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フィリピン政府がコロナにより対中妥協へ!!しかし、同じく危機的状況の東シナ海では、安倍政権の努力により在日米軍司令官が「尖閣は日本の領土!防衛を支援する!」と力強い発言!!

南シナ海で領有権を主張し、人工島を建設し、行政区を設置するなど、やりたい放題の中国。この中国の動きに対して、周辺国はもちろん、アメリカも「航行の自由作戦」を実施するなど、中国による現状変更に対して、一丸となって対抗してきた。

(埋め立てが進む南沙諸島  出典 時事通信)

しかし、今、一丸となって対抗してきた国々の中で、フィリピンが中国に屈する状況になりつつある。一方、東シナ海では、安倍政権により在日米軍が尖閣防衛を宣言するまでの事態になっている。国民の皆さんにはこの非常事態をしっかり認識いただきたい。メディアが報道しないので、我々がしっかりとお伝えしたい次第である。

南シナ海をめぐり、急に弱気になったドゥテルテ大統領。その理由は、新型コロナか?

フィリピンの「トランプ」との異名を持つ、フィリピンのドゥテルテ大統領。フィリピン国内の麻薬を撲滅するために、実施した「麻薬戦争」では強権的な姿勢に終始していた。(参考

そんなドゥテルテ大統領から、中国の動きが活発な南シナ海について、弱気な発言が飛び出した。

ドゥテルテ大統領は27日、国会演説で「4日前に習近平主席と電話会談を行ってフィリピンが先に新型肺炎のワクチンを獲得し、または購入できるようにしてほしいと求めた」とし、「わが祖国を繁栄させるという夢が新型肺炎のパンデミックによって挫折された」と明らかにした。

(略)

ドゥテルテ大統領は南シナ海問題についても「外交的な解決が最善の方策であり、戦争を代案として考慮するわけにはいかない」と融和的な態度に転じた。

彼は「中国も、フィリピンも領有権を主張しているが、中国は武器がありわれわれにはない」として「簡単に言えば、そのため中国がそこ(南シナ海)を持っているわけ」といった。また「われわれが(南シナ海を取り戻すためには)戦争をしなければならないが、私はできない」として「他の大統領なら分からないが、私は(戦争を)できない。対応できない。それを喜んで認める」とした。

(略)

(フィリピンのドゥテルテ大統領  出典 AFP)

引用元 新型コロナのワクチンを受けるために南シナ海を譲歩…フィリピン大統領、習近平首席に「SOS」

ドゥテルテ大統領の発言は、南シナ海の今までの対応から、引き下がったものと受け止められても仕方がない。

新型コロナウイルスにフィリピンが苦しんでいるのはよくわかる。だが、新型コロナウイルスを世界にばら撒き、南シナ海を我が物の顔で、現状変更を目論む中国に対して、新型コロナウイルスのワクチンと引き換えに、南シナ海を譲歩する必要は、当然ない。

ドゥテルテ大統領の対応を見ていると、中国に対して、一瞬たりとも隙を見せること出来ない。

南シナ海と同様に、中国が攻勢を仕掛けている東シナ海・尖閣諸島は、万全の体制を敷くことが求められている。

(出典 外務省)

尖閣諸島に対して攻勢に打って出る中国に対して、在日米軍トップが言及!

南シナ海と並んで海洋進出、そして現状変更に向けた動きが活発な東シナ海。その東シナ海について、在日米軍トップのシュナイダー司令官が言及した。

在日アメリカ軍のトップは、沖縄県の尖閣諸島の周辺で中国の船が日本の領海にたびたび侵入し、かつてなく活動を活発化させているとしたうえで、アメリカ軍として周辺海域での警戒監視や情報収集を強化して日本を支援するという考えを示しました。

在日アメリカ軍のトップ、シュナイダー司令官は29日、オンラインで記者会見を開き、まず「北京は東シナ海と南シナ海で攻撃的で悪意ある行動を続けている」と中国を批判しました。

そして、沖縄県の尖閣諸島周辺での中国の行動について「ここ100日から120日の間、いまだかつてないレベルで日本の領海に侵入している」と述べ、かつてなく活動を活発化させていると指摘しました。

そのうえで「尖閣諸島の状況についてアメリカが日本政府を助ける義務をまっとうする」と述べ、アメリカ軍として周辺海域での警戒監視や情報収集、偵察活動を強化して日本を支援するという考えを示しました。

(略)

(出典 NHK)

引用元 在日米軍トップ「尖閣周辺で日本を助ける義務まっとうする」

在日米軍トップのシュナイダー司令官が発した「日本政府を助ける義務をまっとうする」との心強い発言。

このシュナイダー司令官の発言に対して、中国政府は即座に反応を示し、中国外務省の汪文斌報道官は、「パトロールすることは中国固有の権利だ」と反論した。(参考

(外務省の汪文斌報道官  出典 AFPBB News)

在日米軍トップのシュナイダー司令官の発言は、安倍総理とトランプ大統領の蜜月関係があってこそだ。言うべきことを言い合える仲だからこそ、在日米軍駐留経費の倍増を拒否しても、蜜月関係に変化は生まれなかった。(参考

尖閣諸島に対して、日本を支援する意思を明確にしたアメリカ。

この蜜月関係は、安倍総理の培ってきた外交力の賜物だ。このアメリカとの蜜月関係を、次期総理総裁候補の一人と言われている石破茂氏にはできるのか。答えは否だ。仮に石破氏が総理に就いたら、日米の蜜月関係は終わりを迎え、親中・従韓に傾くことは間違いないはずだ。現状の候補者の中では、岸田氏か菅氏の方が有望だ。絶対に石破氏はあり得ない選択なのだ。

安倍総理だから、尖閣はかろうじて防衛され、在日米軍司令官が異例の発言をしている。そして、フィリピンは、対米関係構築に失敗し、このようになっている。

石破総理の誕生は、悪夢の民主党政権と同等、それ以上の悪夢になるはずだ。今日のフィリピンこそ、石破政権の未来図だ。

我国を守り抜くためにも、今求められているのは石破氏ではなく、安倍総理だ。そして総理候補である岸田氏か菅氏にもしっかりと自民党のメンバー、政権のメンバーとして活躍いただきたい。

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