• HOME
  • その他 , 政治ニュース
  • 小池知事、自民党本部を訪問した理由は選挙か!?新型コロナウイルス対策は二の次!自分の選挙ファースト!!

小池知事、自民党本部を訪問した理由は選挙か!?新型コロナウイルス対策は二の次!自分の選挙ファースト!!

新型コロナウイルス対策に乗じ、選挙的活動に余念がない東京都知事の小池百合子氏。そんな小池氏は、都知事選を睨んで、総理官邸ではなく、袂を分かった相手である自民党本部を訪問して見せた。

訪問の目的は、臨時交付金の増額だった。

かつての宿敵、自民党本部を訪問

新型コロナウイルス対策で、官邸に頻繁に行き、官邸の発表に先立って自らが発表をすることによって、「決断できるリーダー」、「強いリーダー」という虚像を構築しようと努力してきた小池氏。

しかし、今回の自民党本部訪問は、お金の無心だった。

東京都の小池百合子知事は14日、自民党本部で二階俊博幹事長と会談し、新型コロナウイルス感染症対策で、地方創生臨時交付金を東京など大都市に重点配分することや、家賃支援の充実を要望した。小池氏は「日本経済の要を維持発展させるという大目的と手段の整合性を付けてもらいたい」と述べた。

引用元 臨時交付金の増額を 小池都知事

自民党本部を訪問し、新型コロナウイルス感染症対策の要望を伝えたようだ。しかし、従前は官邸を訪問するか、西村担当相に、新型コロナウイルス対策の要望を伝えていたはずだ。

東京都のことを第一に考えての行動と思いきや、二階氏以外に会った人物を見れば、都民ファーストではなく、選挙のための小池ファーストであることがよくわかる。

任期満了に伴う東京都知事選の告示(6月18日)が約1カ月後に迫る中、小池百合子知事の動きが活発になってきた。与党幹部の元に足しげく通い、目指すとされる再選に向け着々と足元を固めている。新型コロナウイルス対応への世論の評価も高く、主要政党の対抗馬擁立も難しい状況だ。対立する自民党都連は来年の都議選に危機感を募らせる。

(略)

小池氏は14日、自民党の二階俊博幹事長との面会後、記者団にこう強調した。小池氏は、二階氏に先立ち、岸田文雄政調会長とも面会。13日には公明党本部で山口那津男代表とも会い、意見を交わした。

自公幹部への訪問は、表向きは新型コロナ対応のための地方創生臨時交付金の東京など大都市への重点配分や家賃支援拡充の要望としているが、都知事選への協力要請を意識した行動ともみられる。

(略)

引用元 都知事選まで1カ月 小池知事、足場固め着々 自民は都議選に危機感

岸田政調会長に会い、前日には、公明党の山口代表に会っている。小池氏は、新型コロナウイルス対策にかこつけて、都知事選の準備を着々と進めている。

小池氏のパフォーマンスが効いた!?自民党が独自候補の擁立を断念

東京五輪・パラリンピックの延期が決定してから、小池氏は、後手後手の印象を払拭するために、パフォーマンスに明け暮れてきた。

その成果が一つの形となって表れた。それが都知事選での自民党独自候補擁立の断念だ。

自民党は15日、東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)について、独自候補の擁立を断念する方針を固めた。党関係者によると、小池百合子知事の再選に向け支援する方向だという。新型コロナウイルスへの対応で小池氏の評価が上がる中、政権与党として小池氏との対立を避けた形となった。

引用元 自民、都知事選候補擁立を断念

1期目の小池都政は、何一つとして、「レガシー」を残していない。それどころか前回の都知事選で掲げた公約の大半が不達成だ。

まともに選挙に挑めば、危うかった小池氏が、必死の思いでパフォーマンスをした結果、自民党が独自候補者の擁立を断念した。

新型コロナウイルス対策の効果が明らかになる前に、自身の選挙的活動効果が明らかになった。

小池氏は、安心しているのだろうが、国民・都民の「気のゆるみ」を散々指摘してきた小池氏だ。ここで気をゆるめてパフォーマンスを緩めることはないだろう。

都民・有権者の皆様には、レガシーがゼロの小池都政について、適切な審判を下してもらいたい。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします!