コロナに便乗し、都知事選の準備開始?!緊急対策の75%の広告費により頻繁に登場する小池百合子氏!しかも、小池都知事は、自分が出演しない場合はCMを拒否と文春報道!小池さん、ちゃんとコロナ対策に専念してください!!
連日流れていた小池百合子東京都知事の新型コロナウイルス啓発CM。このCMに多くの人が疑問をもったに違いない。そして残念ながらその感覚は正しいのである。
そして、当然ながら、このCMの原資は税金だ。そしてその制作にはもちろん、放映にもお金がかかっている。そして、それは東京都の緊急対策費12億円の内の9億円という75%をも使用したものだった。
小池氏のテレビCMに消えた9億円もの税金!
今年は都知事選挙(6月18日告示)が控えており、候補者になる予定の者のCMを長々と流し続けて良い訳がない。
そんな中、週刊文春が、小池氏がCMに予算を使用することに対して出した“条件”を報じた。
テレビCMに小池氏が出演する必要性があるのか。また小池氏は、ほぼ毎日LIVEで、新型コロナウイルスの情報を自ら発信している。新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、自身のメディア露出を加速させている。
選挙前に、自身が出演するCMを流すのは事前運動と見られても仕方ない。
週刊文春によると、これらの映像には、プロのスタッフが関わっているという。
このようなCMを民放は、なぜ垂れ流し続けるのか。民放各社が加盟する民放連では、放送基準を定めており、その第2章は「法と政治」と規定されている。
民放連の定める放送基準の12条を見てもらいたい。事前運動の疑いがあるものについては、取り扱わないとしている。
それにも関わらず、小池氏がCMに出演するには理由があった。
この点に関して、週刊文春によると、テレビ局側はCMについて、小池氏が出演しない形での政策を打診したが、東京都側が、この形を頑なに認めない状況のようだ。
認めないという時点で、CMの制作には、条件が付されたものと考えるのが相応。つまりCM制作の条件は、「小池氏」の出演ということになるのではないか。
国民、都民の税金を利用して、自らのパフォーマンスに躍起な政治家、それが小池氏だ。
新型コロナウイルスを“利用”したCMに批判の声が上がっている
連日、小池氏のCMが流れ、うんざりした人も多かった。
「東京都知事の小池百合子です」-。新型コロナウイルス感染拡大に伴う都の外出自粛要請で、小池知事が報道だけでなく、テレビCMや街頭ビジョンに毎日登場している。知名度を生かして自粛効果を目いっぱい高めたいという都の取り組みだが、7月に都知事選を控えるだけに、都民からは「出過ぎでは」との声も上がる。
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「どれだけ感染減につながったかの数値的な評価は難しいが、少しでも効果につながれば」と都の担当者。ラジオCM、新聞広告やYouTubeでの毎日の動画配信なども含め、広報の費用は総額で十四億円をかける見通しだ。
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このような小池氏の演出に対しての批判は、街角だけではなく、当然ネット上でも見受けられている。
東京五輪・パラリンピックの延期が決まるまで、ろくな新型コロナウイルス対策を講じてこなかった小池氏。
ここにきて、「やってる」感を出すのに必死だ。
「やってる」感を出すために、展開される小池劇場新型コロナウイルス編。その「演出費用」を国民・都民からの税金で捻出している。
そのような政治屋が、日本の首都の知事にふさわしいかどうかは言を俟たない。
先の総選挙を思い出していただきたい。総選挙という場面でも、小池劇場を開演した小池氏だ。新型コロナウイルスも、自らのパフォーマンスに利用することは容易に想像できる。
小池氏のパフォーマンスに騙されることなく、彼女が何も出来ていないことを冷静に見極める必要がある。
そして、小池都知事には、お願いだからパフォーマンスではなく、中身のあるコロナ対策の実行こそお願いしたい。