大丈夫?朝日新聞の雑誌「論座」、匿名左翼アカウントDrナイフ氏による連載記事を開始!!論座寄稿者や左派からも勘弁してくれ!との声が相次ぐ始末!!でも、朝日記者は大はしゃぎ!!朝日新聞は、まとめサイトの運営を始めたの?
朝日新聞による自らの権威を破壊する行動は留まらないが、ついに「ボクのアカウントは安倍批判が目的です」などと豪語する、匿名の左翼Twitterアカウントを雑誌「論座」でデビューさせてしまったのだ。
この朝日新聞の暴挙に、論座寄稿者からも「勘弁してほしい」との声が相次いでいるが、朝日新聞記者などは大喜びする始末だ。
ついに朝日新聞が、まとめサイト以下になった瞬間である。
大丈夫?朝日新聞の雑誌「論座」、匿名左翼アカウントDrナイフ氏による連載記事を開始!!
7月26日、朝日新聞の雑誌「論座」は、Drナイフを自称する、正体不明の人物の連載を開始した。ちなみに米国などではメディアでの匿名記事は基本的に認められていない。
はじめまして、Dr.ナイフです。 – Dr.ナイフ|論座 – 朝日新聞社 #ツイッター #ナイフ #国会動画 #安倍政権に物申す #検察庁法改正案に反対します https://t.co/OVvDVtmxPs
— 論座 (@webronza) July 26, 2020
この自称Drナイフという人物は、左派Twitterの代表格の一人ではあるが、ごらんのとおり匿名アカウントであり、社会的背景も何も不明だ。
しかも、過去に多くの問題行動をやらかし、過去にアカウントが凍結されている。
デマに誹謗中傷と事実誤認のオンパレードだ。しかも、あの「命を選別しろ!」と主張していた大西つねき氏を擁護する投稿までしている。つまり思想的にはファシストである。
しかし、朝日新聞は、自らが発行する「論座」で、彼の連載を開始してしまったのである。
論座寄稿者や左派からも勘弁してくれ!との声が相次ぐ始末!!
これには論座の執筆者や左派からも批判が相次いだ。
例えば、同じ左派で、論座連載陣の元新潟県知事の米山隆一氏からもボロクソに批判される始末。
論座さんには大変お世話になっており、Dr.ナイフ氏のツイートには共感する所も多々ありますが、率直に言ってこれはないなと思います。自分の思いをつぶやくだけの匿名論考はあるとして、世の中に影響を与える言説を述べたいならそれはその責任を引き受ける覚悟はいるでしょうhttps://t.co/oR0irfFNP7
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) July 28, 2020
「自らの言説の責任を引き受ける」とは、「それは自分が言った事だ。」と認める事ですが、Dr.ナイフ氏の言説は何処までも「誰かが言った」ものに過ぎず、どれ程間違えた事を言ったとしても、本人は痛くもかゆくもありません。その様な言説で世の中に影響を与えようというのは余りに虫が良すぎでしょう
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) July 28, 2020
本来実名で議論を提起している所にDr.ナイフ氏が匿名のまま登場したことは、氏の言説の価値を落とす効果しないものと私は思います。「過ちては改むるに憚ること勿れ」、氏が可及的速やかに心の整理をつけて実名と立場を公開し、自らの責任で堂々と持論を展開する事を期待しています。
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) July 28, 2020
因みにこのツイートがいみじくも氏のツイートから感じる印象を表しています。そう、氏は恐らく本当に、自らの責任で世に問い、実現したい何かがある訳ではなく、「賛同して貰えたら嬉しく、面白くないって言われたら悲しい」という基準でツイートしています。一言で言うならそれは、「受け狙い」です。 https://t.co/8GfRLa9QOX
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) July 29, 2020
これは米山氏にしては珍しい正論だ。
また、同じ論座で連載中の英軍事誌ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー東京特派員で、安倍政権に批判的な高橋浩祐氏も、論座の暴挙を批判する。これも全くの正論だ。
