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ルーピー!石破茂氏、敵基地攻撃能力の議論に噛み付くも、防衛庁長官時代には容認答弁!これでは政権の座についても言動不一致で即退陣不可避!鳩山元首相レベルの健忘症か!?

次の自民党総裁の座を狙う石破茂元幹事長の「怪」進撃が止まらない。地上配備型イージス・アショアの代替手段として、自民党内で議論が進む敵基地攻撃能力の保有について「論理が飛躍している」と好き放題の発言である。

しかし、その昔、石破さんが防衛庁長官時代には、敵地攻撃を容認する答弁をしていたのである。まるで、ルーピー鳩山クラスの珍現象だ。

石破さん、敵地攻撃能力をボロクソに批判!!

7月27日、テレビ朝日は大喜びして石破氏の敵地攻撃能力批判を報道した。まさに左翼陣営にとっての石破様様である。

 自民党の石破茂元幹事長は地上配備型のミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の代替手段として敵基地攻撃能力の保有が党で論じられていることについて、「論理が飛躍している」と訴えました。

自民党・石破茂元幹事長:「(イージス・アショアからの迎撃ミサイル発射で)ブースターが落ちるのは危ないでしょうよ。だけど、ブースターが落ちるのは危ないので、回収するのには時間がかかるので、お金がかかるのでやめです、敵基地攻撃能力というのは論理として飛躍していないか

(略)

(出典 テレ朝news)

引用元 「敵基地攻撃能力は論理の飛躍」 石破氏が訴え

なんと防衛庁長官時代には「攻撃可能」と答弁!珍妙なダブルスタンダードなのか。

事実の確認であるが、敵基地攻撃能力の保有とは、あくまでも敵の軍事力に対する反撃能力を指す。

敵対している国の基地を自由に攻撃してしまう先制攻撃のことでもないし、敵の民間施設を焼き討ちすることでもない。あくまでも、敵国から日本に対して武力行使が着手された場合、反撃として敵基地を攻撃することで、日本国民の生命や財産の被害発生を食い止めることが目的だ。

いわば、刑事ドラマでよく見る、正当防衛と過剰防衛の線引きと一緒なのだ。

この「先制攻撃」と「敵基地攻撃」の違いについては望月記者が所属する東京新聞でさえも、冷静に事実を並べて解説している。(参考

(出典 産経新聞)

このような話は防衛を語る政治家や官僚にとって基本中の基本であって、石破氏が敵基地攻撃能力について異を唱えることは全く持っておかしな話なのである。その証拠に、石破氏がかつての防衛庁長官時代に、敵基地攻撃は可能であると堂々と発言をしている。

国会の政府答弁として国会議事録にも残っているにも関わらず、石破氏がまたネチネチと論を振りかざすのだから、またタチが悪い。

2003年に石破茂防衛庁長官は日本を攻撃する意思表明と準備行為があれば敵国の基地を攻撃可能との見解を示した。「(ミサイルに)燃料を注入し始めた、準備行為を始めたような場合は(攻撃の)着手と言うのではないか」と語った。

引用元 敵基地攻撃能力「自衛権の範囲」 政府自民、コスト・効果議論へ

石破氏が一番汚いのは、耳障り良い発言を繰り返すが、キッパリと反対せず、発言の責任から逃げていることだ。

自民党では、現実を見て敵基地攻撃能力の保有を含む提言案をまとめようと日々議論を繰り返している。有識者からは概ね可能であると意見のようだが、議論は慎重に進められているようだ。(参考

(自民党ミサイル防衛検討チーム座長の小野寺元防衛大臣   出典 毎日新聞)

ただし、連立与党の公明党は慎重施設を崩しておらず、新たな国家安全保障戦略に反映されるかは流動的な状況だ。(参考

その中での、石破氏の「論理が飛躍している」発言なのである。一体いつから石破氏は自民党内で積み重ねてきた議論を超越する存在になっているのであろうか。改めて石破氏と石破派所属議員には、自民党内の議論に真摯に参加をするつもりなのか問われるべきだ。

これは、特定秘密保護法案、集団的自衛権を認める憲法解釈変更、テロ逃亡法案の議論と全く同じなのである。自民党の大半が、国民の厳しい意見があろうと堂々と意見を巡らせて、民意の洗礼を受けてきたのだ。

改めて、石破氏は政権を取ったらどのような国家安全保障戦略を立てるのであろうか。まさか知らぬ顔で敵基地攻撃能力を潜り込ませようとするのなら、それは石破氏自身に刃が向くのは歴史の自明だ。

政治家の過去の発言には厳しい視線が注がれる、だからこそ為政者には政策やアイディア以上に、信念が求められるのだ。

集団的自衛権を認める憲法解釈変更を巡って、賛成反対に鋭く世論が対立したときも、いまいち旧民主党の幹部議員の歯切れは悪かった。それは過去、民主党幹部や民主党政権は集団的自衛権に賛成を繰り返ししていたからだ。(参考

その後、この悪夢の民主党は民進党となり、希望の党、そして今の立憲民主党と国民民主党のグダグダな状態になっている。政治家として、政党として、信念を持たなかったことが一番の原因なのである。

「消費税増税を議論すらしない」と言って消費税上げた民主党政権、ガソリン税反対だったはずが「そうでしたっけ?ウフフフ」とはぐらかした民主党政治家。全てが我国国民にとってのトラウマとなっている。

最早、石破氏は自民党や安倍政権の政策に反射的に反対意見を述べるだけで、目の前の総裁選に向けた人気取りしかしていない、後のことなんてまるで考えていないのだろう。こんな人物を絶対に総理になど選んではいけない。可能であれば鳥取県民の皆さんにおかれましても、石破氏を国会議員にも選んでいただかないのが賢明かとお願い申し上げたい。

(出典 産経新聞)

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