7月2日の石破茂氏「大災害が明日来るかも!今やるべき!」→ 4日、熊本水害発生 → 10日夜にようやく「ご冥福を祈る」と口先だけ!しかも、熊本に行かずに、またもや「韓国本」を勉強したと報告!さっさと熊本行け!!
石破茂氏は、口先だけの人間ではないかという疑念を強める出来事がまたしても発生した。まるで民主党の前原さんのようだ。
7月2日、石破茂氏が都議選の応援で「大災害が明日来るかもしれない。今やるべき」などと応援演説しておきながら、7月4日に発生した熊本水害にダンマリだったことは、先日ご紹介した。
あれだけ地方が大事だとか、防災が大事だとか、熊本の血が流れているとか、主張してきたのに、である。
その石破氏が、安倍総理に大きく遅れて、さすがにまずいと思ったのが、10日夜になって、ようやく言及したが、軽く触れただけで、わざわざ時間がないと強調しながら、韓国本を勉強したととんでもないことを主張したのである。
総裁選の石破さん「熊本の血が流れている!(キリッ」、7月2日の石破茂氏「大災害が明日来るかも!今やるべき!」→ 4日、熊本水害発生 → 石破さん、ダンマリ… 一方、安倍総理は迅速な対応!
石破氏は、先の総裁選の時、熊本県についても、総裁選の際に「ひいおじいさんが出身で、強い思い入れのある県」「熊本の血が流れている」「九州全体を引っ張ってもらわねばならない」「私、石破茂は御縁の深い熊本のみなさまとともに」などとさんざん持ち上げる動画を投稿していた。
ちなみに、総裁選での石破氏の得票率は熊本県は全国24位で、なんともビミョーな結果で、石破氏の熱愛宣言が通じたかどうか怪しげなものとなった。ちなみに、安倍総理も熊本は24位だった。
また、石破氏は、7月2日、都議選補選の応援演説で、「政治家が誰でも良い訳がない。100年に1度の危機にどう対処するか。大災害が明日来るかもしれない。今やらなければ、いつやるか」と訴えた。
#石破茂 元自民党幹事長 #平将明 衆議院議員が応援にお越し下さいました。
“政治家が誰でも良い訳がない。100年に1度の危機にどう対処するか。大災害が明日来るかもしれない。今やらなければ、いつやるか。鈴木あきまさがやらなければ、誰がやるのか”という力強いお言葉をいただきました。#都議補選 pic.twitter.com/H100uozBTB
— 鈴木あきまさ 東京都議会議員(大田区) (@akimasa_suzuki) July 2, 2020
そして、その直後の4日、熊本県と鹿児島県、大雨特別警報が発令され、浸水や土砂崩れなどの被害が出た。特に熊本県の球磨川は複数箇所で氾濫を起こし、広範囲の住宅や商店が水に浸かり、多くの死者を出した。
しかし、石破氏は、ダンマリ。大沈黙だ。いつもしゃべりまくっているメディアにも、ブログにも熊本や他の九州での水害については何一つふれていないのだ。
一方安倍総理は、7月4日の早朝から救助に動き、昨日には現地入りし、いち早く4000億円の復興予算を用意すると宣言した。現職の総理としては当然だが、この素早い対応こそ、経験豊富で安倍総理の真骨頂であり、悪夢の民主党政権ではできていなかったことだ。
石破氏、7月10日夜にようやく「ご冥福を祈る」と口先だけ!しかも、熊本に行かずに、またもや「韓国本」を勉強したと報告!さっさと熊本行け!!
7月7日、政治知新は、この点を批判した。石破氏の言動不一致がひどすぎるというわけだ。
7月2日の石破茂氏「大災害が明日来るかもしれない。今やらねば、いつやるのか!」→ 7月4日に熊本水害が発生したのにダンマリ!!「大事な地方」の「大災害」ですよ!!https://t.co/jClTLC6Xku
#石破茂 #熊本豪雨— 政治知新 (@seijichishin) July 7, 2020
すると、石破氏は、7月10日の夜10時過ぎになって、以下のブログを投稿した。
九州をはじめとする各地の豪雨災害で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災者にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、現地で対応に当たっておられる自治体関係者、自衛隊、警察、消防をはじめとする方々に敬意と感謝の意を捧げます。
防災省創設の必要性を一層痛感させられます。防災省と感染症に対応するCDCの創設は、「遅きに失した」ということがあっては決してなりません。
引用元 在職35年目など
石破氏の言及は、これだけ。
まるで他人事の上に、自らが何かしよう、政府がやるべき提案など、なにもない。
持論の防災省をつくれという何とかの一つ覚えだけ。治山治水の治の字もない。
しかも、「遅きに失したということがあっては決してなりません」などと、評論家ですか?あなた政治家ですよね?と突っ込みたくなる説教まで展開している。
そして、ブログ記事のタイトルは「在職35年目など」だ。要するに石破氏は、痛ましい熊本水害ではなく、ご自分のうれしい議員職35周年がタイトルにすべき話題なのだ。
そして、石破氏は、長々と他人には、特に避難所で震える熊本県民にとっては、どうでもいい初当選やらなんやらの思い出話を繰り広げた挙句、とんでもないことを主張し始めた。
今週も講演や取材の多い一週間で、まともに本を読む時間のない日々が続きました。
(中略)
今週は「韓国とキリスト教 いかにして国家的宗教となりえたか」(浅見雅一・安廷苑著 中公新書 2012)を興味深く読みました。
引用元 在職35年目など
まともに本を読む時間がないといいながら読んだのが、韓国におけるキリスト教の歴史だ。
水害で苦しんだ熊本などの諸県は、我国有数のキリスト教が盛んな地域だ。キリスト教を勉強するならば、そっち方面のキリスト教本であるべきだし、「グローバル経済からの脱却を行うべし!」などと訴える経済音痴の石破氏が読むべきは、マクロ経済学の教科書だ。
いずれにせよ、石破氏には、そもそも総理以前に、地方創生や防災を語る資格はない。さっさと東京の快適なクーラーの中で韓国の勉強をするのではなく、熊本の救援の為に汗をかくか、経済学の勉強をしたらどうなのか?