立憲民主党&小池知事御用達の博報堂が東京都の予算を88億円も「中抜き」と上田都議が暴く!!野党のみなさん、どうしてダンマリなの?博報堂はお友達だから庇うの??
8月3日、都議会議員の上田令子氏が自らのブログに、小池都政が議会に諮らずに88憶円以上も博報堂に「中抜き」させる決定をしたと批判した。
かねてより博報堂と小池知事の関係は、クールビズ以来の親密さが指摘されてきたが、改めてそれが証明された形だ。
しかし、不思議なことに電通に対して、中抜きでないのに「中抜きだぁ」と騒いだ野党のみなさんは、まったくのダンマリ。まさか民主党が政権交代前から現在に至るまで博報堂に億単位のPRをお願いしている「お友達」だからではないですよね?
上田令子都議が暴いた、東京都予算の博報堂による88億円の「中抜き」!!東京都はもうお金がないのに…
上田令子都議は、自らのブログで小池都政が博報堂に「中抜き」させていると指摘した。
さて、第三弾ともいえる感染拡大防止協力金がまた支給されるところですが、この件に関しては、政府による持続化給付金で電通の中抜き問題も発生していたことから、東京都では、これまで一体全体どのように血税が使われていたのか、お姐は独自調査しておりました。
ちょうど注目も集まっていますところで都民の皆様にお示しいたいと存じます!
博報堂への支払いは88億7100万円!
感染拡大防止協力金は、申請書受付から支払いまで全て東京都及び東京都職員でやっているわけではありません。
コールセンターの運営、専用ポータルサイトの構築・運用及び申請書類の審査やデータ化などの経費が発生しており、これらについては、博報堂に「委託」しております。
この「委託料」がナンボかかるのか、事業開始から静かに注視しておりました。
注目の全体像は!!
〇第一回申請
款 産業労働費
項 産業労働管理費
目 産業政策費
節 報償費 900億円
委託料 60億円
合計 960億円〇第二回申請
款 産業労働費
項 産業労働管理費
目 産業政策費
節 報酬 2200万円
報償費 901億円
需用費 500万円
委託料 28億7100万円
使用料及賃借料 200万円
合計 930億円
総額 1890億円※
※単価契約があり、実績に応じて契約額が動きますので、額については事業終了後に確定博報堂等にお支払いした委託料合計は!! 〆て
88億7100万円!!
これは驚きだ!東京都の貯金はもはや小池知事が使い果たしてしまっているのに、そこから88億円も博報堂に「中抜き」させているのである。電通の時とみた限り同じような構図である。
しかし、この件について、旧民主党の皆さんが声を上げたとは聞かない。ちなみに、上田令子氏は、みんなの党出身で、その精神を最も受け継いでいる数少ない議員である。
小池知事と博報堂は、環境大臣時代からズブズブ!!
小池知事と博報堂の蜜月はこれに始まったことではない。
小池知事の飛躍となった、環境大臣時代のクールビズも博報堂が手掛け、多くの税金を受け取ってきた。
クールビズとは、環境庁が進める地球温暖化防止やCO2削減のプロジェクトの総称である。その環境庁と博報堂の親密な関係は有名だ。たとえば、2007年6月8日に、民主党の末松義規議員が、環境省から博報堂へ3年間で約90億円もの国家予算が、環境関連プロジェクトに支出されていた事実を国会で追及したことがある。
実際、博報堂出身で、小池知事の側近中の側近である、木下ふみこ東京都議会議員自身が、博報堂と環境省官僚と小池知事が一丸となって、クールビズを進めたとしている。
【9/24(月) 小島敏郎先生、叙勲のお祝い】#都民ファーストの会 の政調会事務総長の小島先生は、元環境省の審議官。#クールビズ キャンペーンは、#小池百合子 環境大臣の下、小島さんが環境省側のキーマンで #博報堂 が受諾。だから当時の博報堂スタッフも沢山来ていて個人的に感無量。#板橋区 #環境 pic.twitter.com/GhM5mkIK6p
— ?木下ふみこ東京都議会議員/板橋区? (@kinoshitafumiko) September 25, 2019
非常にズブズブであり、電通と中小企業庁長官の件と区別がつかない。むしろ、大臣がズブズブな分、より疑念を深める。
しかし、なぜか、野党は沈黙している。
民主党(立憲民主党)と博報堂も政権交代前から長期のズブズブ!!
ここでヒントとなる事例がある。
民主党は政権交代前から博報堂に最盛期には70億円以上ものPR事業を委託し、現在の立憲民主党も後述するように4億円以上も委託している。
民主党政権成立後も環境省の除染事業が博報堂に委託され、批判されたほどである。
そして、以下のように立憲民主党結党時の選挙用サイトも博報堂子会社が手掛けている。
立憲民主党の選挙サイト cdp-japan.jp ドメインの所有者は株式会社博報堂アイ・スタジオ
選挙のネット対策は
自民党の選挙は 電通 がお手伝い
民主党(民進党)の選挙は 博報堂 がお手伝い
という流れは変わらないですね pic.twitter.com/cfkk7gSCrc— なぜか中国住み (@livein_china) October 6, 2017
昨年の立憲民主党の政治資金収支報告書でも、博報堂に合計4.3億円以上を委託している。
全部でこの年の立憲民主党の支出は約25億円だから、17%近くが博報堂に流れたことになる。しかも、WEB関連費など、それこそ原口一博先生らの理屈でいえば、ネット世論工作をしているという疑惑が生まれる予算まである。
いずれにせよズブズブなのは間違いないが、この点は、森達也氏も指摘している。
立憲民主党が民主党だった時代に党の会報からインタビューを受けた。仕切りは博報堂の子会社だった。自民党はずっと電通とずぶずぶで、一業種一社制で野党は他の代理店にするしかない。つまり自民と野党の争いは電博の争いでもある。選挙戦も然り。勝てるわけないです、ってその人は顔をしかめていた。
— 森達也(映画監督・作家) (@MoriTatsuyaInfo) June 4, 2020
こうなると一つの結論に至らざるを得ない。もちろん結果的に電通の案件は中抜きではなかったことがわかっている。ただ野党が中抜きだとおっしゃるのならば、以下の件に回答すべきだろう。