韓国が「日本が約束を破った」と、軍艦島の世界遺産取り消しをユネスコに求めるが、約束というのは韓国の都合よく解釈したものだった。しかも最初に約束を破ったのは韓国だ!!
軍艦島(長崎県の端島)の世界遺産について、韓国が激しく抵抗している。
「明治日本の産業革命遺産」の展示内容について、軍艦島では強制徴用はなかったという内容の展示に、韓国が「約束が違う」「登録を受ける国は約束を守る努力をするものだ」と批判した。
韓国がユネスコで日本政府の対応を批判
韓国はユネスコの委員会で、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録取り消しの検討をするよう求めた。
3日、フランス・パリで開かれたUNESCO執行委員会で、韓国の代表は「世界遺産の登録を受ける国は、必要かつ具体的な事後対応をとることを約束し、その約束を守る努力をするものだ」と述べ、暗に日本の対応を批判しました。
韓国は、これまでに「軍艦島」として知られる長崎の端島炭鉱における強制労働について、日本政府が理解を深める施設の設置を約束したにもかかわらず、強制労働を否定する展示をして「歴史的な事実を完全に歪曲している」と強く反発。この執行委員会に先立って韓国外務省は、軍艦島を含む「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録の取り消しを検討するよう、UNESCOの事務局長宛てに書簡を送っています。
一方、日本側は、「世界遺産委員会に関連する決定と勧告を誠実に実施することは不可欠で、日本はそれを実行している」と反論しています。
韓国は、自分たちが思い描いていたものと、日本が公表したものと違ったために駄々をこねているに過ぎない。
では、どんな約束がされていたか見てみよう。
韓国が都合よく変換していた日韓の約束。岸田外務大臣(当時)は明確に否定
では、当時の約束というものを産経新聞が報じているので見てみよう。
韓国との協議で日本側は、登録施設の一部において「意思に反して」連れてこられた朝鮮半島出身者がいたことを認めた上で、「情報センター」の設置など、犠牲者を記憶にとどめる措置を行うことにした。
韓国メディアは凱歌(がいか)を上げた。朝鮮日報(日本語電子版)は6日、「日本、国際社会で初めて強制労働認める」と報じた。「国際社会の圧力屈す」とした記事では韓国政府当局者の話として「日本が初めて『強制労働』を認める発言を引き出したことに大きな意義がある」と記した。
だが、この報道には“誤解”がある。
登録決定後に日本側代表団が出した声明は、多数の韓国人が「その意思に反して(against their will)連れてこられ、厳しい環境の下で働かされた(forced to work)」というものだった。
「強制労働(forced labor)を意味するのではない」。岸田文雄外相はこう主張する。
つまり、韓国得意の都合よく脳内変換して、都合よく解釈していたということだ。
多くの韓国人が労働力として、日本で働いていたということについては、「世界遺産委員会に関連する決定と勧告を誠実に実施することは不可欠で、日本はそれを実行している」というように、約束は果たしている。
強制労働=韓国人に鞭打って働かせていたのか?ということに対しては、本当にそのようなことがあったのならば、公表しなくてはいけないのだが、事実ではないことを公表するわけにはいかない。
※軍艦島の検証については、産業遺産国民会議で検証動画を公開しているので、是非ご覧いただきたい。⇒コチラ
動画の一部を紹介
韓国の主張では、韓国の主張通りに、韓国の都合の良い展示をしろと言っているようなものだ。
こんな無茶な話がまかり通っていいわけがない。
そもそも、約束を破ったのは韓国
そして、日韓の世界遺産登録について、皆さんに知っておいてもらわなくてはいけない事実がある。
「遺産登録はもちろんうれしいが、6月21日の日韓外相会談で遺産登録に協力すると合意しながら、韓国側が覆し、政治問題にしたのにはあきれた」。産業革命遺産のある施設の管理会社幹部がこう語る通り、審査における韓国側の一連の言動は信じがたいものだった。
「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録に韓国政府が反対していた。
この問題について、当時の日本の岸田文雄外務大臣と韓国の尹炳世外交部長官による外相会談が開かれ、日本が韓国の「百済歴史遺跡地区」を世界文化遺産に登録することを支援する代わりに、韓国も「明治日本の産業革命遺産」の登録を支援することで合意したが、韓国の「百済歴史遺跡地区」の登録が採決された翌日、韓国は合意を反故にし、「明治日本の産業革命遺産」の登録に反対を表明。
韓国は、舌の根も乾かないうちに約束を破ったのだ。これにより、日本は妥協せざるを得ない状況に追い込まれた。
しかし、それはそれとして、日本は着実に韓国との約束を守っている。韓国にとやかく言われる筋合いはない。そもそも、外相会談の約束を平気で破る韓国に、約束についてとやかく言われる筋合いはない。
こうした連中に対抗できるのは、タフネゴシエーターの安倍総理と茂木外相と北村国家安全保障局長のトリオだけだ。