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「菅直人は日本人の原罪を背負ったキリスト」と主張した毎日新聞大幹部の倉重篤郎氏、今度は石破茂氏を「お前がナンバーワン次期首相候補だ!」と力説!!ちなみに、倉重さんは、マルチ商法のジャパンライフの「広告塔」もご経験!!

以前、菅直人は、日本の現在を背負ったイエスキリストだ、という珍説を述べた毎日新聞編集委員の倉重篤郎氏。

その彼が今度は、石破茂氏を「ナンバーワンの次期首相候補」だと持ち上げる提灯記事を毎日新聞の雑誌、サンデー毎日で書き散らした。石破氏を支持する勢力がどのようなものかを示しているので、是非ご紹介しよう。

毎日新聞大幹部の倉重篤郎氏、今度は石破茂氏を「お前がナンバーワン次期首相候補だ!」と力説!!

毎日新聞編集委員の倉重篤郎氏は、「サンデー毎日」の6月14日号で、「次期首相候補No.1 石破茂が安倍政治に本気の「否」(NO!)」という珍説を披露した。

検察庁法改正問題と黒川醜聞で、安倍政権への国民の怒りと不信はさらに強まった。自民党内ではいまだに政権を忖度する沈黙が支配しているが、自前の言葉で民主主義の再生を説き続ける石破茂氏の存在感が増している。注目の次期首相候補ナンバーワンが、危機的局面の変革に向けて、存念を語り尽くした。

引用元 次期首相候補No.1 石破茂が安倍政治に本気の「否」(NO!)

さっそく意味不明だ。どこで石破氏の存在感がましているのか?危機的局面の改革とは?自民党内で2012年以来、政権を忖度する沈黙などない。村上正邦氏、船田元氏、中谷元氏など、政権への批判や諫言は相次いでいるし、様々な議員たちが政権に提言してきた。安倍総理も大きな度量でそれを受け入れ、許してきた。

嘘はやめましょうよ、毎日新聞さん。今までは新聞は、読者はその新聞しか読んでいませんでしたが、今やネットの時代。嘘言ってもバレてもっと売上部数が減ってしまいますよ。正直は人間としての基本ですので是非マスコミさんにも守っていただきたいですね。

しかも石橋氏の発言はいつも国民のためのフリして非常に自己中心的。自民党のためではなく、野党を利用するような批判のための批判もいつも展開している。そんな政治家は、石破氏だけだ。かつて、菅直人首相をイエスキリストになぞらえたような、倉重氏からすれば石破氏は釈迦に匹敵するように思えるのだろう。もしそうなら罰当たりこの上ない。

だいたい、注目の次期首相候補ナンバーワンというのもお笑いだ。新聞やテレビの願望ナンバーワンというのが正しい。なぜ、自民党議員の間で、石破氏が人気がないのか、先の総裁選で議員票を得られなかったのか考えてみればいい。要するに、直接会うとがっかりするタイプなのだろう。

では、この珍説を披露した、倉重氏とはどのような人物なのか?

毎日新聞大幹部の倉重篤郎氏は「菅直人は日本人の原罪を背負ったキリスト」と主張していた!!

2011年6月、まだ東日本大震災の被害が甚大だった時、倉重氏は、こんなことを書いた。

「菅直人首相さえいなくなれば問題のすべては解決する」。そんなことはありえない、ということを知りながら、永田町は与野党ともに安直な発想に陥っていないか。

(中略)

たまたま、時代の巡り合わせとしてこの自民党政治による4原罪への対応を迫られたのが菅民主党政権だった。

(中略)

私には、原罪を背負って十字架にかけられる人のようにも見える。

引用元 毎日新聞(2011年6月30日)

繰り返すが、この論説は、あの悪夢の東日本大震災と原発事故のたった3カ月後に、倉重氏が書いた文章である。

倉重氏によれば、菅直人首相は戦後政治の①財政赤字、②米国依存、③バブル崩壊後の失われた20年、④原発依存、という4つの原罪を背負って、ゴルゴダの丘で十字架にかけられたイエス・キリストだというのだ。

あの左翼の天木直人氏(元外務省官僚、元レバノン大使)ですら、これには呆れ果て、

「いくら倉重氏が官房機密費で菅首相と会食を重ねているからといって、この論説はない。菅首相はどの一つを取ってみても、無策で終わったのだ。自らの判断で結論を出そうと、ただの一度もしなかったのだ。いつも最後は逃げた。事実に反した事を平気で書くようでは倉重氏は新聞記者を名乗る資格はない。読者を馬鹿にするにも程がある」

と指摘している。この点に関しては、天木氏が正しい。倉重氏は読者を愚弄しすぎだ。

しかも、この倉重氏は、民主党政権の悪政の原因は国民にあるとまで主張する。

ひょっとしたら我々が彼らを追い込んだのではないか。

振り返れば、民進党には必要以上に国民世論のバッシングが続いたように思える。

民主党政権の3年余りにはいい政策、理念もあったはずだ。税と社会保障の一体改革は、自民党政権が先送りしてきたことに正面から取り組んだ改革だったし、日米対等・アジア重視の外交・安保政策もまた、安保環境変化をにらんだ勇気ある対案だった、と思う。

引用元 毎日新聞(2017年10月24日)

倉重氏の驚くべき主張。民主党政権には、良い政策や理念があったとのことだが、その根拠は、「公約にない消費増税を含めた社会保障政策」「鳩山政権の安保政策は勇気ある対案」だったという。

どこをどうひっくり返しても、この二つは肯定などできようもない。

しかも、悪いのは国民だと責任転嫁している。勝手に悪政を行い、勝手に自爆した政権を擁護する悪質さだ。旧民主党の先生方はいつも言葉とその内容が軽いのだ。

ちなみに、倉重さんは、マルチ商法のジャパンライフの「広告塔」もご経験!!

さて、この倉重氏は、菅直人氏との会食だけでなく、悪名高いマルチ商法のジャパンライフ会長と食事を共にした挙句、宣伝資料に堂々と使われていたのである。。

ジャパンライフの「桜を見る会」招待状を悪用した宣伝資料の下部には、以下の画像があった。(参考

その内容は、ジャパンライフの山口会長主催の二階幹事長を囲む会を、帝国ホテルで開催し、「マスコミトップの方々が参加しました!このメンバーで毎月、帝国ホテルにて情報交換会を行っています。」という解説付きのものだった。なお夕食付である。

そして、そこには倉重氏も堂々と出ていたのである。

なお、倉重氏がこの件について総括したとか反省の念を述べたとは確認できていない。石破氏をナンバーワンだのと珍説を主張する前に、菅直人氏をキリストの再来だのと主張し、民主党政権の悪政を国民に責任転嫁したことはともかく、ジャパンライフの「広告塔」として活動されていたことを反省すべきだ。

そして、菅直人氏を持ち上げていたことやジャパンライフの「広告塔」だった人物が、今度は石破氏を持ち上げている事態を我々は重く考えるべきだ。

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