逆三顧の礼!立憲民主党、須藤元気氏が離党届を3回提出しても未だ不受理との報道!!
東京都知事選や消費税をめぐる対応の違いから、立憲民主党幹部との軋轢が限界に達した新人参議院議員の須藤元気氏。
離党届を提出し、晴れて自由の身かと思いきや実際には、既に3回も提出している離党届が受理されていなかったのだ。
離党届を3回も提出!?それでも山本太郎氏に忠義を尽くす須藤氏
東京都知事選で、れいわ新選組代表の山本太郎氏をどうしても応援したかった須藤氏。しかし、立憲民主党としては、宇都宮氏を支援するとしていたので大事になった。
須藤氏は離党を表明し、記者会見を開いたが、その記者会見が衝撃だった。
須藤氏は15日のツイッターで、東京都知事選で立民が支援を決めた元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)ではなく、れいわ新選組の山本太郎代表(45)を応援する意向を投稿した。
これに立民幹部が敏感に反応した。須藤氏は翌16日に「都知事選で支持する候補者の違いを党と僕との間で再確認します。今後どうするかもう一度考えてみます」とした。
会見で須藤氏は「福山哲郎幹事長に離党届を提出してきました。きっかけは一昨日、都知事選で山本太郎さんを応援するとツイートしたら、党から取り下げてもらいたいと言われた。僕と山本太郎さんはロストジェネレーション。バブルを経験していません。山本太郎さんの消費税5%削減に賛成です。僕らが立ち上がらなければ誰が立ち上がるんですか!」と号泣して訴えた。
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なんと記者会見の場で号泣。あの号泣県議会議員のお株を奪う号泣っぷりをみせた。大人としてどうかしている人物だ。こんな人物を本当に議員にしていて良いのですか?有権者さん?
須藤氏の号泣と立民執行部への罵倒をもって、立憲民主党からの離党が決まったものと思いきや、未だに離党届は受理されていないようだ。
立憲民主党執行部、逆三顧の礼、3度の離党届の提出を受理せず!?
東京都知事選で、須藤氏は晴れ晴れした様子で演説しているものと思ったが、立憲民主党に提出した離党届が、何度提出しても受理されていないことが判明した。その数、なんと3回だ。
元格闘家の須藤元気参院議員(42)が24日、新宿駅東南口で行われた、れいわ新選組の公認で東京都知事選挙(来月5日投開票)に立候補した山本太郎氏(45)の応援演説に再び駆けつけた。
立憲民主党(枝野幸男代表)は、須藤氏の離党届を不受理とし、当面は「静観する」。
山本氏の街頭演説中にマスコミからの質問を受け付けた須藤氏は、立民が離党届を受理しない姿勢について「3回(立民に)離党届を出したんですが、受理してもらっていません。いまは党本部に従い、宙ぶらりんの状態です。(次の衆院選にれいわから立候補するのか)それは全く考えていません」と心境を語った。
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3回も離党届を提出するなど聞いたことがない。まさに逆三顧の礼だ。諸葛孔明や千里行の関羽もびっくりだ。
未だに受理されていない状況をみて、須藤氏と同じ、昨年の参議院通常選挙で初当選を決めた同期の議員らが、慰留を行うようだ。
2019年参院選で初当選した立憲民主党の参院議員が23日、国会内で会合を開き、「同期」の須藤元気氏(比例)が離党表明した問題を協議した。出席者によると、「議員辞職を求めるべきだ」との意見も出たが、慰留するため近く本人に意思確認をすることとなった。
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比例選出の須藤氏に対して、議員辞職を求め、議席を党に返すべきだとの主張も理解はできなくはない。しかし、そうであるならば、希望の党で比例復活した挙句、無所属ながら立憲民主党の大幹部をしている、先日、朝日新聞の「論座」で「枝野私党」だのと枝野代表を罵倒した小川淳也議員をまっさきに辞職させるべきであろう。
比例選出で枝野批判をした、須藤氏は辞職要求で、同じく小川氏は無罪放免では意味不明だ。
しかも、その須藤氏を、参議院通常選挙に、立憲民主党の比例候補として擁立したのは誰か。もちろん立憲民主党の執行部だ。
参議院比例区で、得票数を増やそうとした立憲民主党執行部は、議員としての資質が疑わしい候補をたくさん擁立した。放射能差別のおしどりマコ氏に、芸能人の市井さやか氏やおっくん氏もそうだったが、今回の須藤氏の離党は、そうした不純な行動の結果なのだ。
議員辞職をし、議席を返せというならば、立憲民主党執行部も、ちゃんとした候補を擁立してからにして頂きたい。
大事な国政選挙で、得票数に目がくらみ、しっかり候補者の審査をしなかった立憲民主党執行部の自業自得なのだ。
ちゃんとした候補者すら擁立できない立憲民主党には、一日も早く消滅してもらいたい。