もう何度目の決裂!?早くも意見が分かれた、野合を目指す立憲民主党の枝野代表と国民民主党の玉木代表。
一度、破談になった野合の流れが復活してきた。まるで何回もアンパンマンに倒されるバイキンマンのような展開だが、立憲民主党と国民民主党の双方の幹事長が合流に向けた協議をしている。
しかし、合流に向けた協議は難航しているようで、遅々として合流話の結論が聞こえてこない。
遅々として進まない合流話、早くも意見が分かれたと思える出来事があった。
進まぬ合流話、ついに動いた国民民主党の玉木代表!
今回の合流話は、立憲民主党による国民民主党を吸収合併するのではなく、両党とも解党をした上で新党を結党するというもの。しかし、新党の党名は「立憲民主党」とすることで、話し合いが持たれている。
立憲民主党の枝野代表としては、どうしても党名は維持したいようだが、国民民主党の玉木代表は、党名に対して難色を示している。
立憲民主党との合流協議をめぐり、国民民主党の玉木代表は、合流する場合、党名は投票で決めるべきで、政策のすり合わせも不可欠だという認識を重ねて示しました。
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国民民主党の玉木代表は記者会見で、党名の決め方について「投票以外の民主的な手続きはイメージできない。無記名の投票がいちばんシンプルだが、さらにいい知恵がないか考えたい」と述べました。
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党名で折り合わない両党の代表。そして、埒が明かないと判断したのか玉木代表は、最後の一手を打った。それが党首会談だ。
しかし非常に不謹慎!!よりにもよって追悼式典で、党首会談を提案した玉木代表に対して、枝野代表は…
幹事長会談でも打開策が見当たらない合流話。そこで玉木代表は党首会談を、枝野代表に呼び掛けた。しかし、枝野代表は応じない構えを見せているという。(参考)
そこで、両者が顔を合わせる機会が到来した。それが8月6日に行われた広島平和記念式典だ。
よりにもよって平和記念式典の場で、玉木代表が枝野代表に党首会談を要請したと産経新聞が報じた。
国民民主党の玉木雄一郎代表は6日、立憲民主党との合流問題をめぐり、立民の枝野幸男代表との党首会談を行いたいとの意向を改めて示した。広島市で記者団に語った。これに先立つ平和記念式典で、枝野氏に「近いうちに会合を持っていただけないか」と直接要請したものの、枝野氏から「幹事長に任せているので」と受け入れられなかったことも明かした。
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玉木代表は、なんでも枝野代表と党首会談を行いたいようだが、「場」をわきまえて行動して頂きたい。諸外国のゲストも招かれている原爆という惨禍を二度と起こさぬことを誓う平和記念式典の場で、「政局」の話をするのは破廉恥だ!
一方の枝野代表も枝野代表だ。福山幹事長に任せ、自身は高見の見物を決め込んでいる。だいたい、玉木代表をなぜ「静かに追悼できないのか」と一喝できないのか!
党首会談の開催の可否ですらもめる両党。そんな両党が合流したら、時間を経たずして、離党者が続出、そしてまた分裂することが明らかではないか。
いずれにせよ、次期衆院選をにらんだ行動としか思えない。追悼式典の場を、それも75周年の場を、目先の選挙のための野合話で汚した両代表。
国民のために働くのではなく、選挙のための野合ファースト、自分ファーストの政党、そして議員には一刻も早く国会から去って頂き、国民のために働く、正常な国会に戻って頂きたい。