新型コロナウイルスの緊急対応策第2弾!国民の生命と暮らしを守り抜く安倍総理の決意!
全世界的な感染拡大が続いている新型コロナウイルス。各国の対応を見ていると緊急事態宣言や、外出禁止令といった対応が多く見受けられる。
世界で感染者数が増加している中、安倍政権も緊急対応策を策定し、新型コロナウイルスの感染拡大防止策を講じている。
新型コロナウイルスへの緊急対応策の中身は??
3月10日に政府は、「新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策(第2弾)」を決定し、国民の生命と暮らしを守る姿勢を、より強固なものにした。
その中身は
1. 感染拡大防止策と医療体制の整備について
2. 学校休校に伴う支援策について
3. 雇用、資金繰りへの支援策について
4. 法改正と行政手続きの臨時措置について
この4つを柱にするものだ。
順番に第2弾の緊急対応策の中身を見ていこう。
1. 感染拡大防止策と医療体制の整備について
新型コロナウイルスの感染が確認されて以降、ドラッグストアやコンビニからマスクが姿を消し、今日に至るまで入手困難な状況が続いている。また、マスクの品薄状況を反映し、ネットで転売するものも現れていた。
そういった実情も踏まえ、感染拡大防止策、医療体制の整備が策定された。
マスク対策については、報道もされていたが、マスクの転売行為を禁止し、早期に通常の流通に戻ることを促した。そして、必要な機関にマスクが行き渡るようにするため、国が一括購入して、優先的に配布することにした。
検査体制については、1日の最大7000件程度までPCR検査の検査能力を拡大させるとともに、3月6日からは、PCR検査に保険適用した。
また感染拡大の防止のためには、クラスター対策が必要なため、クラスター対策の専門家を地方公共団体に派遣することによって、感染拡大の防止を図っている。
大分県は新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したとみられる大分医療センター(大分市)で院内感染が始まった時期を「1日以降」と明らかにした。調査に入った厚生労働省のクラスター対策班が特定した。
2. 学校休校に伴う支援策について
安倍総理が断腸の思いで決断した一斉休校の要請。これによって、有給休暇と別に職場を休まなければならなくなった保護者や事業者に対して、新たな助成金制度を創設することにした。
さらに、学校が休校になった児童の居場所を確保するために、放課後児童クラブ等を開けなくてはならなくなった場合、生じる追加経費について国が全額補助することにした。
3. 雇用、資金繰りへの支援策について
政府が実施している助成金制度、その中で雇用調整助成金というものがある。概要は次の通り。
景気の変動、産業構造の変化その他の経済上の理由により、事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、一時的な雇用調整(休業、教育訓練または出向)を実施することによって、従業員の雇用を維持した場合に助成されます。
引用元 雇用調整助成金
新型コロナウイルス対策として、この雇用調整助成金の特例措置を大幅に拡大することが決定した。
多大な影響を受けている観光業については、当面の対応として雇用調整助成金や資金繰り対策によって下支えする。
既存の制度を活用することにとどまらず、新しい制度の創設も決定している。新型コロナウイルス感染症特別貸付制度(融資枠は5000億円規模)を創設し、中小・小規模事業者への支援策を強化する。また個人事業主や売り上げが減少している中小・小規模事業者については実質無利子化の措置をとるとしている。
4. 法改正と行政手続きの臨時措置について
新型コロナウイルスは、未知のウイルスではないため、新型インフルエンザ等特措法の対象外であった。
しかし、そのままでは、法的根拠のない措置しか執ることができなかった。そこで安倍総理は野党にも協力を求め、改正新型インフルエンザ等特措法を成立させた。
このことによって、政府は法的根拠を持つ措置を執ることが可能になった。
また行政手続きについては、期間の延長等によって柔軟に対応することとし、不利益が発生しないように努めることになった。
上記が、新型コロナウイルスへの緊急対策第2弾だ。当然のことながら、緊急対策は第2弾で打ち止めではない。
安倍総理は緊急対策第3弾を準備している。
政府・与党は新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策を段階的に積み増す。これまで2回の緊急対応策は2019年度予算の予備費を財源に使った。20年度予算案の成立後は緊急経済対策のために補正予算案を編成する。対策ではまず同年度の予備費を使ったうえで、補正に盛り込んだ財源を回す。補正にあわせ税制改正など関連法案も整備する。
新型コロナウイルスの影響で、東京オリンピックも1年程度延期になった。
東京オリンピックを、人類が新型コロナウイルスに打ち勝った祭典とすべく、安倍総理の新型コロナウイルス対策に期待したい。これは昨日G20の首脳会議で承認され、声明にも入れ込まれた!
今後の緊急対策も急務だ。政権の次の施策に是非期待したい