北朝鮮と韓国で行われるビラ合戦!追いつめられる文在寅大統領。最後はお決まりの技を繰り出す??
南北共同連絡事務所が爆破されて、緊張の度合いが一気に高まった南北関係。北朝鮮にやりたい放題やられている韓国の文在寅大統領は、大統領就任以降、北朝鮮に弱腰を続けてきた。
その結果、文大統領の唯一の外交成果である南北共同連絡事務所を爆破されるという、なんとも恥ずかしい結果になった。
このお粗末な文大統領に対して北朝鮮は、対抗してビラを散布すると言い出した。
文大統領の唯一の外交成果、あっけなく倒壊!
北朝鮮はかねてより、韓国側の市民団体が、北朝鮮側に向けて風船につけて飛ばしていた体制批判ビラを問題視していた。
その北朝鮮側が、問題としていた体制批判ビラに対して、北朝鮮に弱腰の文大統領にしては珍しく、何も対策を取ってこなかった。
そして北朝鮮の堪忍袋の緒が、ついに切れた。
韓国統一省は16日夕、北朝鮮が同日午後2時49分ごろ、南北軍事境界線沿いの北朝鮮・開城にある南北共同連絡事務所を爆破したと発表した。
北朝鮮の朝鮮人民軍はこの日、軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)に進入する準備ができていると警告しており、それからわずか数時間後に爆破した。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、連絡事務所の爆破は「人間のクズどもと、これを黙認した連中に罪の代償を払わせるべきだと、そうやって怒る民心に応えた」ものだと、独特の言い回しで強調した。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビも午後5時ころ、連絡事務所が「完全に破壊された」と伝えた。
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ビラに対する報復が、なんと南北共同連絡事務所の爆破。このバランスを欠いた対抗措置は、北朝鮮が激怒している証左ではないか。
北朝鮮は、爆破以外にも、部隊の展開等を示唆しているが、北朝鮮の韓国に対する対抗措置で明らかになったものがある。それは「ビラ」散布だ。
北朝鮮側がビラ散布を予告!それに対して文大統領は??
北朝鮮が、韓国に対して更なる対抗措置を明らかにした。それは、軍の展開ではなく、韓国側へのビラの散布だ。
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北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は20日付けの紙面で韓国の脱北者団体がキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長を批判するビラをまいたことへの報復として、韓国側に向けてビラを飛ばす準備が進められていると伝え、その様子を公開しました。
写真では韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領の顔が印刷されたビラにたばこの吸い殻がまかれていて「われわれとの関係を壊し、親米で強い者の言いなりになる南の当局を糾弾する文書が山積みになっている」としています。
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この北朝鮮が示唆したビラの散布に対して、韓国政府が出した声明がこれだ。
韓国統一部は16日、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部が予告した通りに韓国に向けた批判ビラを散布すれば、「明白に板門店宣言違反とみなせる」との認識を示した。
統一部の当局者は、北朝鮮が韓国向けの批判ビラ散布を予告すると表明したことについて「北がまだ実際に行動したわけではない」とする一方、実際に行動に出れば2018年4月に南北首脳が合意した板門店宣言に違反すると明言した。
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韓国側が行うことは、正であり、北朝鮮側が行うことは、悪である。客観的に見れば、やっていることは、双方とも同じだ。
詰まるところ、韓国は北朝鮮に対して、強い姿勢で挑むことはできないのだ。北朝鮮にやりたい放題されていることが要因となり、文大統領の支持率が下がってきた。(参考)
任期後半になって、支持率が低下した文大統領にとって、何より最優先することは支持率の回復とレガシーとなる政策を実施すること。
この文大統領の最優先課題を、一瞬で解決してくれるものがある。それが反日政策だ。日韓関係に横たわる数々の問題に対して、無理難題を吹っかけてくることに違いない。
安易な譲歩は、将来に禍根を残すことになる。安倍総理、茂木外相には、将来のために、厳正に対処して頂きたい。