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米CSISが安倍総理の側近に親中派がいると報告!!二階氏とタッグを組み、親中政策を誘導・推進してきたとして、今井尚哉首相補佐官の名を挙げる!!いまや米中開戦前夜、硬軟双方の対中カードを持つ、安倍総理のしたたかさ!!

驚くべきニュースだ。米国一のシンクタンクCSISの報告書で、安倍総理の側近である今井尚哉首相補佐官が政権内の親中派として、二階幹事長と共に安倍総理に親中政策を採用させるように活動してきたと指摘されているのだ。

かつて、米朝戦争直前になった細川政権において、当時の武村官房長官が北朝鮮のスパイと見なされ、米国から圧力をかけられ、解任されたことは有名だ。きしくも今や米中戦争直前であり、米政府からのメッセージの可能性も出てきた。

一方、硬軟両方の対中カードを持つ、安倍総理のしたたかさも明らかになった。

(出典 CSIS)

米CSISが安倍総理の側近に親中派がいると報告!!二階氏とタッグを組み、親中政策を誘導・推進してきたとして、今井尚哉首相補佐官の名を挙げる!!

7月27日の産経新聞は、米国通で有名な古森義久氏の解説記事を掲載した。

米国の有力政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)が米国務省の支援で7月下旬に作成した報告書に安倍晋三首相の対中政策を大きく動かす人物として今井尚哉首相補佐官の名前が明記されていることが明らかになった。

報告書は、今井氏が長年の親中派とされる自民党の二階俊博幹事長と連携し、「二階・今井派」として首相に中国への姿勢を融和的にするよう説得してきたと指摘。米側の日本の対中政策への認識として注視される。

(出典 Wikipedia)

引用元 首相側近を「対中融和派」と名指し米有力研究所 古森義久

言うまでもなくCSISは、マイケル・グリーン氏を擁し、多くの知日派を抱え、トランプ政権以前は共和党民主党の双方の政権の人材バンクでもあった。安倍総理がたびたび講演したことでも有名だ。

そのCSISが、米国務省の支援を受けて作成した報告書「日本における中国の影響力」に、安倍政権の親中ファクターとして、二階幹事長とタッグを組んでいる存在として、今井尚哉首相補佐官の名を挙げたというから驚きだ。

対米強硬に突き進み、今や中国政府をナチスドイツ扱いしている、ポンペオ国務長官が率いる国務省の支援で作った報告書に、中国共産党に融和的な人物として、今井尚哉首相補佐官の名を挙げていることは、かなり注目すべき事態である。

(出典 CSIS)

しかも、支援した国務省の部署である「グローバル関与センター」は、中国の対外的な影響力工作や政治宣伝への対応を任務としている、いわばカウンターインテリジェンス、対敵防諜部隊である。米国のスパイハンターが支援した報告書なのだ。

国務省は多くの特殊部隊や諜報部隊を抱えているほか、現長官のポンペオ氏はCIA出身だ。

そして、古森氏によれば問題の報告書は以下のように述べていたという。

「自民党の二階俊博幹事長の名から二階派と呼ばれる自民党のこのパワフルな派閥は親中派である。同派閥は『二階・今井派』と呼ばれることもある」

「今井とは首相補佐官で経済産業省出身の今井尚哉氏のことで、同氏は安倍首相が中国や中国のインフラ・プロジェクト(巨大経済圏構想「一帯一路」やアジアインフラ投資銀行=AIIB)に対する姿勢をより融和的にするように説得してきた」

(出典 NHK)

この記述は今井氏が安倍首相の対中政策に関して二階氏と同等の影響力を有しているという認識であり、今井氏の安倍首相への説得についても「すでに説得した」という意味の完了形を使っていた

米国の政策研究機関が他国政府の対外政策に関するこの種の調査報告で、政治指導者や閣僚ではなく本来は裏方の補佐官の名を特定してその影響力を指摘することは珍しく、米側はそれだけ今井氏の役割に強い関心を持っているといえる。

(出典  デイリーねっと366)

引用元 首相側近を「対中融和派」と名指し米有力研究所 古森義久

この報告書では、中国の統一戦線工作部などの諸機関が日本に対し、どのように影響力を行使し、どのような結果を得ているかについての広範な調査に基づいており、日米中3カ国などの専門家約40人との面接調査や広範な資料を基に、約2年をかけて作成したというのだから、かなり正確な分析であろう。

そして、これを読むと、二階幹事長の親中姿勢というよりも、今井補佐官の親中政策を米側が問題視している可能性もでてくる。今井氏は、アベノマスクの説明不足や星野源の謎のコラボ動画にも関与されているとされ、米側が同盟国の支持率を不安定にさせた手腕に不満と疑念を抱いている可能性すらある。

こうした米側の疑念は、かつて、1990年代初頭の細川政権での出来事を彷彿とさせる。

いまや米中開戦前夜、「細川政権の武村官房長官更迭」の再来なるか!?そして、硬軟両方の対中カードを持つ、安倍総理のしたたかさ!!

1994年2月、まさに米クリントン政権は、核問題により、北朝鮮攻撃の一歩手前であった。この時、訪米中だった細川護煕首相は、クリントン政権から、日本政府と共有している北朝鮮情報が、武村正義官房長官から北朝鮮に流れる不安があることを告げられた。

(出典 日経新聞)

そこで、細川氏は帰国後、武村氏を更迭すべく内閣改造を決意したものの、これが武村氏と社会党との対立となり、細川氏は辞職に追い込まれたという話は有名な話である。

おりしも、現在の米中関係も開戦前夜の緊張状態だ。実際、古森氏は、「トランプ政権が対中対決を強める中で日本に共同の対中姿勢を求めていることにも起因する。」と指摘している。

真偽は別として、米政府がかつての武村氏と同様の存在として、今井氏に注目している可能性は高いのではないか?

同時に明らかとなったのは、安倍総理のしたたかさである。安倍総理は、香港の問題でもそうであるように、言うべきを言うだけでなく、中国に対し具体的な行動を行なっている。

一方で、秘書官を使って、米国の代理人として日中戦争にならぬように、今井秘書官等も使い飴も使っている。今回の報告書は、安倍総理の飴と鞭を巧みに使う政治家としての凄みを図らずも明らかにしたといえよう。

ただし、状況に応じて「飴と鞭」をチェンジすることも必要だ。

この今の不安定な時代には、安倍総理のようなしたたかで賢明な政治家が必要だ。他に今こうした政治家が日本にいるだろうか?政治知新の知る限りでは残念ながら皆無だ。現状では安倍総理の舵取りが日本国にとって最良と言えよう。

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