国民民主党・岡本充功議員「今も選挙区のニーズを聞くために地元に帰るんです!でも先月の夫人の参拝はダメ!」 → 安倍総理「今はダメ!自民党議員は電話でやりとりしている!」そして、岡本議員は政治資金問題の説明を!!
4月17日、国民民主党の岡本充功議員は、衆議院厚生労働委員会で昭恵夫人に関する週刊誌ネタを質問した。しかも、その席で彼は、地元の愛知に選挙区のニーズを把握する為に帰っていると自白してしまったのだ。お笑いだ。
安倍総理からは、「今はダメだ!我が自民党議員には電話でやり取りするようにお願いしている」とたしなめられる始末。まったく自分の行動が感染拡大につながりかねないという自覚がないのに、一か月も前の昭恵夫人は批判していたのである。
そもそも、岡本議員は政治資金問題の説明責任も果たしていない。
国民民主党・岡本充功議員、安倍総理に説教しようとして、逆に自らの無謀な行動を安倍総理に怒られてしまう
4月14日、国民民主党・岡本充功議員は、週刊文春が報じた、昭恵夫人による3月14日の大分の神社参拝問題を、よりにもよって、衆議院厚生労働委員会で質問したのである。
正直、奔放な総理夫人の一ヶ月も前の変な人物のスピリチュアルツアーなどどうでもよい。それも東京都が週末の外出自粛要請を行う前である。正直、どうでもいい問題であり、ワイドショーが扱うべき問題であって、衆議院厚生労働委員会で扱うべき問題ではない。それも億単位の国会運営費を使ってである。
しかも、以下の動画にあるように、岡本議員のいちゃもんは、結果的に岡本議員の犯罪的行為を自白するに至ったのである。
【私は地元に帰る】国民民主党・岡本充功「地元に帰ってますよ。選挙区のニーズを聞くことが仕事だから、そりゃ行くんです」安倍晋三総理大臣「例えば地元に帰って意見を行くのであれば自民党においては地元に帰らず電話で聞くことを徹底している。本人が動くことは自粛してる」
地元に帰る気満々かよ pic.twitter.com/vYBSNX5dh4— Mi2 (@mi2_yes) April 17, 2020
文字起こししながら突っ込んでみよう。
岡本議員「いや我々は地元に帰る。私も帰ってますよ!そりゃ帰るけれど、それは仕事と、選挙区のニーズを聞いてくるという我々の仕事だから、そりゃ行くんです!」
ひどい開き直りだ。今時、電話でもスカイプでもZOOMでもメールでもいくらでも有権者とやりとりできるにもかかわらず、だ。もし愛知に移動する岡本議員や秘書が感染していたらどうなるのか。
有権者と次々会うことでクラスターが形成されたらどうするのか。しかも夫人は一か月前、岡本議員は今も将来もである。しかも国会議員とすると地元で会う人数も桁違いのはずだ。
岡本議員「ただね、今の話で大分に行くとなると、ちょっと違うのかな。ましてや三密のところっていうのは違ったのかなぁっていう気がします。そこでね、外でアクティビティしたってのは、また別だと思いますよ。」
さすがに岡本議員も自覚したのだろう。「ちょっと違うかな」「かなぁ」「気がします」急に弱気になった。これでは全く問題がないことになり、むしろ、岡本議員の行動の方が問題になる。どうした、岡本先生・・・
岡本議員「ただ、三密の状況を作るなと言いながら、やったということは問題があったと。結果として、三密ができちゃったということに問題があったという認識を総理はお持ちですか?」
急に結論部分で力強くなる岡本議員。
さて、安倍総理は、これにどう返したのか。
安倍総理「いわば、神社の参拝は密閉ではないわけでありまして。三密ではない。その時と今はフェイズは変わっていますから、今は不要不急の外出は行うべきではありません。
例えば地元に帰って意見を聞くのであれば、例えば我が党においては電話においてですね、地元に帰らずに、地域の皆さんの意見を聞いてくださいということを徹底しているわけです。議員本人が動くということも自粛をしていただいている。そういうことについてもご協力いただきたい」
かわいそうに岡本議員は、安倍総理の正論に逆に論破されてしまったのである。しかしこの論破も全くメディアは報道しない。こうしたメディアもクズだ。
一か月前の緊急事態宣言や自粛要請前の飛び込みの夫人の神社参拝と、現在も今後もやる気満々の国会議員と秘書の、地元愛知県と東京の往復はどっちが問題かは明らかだ。むしろ、岡本議員の行動は感染拡大をもたらしかねない犯罪的行為ですらある。
ちゃんと自民党を見習って国民民主党も自粛してほしい。直接会わねばなどと原始人のような言い訳などはしないでほしいものだ。
しかも、この岡本議員は、政治資金でも問題を抱えていたのである。
国民・岡本充功議員“不可解な会計処理”大阪の高級ホテルでも 16年の収支報告書にも疑義
2月16日、夕刊フジは岡本議員の政治資金問題を報じた。
国民民主党の岡本充功(みつのり)衆院議員(48、比例東海)が代表を務めた政党支部が不可解な会計処理をしていた問題で、2015年に続き、翌16年の政治資金収支報告書にも疑問が浮上した。
JR大阪駅に近い高級ホテル「ヒルトン大阪」の宿泊代として、同じ日付の「1万円以下」の少額領収書が4枚も存在するのだ。岡本氏はどう説明するのか。
夕刊フジは14日発行で、岡本氏が代表だった政党支部に、浜松市の高級ホテルの宿泊代として、同じ日付で、同じ部屋(=デラックスツイン、1泊1人4万2350円から)の「1万円」の領収書が10枚も存在することを報じた。
政治資金規正法では「1万円以下」の支出は収支報告書に詳細を記載する義務はなく、分割して隠した疑いがある。
酷似する処理が、岡本氏が16年に代表だった政治団体「民進党愛知県第9区総支部」でも行われていた。
岡本事務所は一連の会計処理について、「『総支部』名で会計処理しなかった点を含め、適正ではなかったものは見直し、修正する」と夕刊フジに語り、夕刊フジは「有権者は、これで納得できるだろうか。」と投げかけたが、まさにその通りだ。
不要不急の地元帰りの前に、この問題を国会でしっかりと説明してほしいものだ。