鴻池議員が籠池夫婦の利益供与によって、近畿財務局に圧力をかけ、安く払い下げさせた。その後、それが問題となったが、財務大臣が鴻池議員の派閥のドンである麻生氏であったために、佐川局長以下が忖度し、その部下がさらに忖度し、野党やメディアや検察の追及に耐えかねた職員が自殺した。

全てはそういうことなのだ。つまり、安倍総理夫妻は全く関係ないのである。事実、財務職員が命を懸けて告発した手記には、鴻池議員や佐川局長は登場するが、安倍総理夫妻や麻生氏の名前はまったく出てこない。本当に恨んでいたのなら遺書に名前を書くだろう。

悲しく痛ましい事件だが、一方で、財務省内の官僚たちのありがちな不祥事ともいえる。これで総理や大臣が辞職するのなら、毎日政権交代だ。

そもそも問題は、官僚の過労にこそ根本の問題!!野党はコロナ対策で忙しい官僚を、さらに追及チームで追い込むな!!

しかし、この記事を書いた相澤記者やメディアは、必死に安倍総理が直接隠ぺい工作を指示したかのように印象操作し、攻撃している。嘘はいけない。

野党も同様だ。このコロナウイルスの猛威に世界中が一丸になって、G7でも結束を示したように戦おうとしているのに、野党は、立民・国民・社民・共産の合同検証チームをまたもや立ち上げた。

頭がおかしいとしか思えないし、政党支持率データを見ていないのだろうか?立憲主義、民主主義を掲げるならば、このデータを見て反省するはずなのだが、今の野党は、国民のことは全く考えていないことが、こうしたことでも簡単にわかる。

桜はどうなったのだと突っ込みたくなるが、彼らもまた安倍総理の直接指示によるものという妄想を現実化すべく必死の構えも見せている。

だが、手記をどこからどう読んでも安倍総理は無関係であり、これまで出てきた情報を大きく超える内容はない。

むしろ感じるのは、メディアや野党の追及が佐川局長を暴走させ、その暴走とメディアや野党の魔女裁判が財務省職員を追い詰めたことである。職員は繰り返し、批判を浴びることへの恐怖を口にしていたという。

しかも、野党らが悪質なのは、このコロナ対策のための緊急予算や財源ねん出や経済対策で多忙を極める財務官僚をリンチにかけようとしていることだ。そういう魔女狩り裁判のような態度が、一人の財務職員の精神を破壊し、自殺させる大きな背景になったと、まだ気が付かないのか。

事実、ある女性官僚は、野党などの質問通告の遅れやリンチのような合同ヒアリングやレクの要求などによって、ついに生理がしばしば止まり、妊娠できるかどうかわからないと嘆いている。

少しでも人間の心が残っているなら、こんなゲシュタポまがいの追及ごっこはやめて、官僚の働き方改革こそ、まず行うべきだ。官僚同士、そして、議員からの官僚へのパワハラの根絶こそ急務だ。

なぜ、財務省職員が死なねばならなかったのか。そして、二度とこのような悲劇を起こさないために何をすべきかメディアと野党は真剣に一度考え猛省するべきだ。そして立憲主義、民主主義という言葉を改めて考えるべきだ。今の野党の行動は全く立憲主義、民主主義に基づいていない。

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