同感です。論座に書いてきた筆者の1人として、正直とてもがっかりしています。匿名ライターは素性がバレないことから、自らの立場に有利なようなポジショントーキングも、ステルスマーケティング(ステマ)も、観測気球の打ち上げも、何でも容易にできてしまいます。かなり怖いのです。 https://t.co/RvGBtymGQx
— 高橋 浩祐 (@KosukeGoto2013) July 27, 2020
リベラルの立場の記者である郡司真子氏も、「論座担当者は確信犯的にジャーナリズムをつぶそうとしている」と強く批判している。まったくその通りだ。
論座担当者のネットリテラシーが低かっただけならばまだマシですが、
朝日新聞関係者の確信犯的な動きだったり、
担当者が某特殊宗教団体に傾倒したための戦略である可能性を否定できない。
裏が何であるにせよ、
ジャーナリズムを破壊すること
に論座が加担したことが大問題です。 https://t.co/q5sSZpN7t0— 郡司真子Masako Gunji (@bewizyou1) July 30, 2020
ナイフ氏論座起用問題に対して、楽観視氏する人たちについて分析したリグーリア2さんのツイート。
新聞社の人たちにもこの現実を直視してほしい。
論座担当者(https://t.co/HXHsEeb0Zf)は、確信犯だ。今は観測気球をあげただけだか、確実にジャーナリズムを潰しに来ている。 https://t.co/84yRYHUV1b— 郡司真子Masako Gunji (@bewizyou1) July 29, 2020
また、経済学者で保守寄りの池田信夫氏も「朝日は一線を越えた」「内容も文体も大学1年レベルの幼稚な記事。ツイッターより長い文章を書いたことがないんだろう。」と厳しく批判している。
これは逆。無署名記事は「会社の見解」として書くので、多くの人がチェックする。ツイッターの匿名アカウントに書かせるのは、まったく意味が違う。朝日新聞はジャーナリズムとして一線を超えた。 https://t.co/VKbBETkJQW
— 池田信夫 (@ikedanob) July 28, 2020
内容も文体も大学1年レベルの幼稚な記事。ツイッターより長い文章を書いたことがないんだろう。コラムを1回丸ごと自己紹介で埋めるなんてプロの仕事じゃない。
はじめまして、Dr.ナイフです。 – Dr.ナイフ|論座 – 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/pBLJsAG7Y0
— 池田信夫 (@ikedanob) July 28, 2020
しかも、池田信夫氏は、もしDrナイフの中の人が反社や極左だったらどうするのかと指摘する。
朝日新聞と違って、アゴラは原則として実名。匿名アカウントが投稿してくることもあるが、紛争が起こると収拾がつかないので掲載しない。朝日もDr.ナイフが極左や反社だったらどうするつもりか。そもそも同一人物かどうかもわからないので、犯罪者でないとも証明できない。
— 池田信夫 (@ikedanob) July 29, 2020
この指摘は重大で、もし、彼の中身が海外の工作機関だったらどう責任を取るのか?
でも、朝日記者は大はしゃぎ!!朝日新聞さんは、まとめサイトの運営を始めたの?
一方、朝日新聞の記者は、馬耳東風の上に、大はしゃぎのようだ。
例えば、朝日新聞記者出身で、論座で連載している鮫島浩氏は、大絶賛している。
ツイッター屈指のリベラル派インフルエンサーであるDr.ナイフさんがついに朝日新聞言論サイト「論座」に登場。明晰な頭脳で政治を鋭利に切り取り華麗に解析するツイートは政治記者を凌駕する。ツイッター界の貴公子が大手メディア論壇にどう斬り込むのか。この先が楽しみだ。https://t.co/eJSQn2VVVQ
— 鮫島浩 (@SamejimaH) July 26, 2020
何が問題かも全くわかっていない。
だが、ことは重大である。朝日新聞は、速やかに本件に関する説明をすべきだ。近年まれにみる不祥事と言わざるを得ない。
それとも、まとめサイトに転身されるのか?それであれば、さっさと「朝日速報」だの「ろんざ!」とでも改名すべきだ。
そして最大の疑惑は、この状況を見ると、もしかしたらDrナイフ氏も実は朝日新聞がやってるもので、つまりヤラセかもしれないということだ。
朝日新聞、既にそのかつての名声は地に落ちているが、落ちるところまで落ちたことをこうした事実は示している。早々の廃刊を望みたい。