玉川徹氏「PCR検査に偽陽性なんか殆ど99.99%ない!」と珍説!! → 複数の専門家がしっかりと否定!!そして、偽陽性患者の強制隔離の人権問題を指摘!!玉川さんは人権無視なの?仏革命のエベールの再来ですか?
7月27日、玉川徹氏は、改めてPCR真理教教祖としての存在をいかんなく発揮し、もはや報道でも化学でもない信仰告白を行った。
なんとPCR検査には偽陽性は99.99%ないというすごい発言を行ったのである。しかし、当然ながら、これは多くの医療専門家から否定されているのだ。玉川氏は義務教育からやり直した方がいい。いろいろ失格だ。
玉川徹氏「PCR検査に偽陽性なんか殆ど99.99%ない!」と珍説!!
7月27日のテレビ朝日「モーニングショー」で、玉川徹氏は、PCR検査万能論を主張した。その様子は、ぜひ上記の動画をご覧いただきたいが、視聴が難しい方のためにも、以下に画像と文字でご紹介しよう。
【99.99%ない】新型コロナウイルスに関し、玉川徹「検査に関して何が後ろ向きかって言ったら、いわゆる偽陽性ですから。偽陽性なんか殆ど99.99%ないんですね。武漢を見ても島根を見てもね。もしそれがネックになってるんだったらそれは国民が『違うんじゃないか』って言わないといけない」 pic.twitter.com/L4Z0x4Qx8Z
— Mi2 (@mi2_yes) July 27, 2020
玉川徹「(略)だけど、検査をするかしないかに関しては、ワクチンの話とまったく別じゃないですか。」
山口真由「まったく次元が違う。」
玉川徹「まったく別なんです。だからワクチンの話を持ち出してくるのは、ナンセンスで、それは、じゃあ検査に関して何が後ろ向きかって言ったら、いわゆる偽陽性ですから。
偽陽性なんか殆ど99.99%ないんですね。
あぁの、武漢を見ても島根を見てもね。でもぉ、もしそれがネックになってるんだったらそれは国民が「違うんじゃないか」って言わないといけない!」
羽鳥「ワクチンと検査はわけましょうということですね。ナンセンスは言い過ぎです。」
引用元 https://twitter.com/mi2_yes/status/1287551263953965056
要するに、玉川氏は、ワクチンの副作用と同じように、PCR検査もまた副作用があるという主張に対し、「ナンセンス!」「PCR検査は万能だぁあああ!!!ほとんど99.99%偽陽性はない」と主張したいのだ。
既に玉川氏は今年5月、「PCR検査の精度は100%!それが7割になるのは、検査技師の問題」という趣旨の発言を豪語して、批判を浴びたが、まったく反省も勉強していないことがわかる。
そして、こうした珍説、無責任な発言は専門家から批判されているのだ。
専門家委員会を主導し、世界的権威である押谷仁教授「PCR検査を急拡大すれば、偽陽性が起きる」
我国のクラスター対策を主導してきた東北大学の押谷教授は、7月6日、ニューズウィークの独占インタビューを受け、以下のように話した。
まずPCRを急速に拡充すれば、必ずクオリティーが低下する。クオリティーを担保できないままやると、偽陽性、偽陰性が多く出る可能性がある。
民間や大学の研究室でもできるのでは、という話もあるが、患者に対してやるのと研究室にPCRの機械があるのとは全く別問題だ。日本では、本来は患者の検体を扱えるのは臨床検査技師など国家資格を持った人だけだ。重要なのはいかに精度の高い検査をできるかということ。
当たり前の話だが、偽陽性はあるのである。
そして、お笑いなことに、玉川氏が一貫して主張している、PCR検査の急拡大は、むしろ偽陽性を増やすと指摘しているのだ。
また、東京大学保健センターも以下のように指摘する。
PCR法では検体採取や検体保存の条件などで偽陽性(本当は新型コロナウイルス感染症で無いのに、陽性と出てしまう)、偽陰性(本当は新型コロナウイルス感染症であるのに、陰性と出てしまう)が起こりえます。
この割合ははっきりしていませんが、PCR検査の感度(新型コロナウイルス感染症の方で、PCR検査が陽性となる割合)は現時点では高くて70%程度と考えられており、検査結果の判断は慎重に行う(PCR法で陰性でも、新型コロナウイルス感染症でないとは言い切れないことがある)必要があります。
引用元 検査/東京大学 保健センター
このようにPCR検査の感度は高くても70%なのだ。
確かにPCR検査で偽陽性が出る確率は0.1~2%とされているが、これは実験室での、それも少量の話だ。実際には、混入などさまざまな実際の要件により増えてしまうのだ。
デマばかりのテレビ朝日の社員と、押谷教授や東大保健センターのどちらに信ぴょう性があるかは明らかだろう。
そして、偽陽性にはさらなる人権問題があることを押谷教授は指摘する。
さらに、これはあまり一般に理解されていないが、偽陽性であれば彼らの基本的人権が不必要に侵害されることになる。
今だと盛り場での感染を疑われるなど、いろいろなレッテルを貼られることにもつながりかねない。その上、本来は感染していないのに感染リスクのあるエリアに入院させられるという問題がある。
つまり、偽陽性の場合、感染していないのに、拘束された挙句、感染者だと差別を受け、しかも、感染者集団と一緒に収容されることで本当に感染してしまうというわけだ。
これは恐ろしい話である。仮に偽陽性が0.1%だとしても、玉川徹珍理論を実行し、東京都民1395万人全員に検査を行えば、1.3万人もの無実の強制収容者を生み出すのだ。
そして、彼らは感染していないのに、本当にコロナに感染してしまうのだ。しかも、偽陰性を入れれば、4万人以上もの感染者が野に放たれるのである。
これでは医療崩壊させた上に逆効果で、しかも、人権をも踏みにじっているのと同じである。
しかし、今や、以下の左翼教授も、玉川徹氏も平気で人権を蹂躙する言説を主張しているのである。
偽陽性で隔離して訴えられるなんかレア事例より、症状あるのにどうしても検査してもらえずそのまま悪化して亡くなった人の遺族から訴えられる心配をしたほうがいいと思います。
— 中野昌宏 Masahiro Nakano (@nakano0316) July 23, 2020
フランス革命時、ジャック・ルネ・エベール氏は、デマと薄汚い言葉で右派を攻撃する新聞を発行し、多くの人間をギロチン送りにした。しかし、外国人とつながっていたことから糾弾され、自らもギロチン送りとなった。
玉川徹氏もエベールの再来としか言いようがない。後世に汚名を残す前に、番組を降板するべきだ。