日本メディア「京アニ放火事件の犠牲者は実名報道、木村花さんについては、遺族の意向を無視して詳細に報道、でも黒川氏と賭け麻雀した記者の名前も役職も非公開!」という素晴らしいダブルスタンダード!
黒川氏の賭け麻雀問題で、メディアの皆さんが必死に隠しているのが、黒川氏と緊急事態宣言中にもかかわらず、御法度の3密でそれも賭け麻雀をやっていたことである。
しかも裏で検察とメディアがグル、つるんでいることも明確になったのである。これは本当に恐ろしいことだ。
しかし、メディアの皆さんは、京都アニメーション放火事件での犠牲者に対しては実名報道にこだわり、木村花さんの遺書は遺族の意向を無視して詳細に報道し、黒川氏と賭け麻雀に及んだ産経と朝日の記者については、大手メディアはどこも報道していないのだ。
京都アニメーション放火事件の犠牲者の実名報道にこだわったメディア
痛ましい放火事件の直後、京都アニメーションは遺族のプライバシー保護のために実名報道を控えるよう要請した。遺族の中にも実名報道を了承した方もいれば、拒否した方もいた。
しかし、朝日新聞を始め多くのメディアは実名報道にこだわったのである。
朝日新聞は事件報道に際して実名で報じることを原則としています。犠牲者の方々のプライバシーに配慮しながらも、お一人お一人の尊い命が奪われた重い現実を共有するためには、実名による報道が必要だと考えています。
—朝日新聞(2019年8月28日朝刊1面)
毎日新聞は、事件や事故の犠牲者について実名での報道を原則としています。亡くなった方々の氏名を含め正確な事実を報じることが、事件の全貌を社会が共有するための出発点として必要だと考えます。遺族の皆様への取材に関しては、そのご意向に十分配慮し、節度を守ります。
—毎日新聞(2019年8月28日朝刊1面)
(一部抜粋)産経新聞は不条理な形で肉親を奪われた遺族の悲嘆を深く受け止めます。一方で性別と年齢だけでは失った存在の大きさを伝えられません。優れた作品を世に送り出した一人一人が刻んだ人生を実名によって伝えることこそが、悲しみを社会で共有し、卑劣な犯罪を検証して、再発防止につながる道になると考えます。
—産経新聞(2019年8月28日朝刊28面)
木村花さんについては、遺族の意向を無視して詳細に報道
また、木村花さんの痛ましい悲劇について、遺族で母親の木村響子さんは、メディアが約束を守ってくれないと嘆いている。
母で元女子プロレスラーだった木村響子さんは26日にツイッターを更新。「連鎖を生まないために、花のプライバシーを守るために触れないでほしいと泣いて頼んだ結果がこれですか。誰も信用できない。弔う時間をください」と訴えた。
引用元 亡き木村花さんの母が「花のプライバシーを守るために触れないでほしいと泣いて頼んだ結果がこれですか」と切実に訴えた”報道二次被害”…問われるメディアの品位と倫理
連鎖を生んでほしくないという悲痛な遺族の声を無視してまで報道する意味があったのだろうか。
でも「黒川氏と賭け麻雀した記者の名前も役職も非公開!」という素晴らしいダブルスタンダード!
しかし、なぜか、黒川氏と賭け麻雀をした記者の名前も役職も非公表なのである。週刊文春は、朝日記者を経営企画室所属の元検察担当記者と報じたが、それ以上は不明だ。
これは片手落ちではないか。
田中稔氏は、以下のように語るが、実際の参加者は真偽不明だ。
自宅に黒川を呼んで雀卓を囲むなんて、産経「大竹直樹」も大胆なことやるね。朝日の「大島大輔」、産経の「河合龍一」も、たいしたタマだよ。
大竹記者は以前から知っている。秋山直紀事件の時によく私のもとに取材に来たなあ。
#黒川検事長の懲戒免職を求めます— ジャーナリスト 田中稔 (@minorucchu) May 20, 2020
速やかに各社は公開すべきだ。