豪州国立大学学長のメドカーフ氏「安倍総理は、再び日本を世界のリーダーに復活させた」「安倍総理による日米豪印協力は、北京を動揺させている」「日本の東南アジア援助は中国を凌ぐ成功」と大絶賛!!こうした政治家が戦後いましたか?
オーストラリア国立大学の国家安全保障カレッジ学長のローリー・メドカーフ氏は、オーストラリアでもっとも権威ある安全保障の単科大学の学長である。
その彼が、「安倍総理は、再び日本を世界のリーダーに復活させた。」「安倍総理により、日本は東南アジアへの援助で中国よりも成功している。」「安倍総理が作った日米豪印協力は、北京を動揺させている。」と豪経済紙で大絶賛しているのだ。
日本のメディアが全く報道しない、こうした世界の事実を今日はしっかりとご紹介しよう。
メドカーフ氏「安倍総理は10年前の戦略的な憂鬱状態から日本を復活させた」
7月10日、豪経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー (AFR)は、オーストリア国立大学国家安全保障カレッジ学長のメドカーフ氏の論文を掲載した。
その論文のタイトルは、「安倍総理は、再び日本を世界のリーダーに復活させた(Shinzo Abe has made Japan a leader again)」というものであった。
日本人としては本当に嬉しい限りだ。
以下、その一部をご紹介しよう。
COVID-19時代における、オーストラリアの率直な外交には、広大なインド太平洋地域全体での新しいパートナーシップの統合が含まれる。先月の焦点は、モディ首相のインドとの戦略的協力だったが、今は日本だ。
木曜日の夕方、モリソン豪首相は、日本の指導者である安倍晋三総理と、オンラインによるヴァーチャル首脳会談を実施した。しかし、彼らのリーダーシップにヴァーチャルなものはなかった。国防、サイバーセキュリティ、香港に関する彼の最近の発表が証明しているように、モリソン氏は戦略的混乱の挑戦に立証している。
一方、安倍総理は、立ち向かう政治的困難が何であっても、並外れた偉業を持っている。彼は日本で最も長く首相を務めており、10年前の戦略的な憂鬱状態から彼の国を復活させるために多くのことをしてきた。
まさに豪州最高の安全保障の専門家が、悪夢の民主党政権で崩壊状態だった我国が、安倍総理によって立て直され、我国を世界のリーダーに再び復活させたと指摘しているのだ。そして、モリソン首相と安倍総理のパートナーシップがインド太平洋地域を動かしているとも指摘している。
インド太平洋地域を日本が動かす。
これは悪夢の民主党政権時代には、想像もつかなかったことだ。
メドカーフ氏「安倍総理により、日本は東南アジアへの援助で中国よりも成功している。」
そして、メドカーフ氏は、さらに安倍総理の偉業を指摘する。
この安倍総理の偉業には、国家の安全保障上の役割を正常化したことや、日中が争っている尖閣諸島/釣魚島に対する中国の主張を阻止することが含まれる。
より広い意味では、安倍総理は、主に中国の台頭と威嚇への対応として、インドからオーストラリア、東南アジア、ヨーロッパへのインド太平洋パートナーシップを構築するために、創造的な外交を開拓してきた。
ここで、メドカーフ氏は、安倍総理が、平和安全法制や国家安全保障会議を創設、そして、日本版海兵隊の設置や海外での宣伝戦の強化をしてきたことを偉業として称賛している。
そして、そうした防衛努力だけでなく、中国包囲網としての、インド、オーストラリア、東南アジア、ヨーロッパがつながる「インド太平洋パートナーシップ」を作り上げたことを絶賛しているのである。
メドカーフ氏は、安倍総理が行った東南アジアへのインフラ投資について、中国よりも成功し、今これが外交的影響力として花開きつつあるとこれも絶賛している。
日本は中国よりも東南アジアのインフラへの投資を増やし続けており、安倍総理はこれを成功させ、そして長い援助実績を外交的影響力に変えようとしている。
こうした現実は、今、日本に置いてこの政権を変えるべきではないことを明確に示している。
メドカーフ氏「インド太平洋パートナーシップは、安倍総理とモディ首相の議論から始まった。」「中国は、日印米豪が協力している地域を侵略できない!北京は動揺している!」
また、メドカーフ氏は、インド太平洋パートナーシップの始まりは、安倍総理とモディ首相の議論から始まったと指摘する。
私の最近の著書が明らかにしているように、インド太平洋における新たな連帯の重要な瞬間は、トランプ氏のショック勝利を受けた2016年11月に安倍総理とインドのモディ首相が新幹線で日本を横断した際の戦略的な話し合いだった。
まさに安倍総理が作ったのが、インド太平洋における、日米豪印を中核とし、そこに欧州や東南アジア諸国が参加するパートナーシップ、つまり、対中包囲網なのである。
中国は、インドと日本が真に協力している地域、特に米国とオーストラリアが連携している地域を支配することはできない。四極安保対話の論理が北京を動揺させている。
まさに、安倍総理が作った包囲網により、中国は侵略できず、そればかりが動揺しているというわけだ。
つまり、中国に対するそれの動きを容認しない世界的な動きは、香港問題はきっかけにすぎないのである。安倍総理が10年近くをかけて作った、緩やかな包囲網に中国はからめとられ、そこで相変わらずの暴虐な行為をした結果、安倍総理の罠カードのような包囲網が発動し、中国自身の首を絞めているというわけだ。
安倍総理が10年近く、世界のリーダーと会い、安全保障と経済協力を行い、中国の脅威や問題点を丁寧に説得し、日本の魅力を売り込み、丁寧に編み上げたのが、インド太平洋パートナーシップなのだ。
これほどの偉業を成し遂げた総理が戦後いただろうか。しかも、日中の国力比は絶望的な差がつきつつあり、経済や若年人口の絶頂期であった池田、田中、大平、中曽根政権の頃よりも日本にとって厳しい状況なのは言うまでもない。
しかし、とにもかくにも安倍政権は、この厳しい状況の中、対中包囲網を見事に、中国をなだめすかしながら作り上げ、今日の成功を得たのである。今、この最後の中国を変革し、路線変更を迫る機会を決して逃してはならない。
そのためには、今こそ、安倍総理に力を!
国民の皆さんの協力も必要なのです!