中国のインド侵略が加速!!今こそ、強固な日印関係を示す時!
中国が周辺国に対して脅威を与え続けている。その脅威に直面している国の1つがインドだ。インドは中国と、6月に、国境紛争地で軍事衝突をした。
6月の軍事衝突では、インド兵が20人犠牲になった。この軍事衝突について、中国は、相も変わらず、相手方、インドに責めがあるとの主張をした。
一旦終息した、インドと中国の軍事衝突。しかし、今もなお、火種はくすぶっているようだ。
国境紛争の地に、中国は施設を建築!
インドの軍事衝突について、中国外務省は、インド側が国境を越え、中国側を挑発したと、繰り返し説明をしている。(参考)
中国は、どうしてもインドに責任を擦り付けたいようだ。そんな中国が、新たな行動に出たことが判明した。インドが支配している領域に建造物を構築したのだ。
中国とインドの両国にまたがるカシミール地方のインド側支配域の一部で、複数の建造物が設置されていることが、米通信衛星運用会社が撮影した衛星写真の解析でわかった。インド国防省幹部は、この地域に入った中国軍が設置したと主張している。
7月29日に撮影された衛星写真では、標高世界一の塩水湖であるパンゴン湖北岸の道路沿いに、赤や青の建造物が点在している。印誌インディア・トゥデーによると、白い建造物は12戸あり、兵士が滞在するプレハブ小屋だとしている。桟橋付近には中国軍の青いボート約10隻が係留されているという。
(略)
6月の軍事衝突後、互いの部隊を早期に撤退する方針を確認している。(参考)それにもかかわらず、中国は新たな建造物を構築したのだ。
中国の一連の対応を見る限り、インドとの間の緊張を緩和するつもりがまるでない。
しかも、プレハブ小屋だと馬鹿にすべきではない。南シナ海も、最初は左の小屋だったのが、あっというまに右の大要塞になってしまった。
そんな中国に対して、インドも強い警戒感を持っている。
モディ首相が中国に言及!今こそ強固な日印関係を示す時!
中国の横暴に対して、もちろんインドも黙っているわけではない。インドのモディ首相は独立記念日の演説で中国に対して強い警戒感を内外に対して示した。
インドのモディ首相は15日、独立記念日の演説で、北部カシミール地方の領有権を争う中国とパキスタンを念頭に「主権に挑む者には相応の対応を取ってきた」とけん制した。中国とは6月に同地方東部のラダック地方で軍が衝突、インド兵20人が死亡し、1975年以来となる死者を出した。
一方、中国外務省は15日、王毅国務委員兼外相が14日にチベット自治区を訪れ「国家の安全」の確保を強調したと発表した。自治区と接するインドを意識した視察とみられる。
(略)
中国に対して警戒感を示したモディ首相。そのモディ首相との信頼関係を構築し、日本とインドとの関係を、史上最高のものにしたのが、安倍総理だ。
今年は新型コロナウイルスの影響で電話会談のみだが、安倍総理は総理就任以降、モディ首相、そしてモディ首相の前任にあたるシン首相とも毎年首脳会談を重ね、信頼関係の構築を行ってきた。
信頼関係の証左として、安倍総理が、初めて別荘に招いた海外の要人は、モディ首相なのだ。
安倍総理が、総理就任以降、構築してきた日印関係、そして培ってきたモディ首相との信頼。今、日印関係が、史上最も強固なものであることに疑いの余地はない。
中国の脅威に晒されるインド。そして日本も、尖閣諸島が中国の脅威に晒されている。アジアの大国である日本、そしてインドが協力し、中国に対抗することこそが、アジア地域の安定に資するのだ。
今、これが安倍総理以外の誰にできようか。安倍総理にはじっくり休養を取り、万全の態勢で日印による中国包囲網を強化願いたい。
安倍総理には、インドとの強固な関係を元に、アジア地域の安定のため、更なる尽力をして頂きたい。