新型コロナウイルスの押さえ込みに失敗した文在寅大統領。求心力を維持するための策は、日本への強硬姿勢!
新型コロナウイルスの押さえ込みに成功したと胸をはった韓国の文在寅大統領。しかし、5月に発生したクラブでの集団感染を皮切りに再度、感染の拡大が始まった。
一度、押さえ込みに成功したと宣言してしまった文大統領は、またしても大恥をかく結果になった。それともいつも大恥をかいているので不感症になっているのか?
求心力の低下が予想される文大統領。そんな文大統領に残された策は、日本に対する強硬姿勢しか残っていない。
押さえ込み失敗!?新型コロナウイルス感染者数の増加が止まらない文大統領
内政・外交にこれといった成果を挙げられていない韓国の文大統領。そこで、新型コロナウイルス対策を、成果として挙げ、大統領就任3周年演説を行った。
韓国の文在寅大統領は10日、就任3年に合わせた演説で、新型コロナウイルス対策で韓国が「世界をリードする国となった」と強調した上で、「ポストコロナ時代における国際協力をリードしていく」と述べ、北東アジア地域の防疫協力などで主導的な役割を果たすことに自信を示した。北朝鮮とも防疫分野の協力を中心に対話再開を模索する考えを表明した。
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意気揚々と新型コロナ対策で世界をリードする国になったと語った文大統領だが、その後の展開が笑えない状況になっている。
新型コロナウイルスを押さえ込んだと思われたが、クラブでの集団感染を皮切りに、再び新型コロナウイルスの感染者が増加に転じた。
韓国のソウル市は13日、同日午前0時までに同市で確認された新型コロナウイルスの感染者1001人のうち、408人が現在入院し隔離治療を受けていると発表した。4月8日の405人を上回り、これまでで最も多くなった。ソウルでは冠岳区の健広康用品の訪問販売会社からの集団感染が広がりを見せるなど、新規感染者が急増している。
世界をリードすると語った後の新型コロナウイルス感染者の増加。あっけなく文大統領の唯一の実績は吹っ飛んだ。
それと時を同じくして文大統領は、日本に対してより一層の強行姿勢を鮮明にした。
文大統領、日本輸出管理強化をめぐり、W T O提訴手続きを再開
国内において、新型コロナウイルスの押さえ込みに失敗している文大統領。その文大統領が任期の後半の求心力を維持するために、日本に対する強行姿勢をより鮮明にした。
それが、日本が行っている韓国に対する輸出管理強化をW T Oの紛争処理手続きにかけるというもの。
韓国産業通商資源省は2日、日本の輸出管理を巡り世界貿易機関(WTO)での紛争処理手続きの再開を決めたと表明した。紛争解決に向けた両国の協議が進展しなかったためとしている。ただ、WTO手続きを進める間も日本との対話は継続する方針だ。
両国関係は、韓国人元徴用工問題で冷え込んだ。昨年7月、日本は半導体・ディスプレー製造に利用される材料3品目の韓国への輸出管理を導入。これを巡って韓国は昨年9月、WTOに提訴していたが、同年11月、協議をさらに進めるために手続きを停止した。
韓国産業通商資源省は声明文で「日本政府は問題解決へのコミットメントを示さず、未解決問題の解決に向けた協議は進展していない」と表明。
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日本の輸出管理強化を、徴用工問題の異常判決に対する報復と勘違いし、W T Oに提訴するなど狂気の沙汰としか言いようがない。
韓国の歴代大統領が、大統領任期の後半になると、日本に対して強行姿勢に出てくるのは、歴史的事実だ。
文大統領も、大統領任期の後半に差し掛かったことから、日本に対して、さらなる強行姿勢に打って出ることは容易に想像がつく。
慰安婦問題、徴用工問題といった従来から韓国が政治利用する問題の他にも、日本に対する世論工作等の攻勢を仕掛けてくる恐れがある。
安倍総理、そして茂木外相には、文大統領の日本に対する強行姿勢には、毅然とした態度で挑んで頂きたい。