営業を続ける一部パチンコ店の店名公表には消極的な小池都知事が、自粛協力店を公表!?順序が逆!その目的は都知事選か?
緊急事態宣言が発出されている中、自治体が出す休業要請に、多くの店舗が従い、新型コロナウイルスと闘っている。そんな中、一部のパチンコ店が営業を続けており、集団感染の危険性が指摘されている。
営業を続ける一部のパチンコ店については、多くの自治体が対応に苦慮しながらも、店名の公表に踏み切り、感染拡大防止に向けた対応を取っている。
しかし、小池百合子氏がトップに立つ東京都では、店名を公表に及び腰だ。
パチンコ店店名公表に及び腰な小池氏
各自治体が、懸命に新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、営業を続ける一部のパチンコ店の店名を公表している。
しかし、小池氏は、店名公表に対して及び腰であり、また全店休業を発表したものの、一部のパチンコ店が営業していることも先日明らかになった。
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都はこれまでに営業を続けていることを確認していた22店について、28日午前中、すべて休業していることを確認したとして、店名の公表を見送りました。
しかし都によりますと「営業を続けている店がある」といった情報が寄せられ現地調査を行った結果、午後5時時点で4店で営業していることが分かり、その場で休業を要請しました。
都は、要請に応じない場合は今後店名を公表することにしています。
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そして、この小池氏のぬるい対応を見てか、営業を再開した店舗がある。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都が休業を要請している都内のパチンコ店のうち、7日時点で24店舗が営業を再開したことが都の調査でわかった。
都は都内に約780店あるパチンコ店に対し、今月31日まで休業を続けるよう求めている。4月30日以降、営業する店は確認されていなかったが、7日に一部の店が営業を始めたことがわかったという。都は8日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法45条に基づき、各店に公表を事前通告する予定で、その後も休業しない店については9日にも名称を公表する。
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緊急事態宣言の期間が延長されたにも関わらず、営業を再開した一部のパチンコ店。小池氏が店名公表を見送ったことも、営業再開の一因だ。
そして小池氏は、自粛要請に従わなかったパチンコ店の店名公表に、及び腰だったくせに、自粛要請に協力した店舗名の公表に積極的のようだ。
協力店の店名を公表!?目的は票ですか??
後手後手の対応に終始している小池氏。そんな小池氏が自粛要請に従った店舗名を公表する意向のようだ。
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小池知事は「拡大の防止に協力いただいて、(新型コロナウイルスの感染防止に協力した事業者に都が支払う)協力金を申請された方々には、『ありがとうございますキャンペーン』でだーっと屋号をホームページに載せて感謝の念を評そうと思っている」と語った。
協力金を申請した店舗の名前を公表するようだが、順序が違うのではないか。
今すべきことは、新型コロナウイルスの集団感染の危険性が指摘されながらも、営業を続ける一部のパチンコ店への対応だ。
自粛要請に従わないパチンコ店の店名公表には、及び腰であるにも関わらず、協力店の店名公表に積極的な小池氏。
協力してくれた店舗名を公表することで、都知事選の得票を見込んでいるのか。公表されなかった店舗からの感謝も獲得できるだろう。本当にせこい戦法だ。
新型コロナウイルスの対応の後手後手さに加え、やるべきことの順序も分かっていない小池氏の頭の中は、早くも都知事選一色のようだ。
緊急時の対応もろくにできない知事など、「不要」以外の何物でもない。早く都庁、そして政界からも去って頂きたい。