拉致被害者家族にブルーリボンバッジを付けてとお願いされても付けない野党議員と石破議員!拉致問題を解決する気はあるのだろうか?家族を励ましたくないの?
国会議員が胸にブルーリボンバッジを付けているのをよく目にすると思う。
このブルーリボンバッジは、空と海(特に日本海)の青い色=ブルーに由来し、「近くて遠い国の関係である、日本と北朝鮮の間で、空と海だけが国境無しに続き、拉致被害者とその家族や日本人が空と海を見上げて、同時に無事再会の時を願う意思表示」を意味する。(参考)つまり、これによって拉致被害者家族や、もしかすれば見るかもしれない被害者を励ますためのものでもある。
そのため、安倍総理や菅官房長官、麻生大臣など、多くの国会議員が身に着けている。拉致問題を解決する熱意を広げ、そして、被害者やその家族を絶対に見捨てないと励ますためだ。
拉致問題は、日本と北朝鮮の問題だ。日本の政治家が身に着けるのは当然なのだが、海外の要人もブルーリボンバッジを付けていた。
2018年6月、当時の米国防長官のマティス氏が、胸にブルーリボンバッジを付けて安倍総理と会談した。
トランプ大統領の長女、イヴァンカ氏も大統領補佐官として来日の際に胸にブルーリボンバッジを付けていた。
このように、海外のアメリカもブルーリボン運動に関心を示していることがわかる。
国民民主党の拉致問題対策本部長がブルーリボンバッジを付けたり付けなかったり
しかし、日本の政治家の中に、このブルーリボンを軽んじている者たちがいる。
まずは次のDappi氏のツイートをご覧いただきたい。
昨日の予算委員会ではブルーリボンバッジを付け質問しててのに、質問しない今日はバッジを付けない渡辺周(国民民主党の拉致問題対策本部長)
バッジ着用を拒否してる枝野といい、TVに映る時しかバッジを付けない大西・渡辺といい、野党議員は拉致問題解決に真剣に取組む気がないと思います#kokkai https://t.co/JXBQj4dHAs pic.twitter.com/dgcmX0A1XM
— Dappi (@dappi2019) June 10, 2020
渡辺周氏は、国民民主党の拉致問題対策本部長だ。しかも、野党では残り少ない国防族だ。拉致問題と国防に対して、党を代表する人物がこのありさまだ。
渡辺氏は、自身が質問する国会ではブルーリボンバッジを付けて、質問する機会のない時は着用していない。付け忘れでは?とも思ったが、議員バッジはしっかりつけているのでそうではないだろう。
渡辺氏は「我われは政府与党ができないことを野党が突き上げていく」と、家族会、救う会、拉致議連が、東京都内で開いた「全拉致被害者の即時一括帰国を!国民大集会」に出席し、党を代表して決意を示していた。
主催者を代表して北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄さんから臨席の政府、議会、関係団体の参加者に対して「オールジャパンでこの問題を何とか近々解決しようという意気込みを持っていただいて、これからも引き続きご協力をお願いする」との呼びかけがあった。
あいさつに立った渡辺議員は、国会での拉致問題審議に関する政府の姿勢を取り上げた。政府が交渉中だからと一向に北朝鮮側との交渉について説明責任を果たさないことで、国民の関心が薄れ、拉致問題の解決を諦めてしまう懸念があると指摘。「そのことを避けなければいけない。政府には出せる情報については、国会に提供してもらいたい。我われは政府与党ができないことを野党が突き上げていく」と力を込めた。
しかし、この決意もブルーリボンバッジを付けたり、付けなかったりでは、まるで説得力がない。拉致問題が解決するように政府の尻を叩くのではなくて、拉致問題を利用して政府批判のネタにするのではないかとすら思えてしまう。
また、同党の大西健介氏も「横田滋さんが亡くなられた。心よりお悔やみを申上げ、拉致問題解決に国会も力を合わせて取組むと誓う」と発言した次の日の国会では、ブルーリボンバッジを付けていなかったという。
6/8 大西健介
「横田滋さんが亡くなられた。心よりお悔やみを申上げ、拉致問題解決に国会も力を合わせて取組むと誓う」
↓
翌日
↓
ブルーリボンバッジを付けず予算委員会野党がパフォーマンスで拉致問題解決を願うブルーリボンバッジを付けてたのは明確。
野党は拉致問題に本気じゃない#kokkai pic.twitter.com/IwoIpYHDkU— Dappi (@dappi2019) June 9, 2020
もはやパフォーマンスとしか言いようがない。拉致被害者家族がこれ見てどう思うか考えていないのか?
ブルーリボンバッジを付けない野党。立憲民主党は党首自ら付けていない。
Dappi氏は次のようなツイートも投稿していた。
この画像を見ればわかると思いますが、そもそも立憲民主党などの野党議員はブルーリボンバッジを付ける気がない pic.twitter.com/p2uRQ9tjPn
— Dappi (@dappi2019) June 9, 2020
立憲民主党をはじめとする、野党議員の面々は、そろいもそろって、ブルーリボンバッジを付けていなかったのだ。
これでは、いくら横田滋さんに対して、哀悼の意を述べても「どの口が言う」と言われて当然だ。
しかも、立憲民主党は、党代表の枝野幸男氏すらブルーリボンバッジを普段付けていない。
枝野幸男「拉致問題を始めとする北朝鮮との関係でー」
拉致被害者家族から【拉致問題解決を願うブルーリボンバッジを付けて下さい】と言われても無視してる枝野に拉致問題を語る資格はないと思います。
政権批判のために拉致問題を利用する枝野は許してはいけない!#kokkai pic.twitter.com/DDWFbFoEW1— Dappi (@dappi2019) June 25, 2019
もちろん、福山哲郎幹事長もだ。
民主党系では、かつては鳩山由紀夫元総理や仙谷由人元官房長官など、与党時代にはブルーリボンバッジを付けていた。
しかし、野党になった今、立憲民主党も国民民主党も、多くの議員がブルーリボンバッジを付けていない。
野党になったから、もう関係ないとでも言いたいのだろうか?
立憲民主党は、拉致被害者家族に「ブルーリボンバッジを付けて」と嘆願されても付けない。
そもそも立憲民主党は党首の枝野幸男が【拉致被害者家族から『ブルーリボンバッジを付けて』と嘆願されても付けない】ですからね。
党首がこれですから下もこうなりますpic.twitter.com/DDdGHQXJ5F https://t.co/MifQ2Apy2h— Dappi (@dappi2019) July 7, 2019
冒頭でも述べたように、ブルーリボンバッジは、拉致被害者とその家族が無事再会の時を願う意思表示の象徴だ。
被害者家族から「何人の議員がバッジを付けている?」と聞かれても答えられないのが立憲民主党と、国民民主党の実状だ。
こんなことで本当に、拉致問題を解決する意思があるのだろうか?普段、政府を非難し、追及するパワーと執念を拉致問題解決に向けられないのかと思う。
因みに、自民党のポスト安倍を狙う、石破茂氏もほとんどブルーリボンバッジを付けていない。興味が全くないことを示している。
万が一、石破氏が次期自民党総裁になったら、拉致問題に関心がない総理大臣が誕生するのである。少なくとも自分が拉致被害者や家族ならば不安だし、決して望まない。
まず、拉致問題解決に対して一致団結するあらわれとして、そして、拉致被害者や家族を励ますためにも、国会議員全員にブルーリボンバッジを付けて頂きたい。