まるで蓮舫氏!!きちんと説明されない小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑!!
都知事選に向けて加速する小池劇場。その劇場の主演・脚本を担っている小池百合子東京都知事。そんな小池氏には、説明すべき長年の疑惑がある。それが学歴詐称疑惑だ。
カイロ大卒業に数々の疑惑
これまで度々取り上げられてきた小池氏の学歴詐称疑惑。小池氏は、自身にかかった疑惑に対して、積極的な説明を果たしてこなかった。
小池氏が、仕方なく、見せた卒業証明書等の書類について、更なる疑惑が報じられている。
カイロ大学の卒業証明書は、学部や発行年度によって署名者、スタンプ、用紙の形が少しずつ違っている。署名者は、1つの卒業証明書に3~5人で(中略)アミード・ル・クッリーヤ(学部長)などのサインがあるものが多い。
また収入印紙が貼られ、大学の総合管理部(アル・イダーラト・ル・アーンマ)や学部のスタンプが、収入印紙の割り印を含め、1~5カ所に押されている。用紙は正方形に近いものもあるが、縦長の長方形が多い。
小池氏の卒業証明書はスクリーンショットで見る限り、証明書として通用しない代物である。なぜなら、最重要要件である大学のスタンプの印影がいずれも判読不明だからだ。
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不鮮明な印影をもって、証明したつもりなのだろうが、それは一般常識的に通じるわけがない。
更に、小池氏の卒業証明書等には、アラビア語の不正確さも指摘されている。
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第1に、小池氏の卒業証明書の文章が男性形で書かれていることだ。すなわち敬称に「サイイダ」(Ms.)ではなくサイイド(Mr.)が、生年月日を示す「生まれ」にも「マウルーダ(女性形)」ではなく「マウルード(男性形)」が、学位を「取得した」という語にも「ハサルト(女性形)」ではなく「ハサラ(男性形)」が、「(~の)求め」にも「タラブハー(彼女の求め)」ではなく「タラブフ(彼の求め)」と、すべて男性形で書かれている。
アラビア語では書類に男女の別を記載しなくても、語形でそれが分かるのである。他の卒業証明書でこのような性別の不一致があるものは1枚もなく、2通ある女性のものもきちんと女性形で書かれている。
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卒業証明書等をもって、学歴詐称疑惑に終止符を打ったつもりの小池氏であるが、逆に疑惑を深めたようだ。しかも、この学歴は小池氏のデビューのきっかけとなり、現在でもアラブ専門家を自称する根拠の極めて重要なものだ。
パフォーマンスに関しては、常に歯切れの良い小池氏だが、この疑惑に関しては口が重い。
小池氏の学歴詐称疑惑を都議会が追及!
小池氏が、一向に説明しない学歴詐称疑惑。そんな学歴詐称疑惑が、都議会の場でも追及されていた。
3月12日に開かれた都議会予算特別委員会で、田村利光議員が、次の質問をしている。
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小池知事ご自身も、都知事選に出馬されたときに、マスコミの質問に対し、卒業証書を直ちに公開すると回答されています。
ところが、知事の任期が最終年度を迎える現在、私どもの知る限りでは、知事は卒業証書を公開されていません。なぜ公開されないのか理由を聞かせてください。
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この質問について小池氏は、「すでに提示をしているため、新たに公表する予定はない」と発言をした。
不鮮明な卒業証明書等を提示し、それで逃げ切る覚悟のようだ。それ以降のやり取りでも、卒業証明書等の提示を頑なに拒否していた。まるで蓮舫議員の二重国籍騒動のようだ。
都議会で、小池氏の学歴詐称疑惑を追及した田村議員は、「私は、卒業証書の公開によって知事の汚名が返上されると思っています。」と述べている。
まさに正論だ。自身に降りかかった学歴詐称疑惑は、卒業証明書等を鮮明な形で提示すれば、すぐに晴れる疑惑だ。
新型コロナウイルスへの対応では、生き生きとパフォーマンスを行っている小池氏。しかし、自身の疑惑、それも簡単に晴れる疑惑について、説明する気は毛頭ない様子だ。
疑惑について、何一つ説明責任を果たさない小池氏の姿勢は、行政の責任者としてあるまじきものだ。
都民・有権者には、新型コロナウイルスへの対応のみではなく、小池都政の総括として、都知事選では審判を下してもらいたい。