森元総理、1年後の五輪の全貌を明らかに!よくぞ頑張った!そして、福島県に聖火安置を提案したのは、安倍総理だった!!
3月24日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が記者会見に応じた。そこでは五輪延期による大逆転に森会長が大きく貢献し、しかも、さらに楽しみな内容になったことが明らかとなった。
また、聖火を福島県に安置すべきとの案が、安倍総理による発案だったとも明らかにした。
五輪は規模拡大もありうる!猛暑を避ける可能性も示唆!!そして、7年かけて準備してきたことを1年で準備することの大変さを説明!!
まず、森会長は、五輪の規模拡大もありうること、そして、猛暑を避ける可能性を示唆した。
-1年程度延期し、大会規模は縮小するのか
要は名称は2020でありますから。どういう形になるか、それは膨れ上がるかもしれませんし、多少は縮小するかもしれませんし。これから議論していくことになるんじゃないでしょうか。
(中略)
-暑い夏を避けて、夏より前の時期の開催も検討対象になるか
結果としてそういうことがあるかもしれませんけれども、おおむね夏をメドに。ですが、これはこれからのスケジュール、国際大会等々いろいろございますね、そういうものを調整していけば、おのずとどういう範囲の中に入るかということ。これからです。いずれにしましても。
(中略)
結果としてものすごい真夏が避けられれば、こんなハッピーなことはないんじゃないですか。
規模の拡大や縮小もありうる、そして、猛暑を避ける可能性もあると示唆した。
重要なのは、規模の拡大や縮小とはいっても、五輪の規模は7年かけて決定し、整えてきたものだ。これを新たに1年で準備する大変さは並大抵のことではない。
聖火の福島県安置を提案したのは、安倍総理!!福島県知事が感激!!
聖火の福島県安置を提案したのが安倍総理だったことも森会長は明らかにした。
-聖火リレーがなくても26日に福島へ行くか。聖火の保管・展示の方法は
(中略)
(聖火の保管場所)これはあの、難しい問題がありましてね、だけど今もう正直申し上げて、これは福島県に置いておきましょうということはですね、安倍さんのご提案なんです。総理からの。会談が終わりましてから、われわれと話をしている中で、福島に置いてあげたらいいんじゃないということで。そういうことになりましたので。私から内堀知事にお電話しまして。そのように申し上げましたら、大変喜んでおられました。ですからまず当面、福島に置くということになるんでしょう。
安倍総理は福島をたびたび訪問し、勇気づけている。
しかも、安倍総理のこの提案に福島県知事が感激していたという。確かに、聖火が安置されることは名誉なことであるし、復興のシンボルになる。展示次第では観光名所にもなるだろう。
コロナに勝利して、五輪を祝おうと森会長のメッセージ
また、森会長は、来年までにコロナウイルスに勝利することが重要だとの認識を示した。
-来年の夏を期限とするのか、来年の今頃、新型コロナウイルスの感染拡大が終息していなければ、さらにそれ以降の開催も可能か
来年のその頃までにこのコロナウイルスが解決でき得ない、もしそういう世界だったら…日本だけの話じゃないですからねこれは。われわれも一番の心配のもとなんです。今ヨーロッパでああいう状況になっていく。これから南米、あるいはアフリカという風に、南半球にいった場合にどうなるのかと考えたら、そしたら何もできないじゃないですか。
皆さんの生活も国民の皆さんが今、耐えに耐えておられる。これをこれからずーっと我慢してもらうんですか? そしたら地球、人間社会ってなくなるんじゃないですか。また人間はそんなことまで英知が出てこないとは思わないです。科学技術がこれだけあって、世界中に多くの科学者がいて、そして医療、薬学、いろんなものが進歩している中でですね、これに期待するしかないんじゃないでしょうか。
私自身がね、もう駄目だと言われたガンが、新薬で助かったんですよ。本当は今頃ここにいないんですよ、ここには。2015年にお医者さんからダメだよと言われたんだ。だけどまさかと思ってた新薬で私は生かしてもらってんですよ。やっぱりそういうことに期待しようじゃありませんか。そうじゃなきゃ世界は救われませんよ。もし駄目だったらまた延ばすんですかなんて、私はそういうことに対してお答えする義務はないと思ってます。
最後にまさに政治家らしい希望と国民への配慮を述べている。老いてなお、素晴らしい姿勢だ。
老いた駿馬は飼桶につながれていても千里を走る気持に変わりはないし、志のある人は歳をとってもはやる心は抑えられないとは、まさにこのこと。
一方で、森会長の指摘は重大だ。たしかに、こういった自粛が1年も続けば人心は荒む。
だからこそ、今は安倍政権に挙国一致で協力することが重要なのだ。
今回、森会長が、このお歳にもかかわらず、至極しっかりと力強く明確にご説明されていたことに今回は最大限の感謝の意を表すと共に、敬意を払いたい。