文在寅大統領、赤っ恥!慰安婦団体の内ゲバで、慰安婦合意の10億円を当事者に知らせていなかった!?
日韓関係を史上最悪にした大統領として、歴史に名を刻むことが、ほぼ確定した文在寅大統領。そんな文大統領のとった強硬姿勢の1つが慰安婦合意の反故、無視だ。
日韓の慰安婦問題を最終的かつ不可逆的な解決を確認した日本政府と韓国政府の合意。その国家間の合意を翻したのが文大統領だ。
両国政府の合意であるにも関わらず、文大統領は、「手続き上も内容上も重大な欠陥があったと確認された」と指摘し、「両首脳の追認を経た政府間の公式的な約束という重みはあるが、大統領として、この合意では慰安婦問題は解決されないと再び明らかにする」と表明した。
しかし、ここに来て、慰安婦問題において、文大統領が拠り所にしていた団体で、内ゲバ抗争とも言える事態が発生している。
元慰安婦とされる人物と、支援団体が内ゲバ!
慰安婦問題の重要な人物とされる元慰安婦とされる人物と支援団体。元慰安婦とされる女性が、支援団体の内情を告発したのだ。
告発をしたのは御年91の元慰安婦・李容洙氏。韓国在住のジャーナリストによれば、
「彼女は1992年に、『挺身隊問題対策協議会』(挺対協)こと現在の『正義記憶連帯』の尹美香代表に、自身が日本の従軍慰安婦として働かされていた過去を告白。そこから2人は手を取り合って、文字通り二人三脚で慰安婦問題に取り組むようになるのです」
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そんな二人三脚で歩いてきたはずの2人だったが、今回の告発では、尹美香氏に対する批判が際立っていたという。
「その一つが、15年の日韓合意に基づく10億円の基金についてでした。これは、安倍晋三首相と韓国の朴槿恵前大統領との間で交わされたものですが、李さんは、この10億円の基金について、“尹氏は自分たちにその存在を教えようとはしなかった”と主張したのです」
(略)
この告発には、重要な指摘がある。10億円の基金について、支援団体の代表は、その存在を教えようとしなかったというのだ。
基金の存在を知らなかったということは、基金の目的であった元慰安婦の方々の支援を当初から行う気がなかったのではないかと言うことになる。
文大統領が掲げた「被害者中心主義」は名ばかりのはったり!
文大統領は、被害者中心主義を掲げ、日韓合意を保護にしてきた。しかし被害者中心主義は名ばかりであり、支援団体のことしか目になかったようだ。つまり自分のことしか考えていないと言うことだ。
元青瓦台外交安保首席秘書官が、鋭く文大統領の姿勢を糾弾した。
千英宇(チョン・ヨンウ)元青瓦台外交安保首席秘書官(現:韓半島未来フォーラム理事長)が24日、慰安婦被害者支援市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)元理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)氏(共に民主党当選人)の寄付金流用疑惑に関連して、「(正義連は)自分の利益を追求する団体だ」と語った。
また、文在寅(ムン・ジェイン)政権に対しては、「慰安婦ではなく正義連を被害者と勘違いした」と言った。千英宇氏は李明博(イ・ミョンバク)政権時の青瓦台外交安保首席秘書官で、慰安婦被害者問題解決のための対日交渉を担当した。
(略)
文大統領の政治姿勢のおかげで、被害を被ったのは、元慰安婦のみならず、日韓両国の国民だ。
日韓関係を悪化させることを、主要政策に掲げているともとれる文大統領。仮に、文大統領が被害者中心主義を掲げているならば、元慰安婦の言葉を重く受け止めるはずだ。
その上で、日韓合意を反故にしたことを、日本政府並びに日本国民、そして韓国国民に謝罪せねばならない。
謝罪することを求めるのではなく、自らが素直に過ちを認め、謝罪することこそが、今の文大統領には求められている。