立民議員「宇都宮氏が山本氏に負ければ枝野の責任!」、鳥越俊太郎氏「代表を長妻にしろ!」、元朝日記者の佐藤章氏「辻元代表にしろ!」と都知事選の最中なのに内ゲバ開始!都知事選はどうなったの?
都知事選の際中なのに、立憲民主党内部や周辺で「枝野降ろし」が始まりつつある。謝罪に追い込まれたものの、小川淳也議員が「枝野私党だ!」と朝日新聞の雑誌「論座」で批判したり、須藤元気議員が山本太郎氏へ走ったりしている。
そして、今度は、立憲民主党幹部が時事通信に対し、宇都宮氏支援に対する違和感から、もし山本太郎氏よりも票が取れなければ枝野代表の責任問題だと批判したのだ。
また、元民進党の都知事候補で、さんざん枝野氏に選挙応援してもらった鳥越俊太郎氏までが「枝野さんでは野党統一できない!長妻さんを代表にしろ!」と珍説を主張し始めた。また、元朝日新聞記者の佐藤章氏は「辻元代表にしろ!」と言い出したのだ。
枝野降ろし!都知事選の最中なのに、立憲民主党幹部「もし、宇都宮健児が山本太郎に負けたら、枝野幸男らの責任問題になる」と批判!!!
6月21日、時事通信は、立憲民主党が幹部を連日投入し、宇都宮候補のテコ入れを図っていると指摘し、そこには枝野代表の焦りがあると報じた。
東京都知事選をめぐり、立憲民主党が幹部を連日投入する異例の態勢で、無所属の宇都宮健児元日弁連会長のてこ入れを図っている。結果次第で党勢が一段と低迷しかねないためだ。
(中略)
枝野氏は17日の党会合で「国政選挙並みに総力を挙げる」と表明。実際、18日の告示日に枝野氏、19日は長妻昭代表代行が応援に駆け付けた。21日も長妻氏が街頭に立つ予定だ。
背景には枝野氏らの焦りがある。当初、野党統一候補の擁立をリードして次期衆院選へ存在感を示そうとしたが、れいわ新選組の山本太郎代表はこれを拒否し、同党公認で出馬。国民民主党は自主投票となった。
まさに立憲民主党の総力戦というわけだ。そして、それは野党統一候補を擁立できなかったことで枝野代表の指導力のなさがあらわになり、山本太郎氏が目立っていることも背景にあるのだろう。
「消費税率5%」を掲げ、立憲主導の野党共闘と一線を画す山本氏は昨年の参院選でれいわを躍進させた実績がある。立憲内にも「革新色」の強い宇都宮氏の支援に異論がくすぶり、中堅の一人は「宇都宮氏が山本氏の後塵(こうじん)を拝せば野党第1党のこけんに関わる。執行部の責任問題になる」と指摘した。
しかも、立民内には、共産党と親しい宇都宮候補を応援することへの異論もあるという。確かに以前の枝野代表は「立民は保守!」などと主張していたが、宇都宮候補を全力応援する政党のどこが保守なのか。そのせいか、最近では「立民は保守!」という言葉は枝野代表からほとんど聞かない。二枚舌政治家としても面目躍如だろう。まるで文大統領のようだ。
そして、時事通信の取材に応じた立憲民主党の中堅議員は、「もし宇都宮候補が山本太郎代表に敗北すれば、執行部の責任問題になる」と、まだ選挙戦の最中なのに、負けた場合の枝野代表の責任論を展開し始めた。
これは事実上の枝野おろしだ。普通は取材に応じないか、責任はないという主張をするべきだろう。しかし、中堅議員でありながら、このような裏切り行為を始めるのが旧悪夢の民主党の残党の無責任文化だ。
そして、リベラル陣営や過去に枝野代表に世話になっていた人物も枝野代表に辞任を求め始めた。
鳥越俊太郎氏「代表を長妻にしろ!」、元朝日記者の佐藤章氏「辻元代表にしろ!」、と内ゲバ開始!
民進党の都知事選候補(笑)を務め、かつて、「バージンだと病気だと思われるよ」と女子大生に詰め寄ったと報じられた鳥越俊太郎氏は、枝野氏では野党統一ができないから、長妻にチェンジ!と主張した。
さんざん自らのポンコツ選挙戦で枝野代表に世話になっておきながら、最低の対応だ。まさに恩知らず!
また、元朝日新聞記者の佐藤章氏もまた、なんと辻元代表に交代しろと主張している。
これもまた恐るべき発想だ。
言うまでもないが、都知事選の最中に平気でこういうことを言い出す人達が、人望を得られるはずもない。まさに石破氏と同じような人々なのだ。
野党勢力とはこういう人々なのだ。旗色が少しでも悪くなれば、リーダーを引きずり下ろすための内ゲバを起こし、恩も義理も投げ出す。
昨日までの恩人の枝野代表を捨てられるのだから、彼らにとっては、国民や支持者は、はるかにどうでもいいものだと思っているに違いない。