変節!悪夢の民主党再結成で、起死回生を目論む枝野代表!しかし、世間の風は冷たかった!国民の過半数が興味なし…
悪夢の民主党の再結成を何としても実現したい立憲民主党の枝野代表。あの手この手で、国民民主党との合併を進めようとしている。
しかし、思い返してみれば、年始にも同様の話題が上がっていたが、頓挫していた。
枝野代表の1月時の発言と今回の発言を見比べてみると、その変節っぷりがよくわかる。
通常国会に合わせた合流話、あっけなく頓挫
2020年の通常国会の開会に合わせて、合流を試みた立憲民主党の枝野代表。国会の開会に合わせて、「数の力」を得ようとしたが、国会召集の翌日の1月21日に出た結論は、破談だった。
この時の合流話について、時事通信では次のように伝えていた。
(略)
「合流見送り」を決めたのは、党首会談を踏まえた21日の福山哲郎・立憲民主、平野博文・国民民主両幹事長の会談。
国民民主が20日の両院議員総会で決めた「両党の合流協議継続」を受けて、平野氏は改めて立憲民主の協力を求めたが、福山氏は「ここまで詰めてきたものが受け入れてもらえなかったのは非常に残念」と、協議打ち切りを通告した。
(略)
この時事通信の報じるところによると、立憲民主党の福山哲郎幹事長から、合流協議の打ち切りを通告したようだ。
更に、この1月の時の合流をめぐって、枝野代表が、次のように語っていたことをニッポン放送NEWSでは伝えていた。
(略)
立憲民主党の枝野代表は5日、国民民主党などとの合流について「新党をつくる呼びかけをしたことは一切ないし、新党をつくるつもりは100%ない」と述べ、国民の玉木代表が新党を結成すると表明したことに強い不快感を示した。
(略)
「新党を作るつもりは100%ない」と言い放った枝野代表。枝野代表は、支持率低迷に悩む国民民主党がすり寄ってくるとでも思っていたのか。1月の合流破談については、怒り心頭だったようだ。
しかし、国会が閉幕してから、浮上した立憲民主党と国民民主党の合流話では、様相が違っていた。
改めて合流協議をした両党。しかも100%なかったはずの新党結成を提案!
国会が閉幕した後、再度、立憲民主党と国民民主党との合流の話が浮上した。しかも、立憲民主党が提案した内容が驚きのものだった。
なんと枝野代表が年初に否定していた新党の新設だった。
立憲民主党と国民民主党の幹事長が会談し、両党の合流に向けた協議が再び始まりました。
立憲民主党の福山幹事長は、国民民主党の平野幹事長に対し、両党を解散した上で、新党を作ることを申し入れました。新党の名前は「立憲民主党」で、結成後に代表選挙を実施することも提案しました。
(略)
新党結成は、「100%ない」と言っていた枝野代表。しかも、発言をしたのは、今年の頭だ。つい半年前だ。
しかし枝野代表は、まだ舌の根も乾かぬうちに見事なまでの変節っぷりをまたもや披露してみせた。当の本人に言わせれば、「臨機応変の対応」とでも言うつもりなのだろうが、それは、ただの詭弁だ。
枝野代表の変節っぷりに合流の相手である国民民主党の玉木代表は、党名が最優先事項という立場を崩しておらず、合流に対して、決して積極的な姿勢を打ち出しているわけではない。(参考)
枝野代表は、信念をもって、立憲民主党を残そうとしたのではないのか?
立憲民主党の枝野代表の変節っぷりに国民世論は辟易している。その証左として、立憲民主党と親和性の高い毎日新聞の世論調査を見てみよう。
その世論調査では、関心がないと答えた人が、54%にも上った。そして合流する必要はないと答えた人が15%。国民の多くが、立憲民主党と国民民主党との合流に対して否定的な見解であった。(参考)
茶番劇を繰り返す悪夢の民主党の当事者たち。多くの国民が、この「悪夢の民主党政権」のメンバーに対して拒否反応を示していることに気づくべきだ。
そして、国権の最高機関である国会で、茶番劇を繰り広げることは、時間、そして税金の無駄以外の何物でもない。
枝野代表がすべきことは、立憲民主党と国民民主党との合流ではなく、立憲民主党を解体し、国会から去ること以外にない。