石破茂元幹事長が駐日中国大使を国会に招き入れる大失態!!しかも、李登輝総統逝去の翌日!石破氏の民主主義を軽視する外交センスの欠落に外交関係者ドン引き。
石破茂元幹事長が駐日中国大使と会談したことに対して、疑問の声が噴出している。しかし、本人はどこ吹く風。次期総裁候補として来るもの拒まずという姿勢で臨んでいるのだろう。
しかしながら、駐日中国大使との面談でも、東アジアの安全保障環境について意見を交わしたというが、この大使は習近平と共産党の使い走りなのである。大使も、中国共産党の立場を繰り返すだけで、自らの意見を言うはずもない。(参考)
全体主義国家の代理人を、民主主義のシンボルたる国会に招き入れるという致命的な外交センスの欠落!!しかも、李登輝総統逝去の翌日!!
まず、国会内に招いて意見交換をしたこと自体がまず外交センスがまるで無いことを示している。石破氏は主たる党役員でもないので、党本部ではなく、国会内の部屋を中国大使との面会の場にアレンジしたのであろうか。
いま新型コロナで弱っている世界各国の民主主義陣営に対して、中国は公然と全体主義の優位性をまくし立てている。そんな国の大使を、民主主義の象徴である国会に招くなぞ、土足の泥棒を家に上げるような行為どころの騒ぎではない。
卑しくも日本の民主主義で選ばれた国会議員として、議会というものは何たるかの意識が欠落している。議会とは、その国の民主主義のシンボルであり、いかなる外国の賓客であれ、自国の民主主義と価値観を相容れない国家のメンバーはお断りされるべきなのだ。
これでは尾崎幸雄の銅像も泣いている。
しかもこれが、台湾の民主化の巨人、李登輝元総統逝去の翌日に実施されたというのもセンスがない。せめて延期すべきであっただろう。台湾が石破氏に絶望したであろうことは間違いない。
外国代表を国会に招き入れるという意味!米国議会で戦後初の議会演説を実現した安倍総理の実績の重さがより光る結果に!!
民主主義の敵とみなした国家を議会から遠ざけた例がある。それは、日本の首相が米国議会において2015年まで、上下両院合同会議での演説が実現しなかったことだ。(参考)
これは演説を拒絶されていたという表現は正しい。
日米貿易摩擦など色々と理由はあるが、最も重要な理由は米国が真珠湾攻撃を受けてルーズベルト大統領の対日宣戦布告を求める演説こそが上院両院合同会議だったからなのだ。いわば日本は戦後70年間にわたって米国から「許しを得ていなかった」といえる。
実は、ブッシュ政権でイラク戦争に協力した小泉純一郎首相でさえ、議会演説は実現していない。そう考えると、安倍総理がそれもオバマ政権下で米国議会演説を実現させた外交力はすさまじい。
このことを考えると、なんとも石破茂氏の判断力はいかにもチープである。
世界の民主主義陣営が中国の全体主義と向き合うときに、石破氏の行為は抜け駆けとも取れる。かの事大主義の半島国家と瓜二つ。
かくも、いま民主主義国家は団結をして、中国の権威主義・全体主義すべきという声が同盟国内でも高まっている。その最中に、この石破氏が駐日中国大使と国会内で面会をするのである。米国内でも、仮に石破政権が誕生となれば、その先行きを不安視するのは当然であろう。
特に米国は、三権分立の中でも議会が最も権威を持つとされている。それは大統領の行政権や閣僚任命権、最高裁判事の任命が、全て議会承認によって握られていることが示している。
石破氏は口を開けば日米同盟が基軸と発言をするが、米国や民主主義の価値観というものを本当に理解できているか、甚だ疑問なのである。
ポンペオ氏は先週の演説で、中国の民主化や国際協調路線への転換を期待した歴代米政権の「関与政策」を否定。中国の習近平国家主席を「破綻した全体主義の信奉者」と批判し、イデオロギー対立に踏み込むなど対決姿勢を強めている。この日の共同記者会見でも「圧政と権威主義に対抗する自由と民主主義」の選択の意義を強調。友好国に旗幟(きし)を鮮明にするよう求めた格好だ。
石破氏の姿勢を見れば見るほど、親中であり、「言うべきことを言う」政治家ではないことは明らかだ。そもそも、口だけでなく「やるべきをやる」が政治家に必要なのだ。
石破氏が、あり得ないがもし次の総理総裁になれば、安倍総理が今まで積み上げてきた成果と遺産が、一瞬にして失われることになる。
石破総理の誕生は、日本の終わりの始まりに外ならず、在野で言いたい放題の石破氏ではなく、ポスト安倍は、河野防衛大臣、菅官房長官といった実務経験豊富で、「やるべきをやる」人たち、人格的にも優れた議員から選ばれるべきだ。
メディアも石破!石破!石破!ではなく、岸田政調会長、河野防衛大臣、菅官房長官と言ったポスト安倍について、真実の報道をすべきである。少なくとも石破派19人という数字が、自民党内での石破氏の人望を物語っている。