横田滋さんの追悼コメントも炎上する社民党党首。社民党の過去を考えれば当然。北朝鮮の拉致を否定し、日本を洗脳しようとした社民党の過去
北朝鮮による日本人拉致問題を巡り、最前線で戦ってきた横田滋さんが亡くなった。
横田滋さんは、愛娘のめぐみさんを北朝鮮に拉致されて、悲しみの中それに耐え、半生を拉致問題に注いだ人物だ。
横田滋さんの死去を巡り、多くの人が哀悼の意を表した。しかし、その中で、社民党の福島瑞穂党首が、Twitterにお悔やみの言葉を投稿したのだが、大炎上してしまった。
横田滋さんが亡くなられたとの報道を聞きました。早紀江さんに議員会館前で声をかけられ話をし、また写真展などに行ってきました。滋さんが生きていらっしゃる間に拉致問題が解決せずに申し訳ありません。心からお悔やみを申し上げます。
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) June 5, 2020
福島氏は「滋さんが生きていらっしゃる間に拉致問題が解決せずに申し訳ありません」と投稿したが、ツイートへのコメントには「どの口が言うのか」「あなたは何かしたか?」といった辛辣な意見が目立った。
何故、福島氏はここまで辛辣な意見を浴びてしまったのか?それは、過去の社民党(社会党)の拉致問題に対する姿勢が影響している。
社民党、金正日氏が拉致問題を認めるまで全力で擁護
経済評論家の上念司氏は、社民党と拉致問題についてこう語る。
上念司「社民党は『拉致はでっち上げ』と言って、拉致問題の相談者情報を朝鮮総連に流した。また洗脳し北に連れて行ったチュチェ思想研究会は未だに沖縄で反基地したり、『慰安婦がー』とやってるから本当に許しがたい。朝日の慰安婦捏造は拉致問題解決の動きへのカウンター活動と言われても仕方ない」 pic.twitter.com/BufXHDGAS1
— Dappi (@dappi2019) June 10, 2020
上念氏は「社民党は『拉致はでっち上げ』~」と言っている。
かつて社会党で女性初の党幹部となった土井たか子氏は、「拉致はない」と拉致問題を批判していた。当時の北朝鮮も「拉致は捏造」と主張していた。
しかも、これは土井氏の個人的意見ではない。当時の社民党は、金正日氏が拉致問題を認めるまで、北朝鮮の主張をそのまま訴えていた。以下は、当時のその公式見解である。
新潟県の自宅近くで行方不明となった一三歳の少女、横田めぐみさんが、北朝鮮の工作員によって拉致されていた疑いがある、というのである。
しかしながら、拉致疑惑の根拠とされているのは、つい最近、韓国の国家安全企画部(安企部)によってもたらされた情報だけである。つまり、日本政府は何一つ証拠を握っているわけではないのである。(略)実際、日本政府は北朝鮮犯行説を裏づける具体的な証拠を示していない。
(中略)
このように産経新聞に掲載された工作員の証言を検討すると、拉致の事実がはっきりするのではなく、拉致疑惑事件が安企部の脚本、産経の脚色によるデッチあげ事件との疑惑が浮かび上がる。
(中略)
しかし、これは荒唐無稽というほかない。見ず知らずの日本人を連れてきて、日本語教育係に育てあげることができるのか。その前にまず朝鮮語を教えなければならないという手間がかかる。しかも、北朝鮮には多くの日本からの帰国者がいて、わざわざ危険を犯して拉致する必要などない。
どうだろう?北朝鮮の主張の通り、拉致問題は存在しないと訴えるばかりか、むしろ火消しに走って、北朝鮮を擁護しているではないか。
当時の社会党、現在の社民党は当時、党ぐるみで拉致問題を無きものにしようとしていたのだ。
土井たか子氏の影響を強く受けていた、現在立憲民主党の辻元清美氏も「北朝鮮拉致被害者が帰ってこないのは当然!北朝鮮には、補償を何もしてないのに、『9人、10人返せ!』ばかり言ってもフェアじゃない!」と発言していた。
どこの国の国会議員かと耳を疑う発言だ。
社民党は拉致問題の相談者情報を朝鮮総連に流したのか?
また、「拉致問題の相談者情報を朝鮮総連に流した」という意見については、百田尚樹氏もこう訴える。
1988年、拉致された石岡亨さんが命懸けで書いた手紙が日本にいる有本恵子さんの両親の元に届いた。まさに奇跡だった。両親は藁もすがる気持ちで土井たか子に手紙のことを訴えた。土井は相手にせず、逆に手紙の存在を朝鮮総連に知らせた。2ヶ月後、石岡さん有本さんは死亡したと北朝鮮は発表した。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) September 29, 2014
本当ならば恐ろしい話だ。社民党Q&Aでは「「土井事務所から手紙のコピーが朝鮮総連に渡っていた」という事実は一切ありません。渡されていないコピーを他に渡すというのは不可能です。」 (参考) と否定している。しかし、拉致被害者家族のひとりだった有本嘉代子さんの手記、『恵子は必ず生きています』のレビューにはこうある。
北朝鮮にパイプがあるということで社会党党首(当時)に持ちかけても相手にされず、 (略)
某自治体の国際交流担当幹部から「総連との関係があるから騒ぐな」という意味のことを言われたとも記されており、これらの人々の信じられない対応振りが明らかになっている。
手紙の有無はわからないが、有本さんが社会党に相談に行ったのは間違いなく、まさか手ぶらで行くとは考え難い。証拠の手紙を持参していったと思うのが普通だろう。
藁をもすがる思いで相談に行ったのに、相手にしないとは何たることか。
社民党の前身社会党は「北朝鮮は地上の楽園」と嘘で国民を洗脳していた
社民党は社会党時代に、戦後間もない時期、北朝鮮は「地上の楽園」と宣伝していた。
日本がまだ戦後の貧困から脱し切れていない時代に、北朝鮮は「地上の楽園」と宣伝され、多くの在日朝鮮人やその日本人妻がそれを信じて半島に渡っていった。
(中略)
当時の社会党の使節団の訪朝記には、「おそらく七年計画が終わる1967年には世界の人たちが驚くほど立派な国家がアジアの一画に誕生することは、いまや誰も疑うものはありますまい」とあった。この国はいまでも世界の最貧国なのだが、当時は(今もよくあることだが)このような証明や証拠もない根拠なしの論説が盛んに流れていた。
引用元 「地上の楽園」の警告
戦後の貧しい日本人に、社会党は甘い言葉を投げかけて、国民を北朝鮮に渡るよう仕向けていたのだ。
しかし、いざ行ってみれば、待っていたのは楽園ではなく地獄だったという。(参考)
このように、社民党は当時から北朝鮮と朝鮮総連と深いかかわりを持ち、北朝鮮のために活動してきた。
日本の政党でありながら、北朝鮮のために活動してきた政党だ。そして、その残党が逃げこんだのが立憲民主党だ。いまだに社民党にいる福島議員はまだマシな方だ。筋を通している。
如何に立憲民主党が欺瞞に満ちたひどい政党であるかが分かっていただけただろうか?
社民党も立憲民主党もこうした国民を裏切っていた政党であるのだ!こんな政党を許してはいけない。