石破茂氏「グローバル経済から脱却し、低金利政策からも脱却する!」 → 金利上げて、ローン地獄で庶民の生活を破壊したいの?今、金利を上げれば国際暴落ですよ!そして、グローバル経済脱却して、中国の「一帯一路」に入るの?
メディアが一方的に世論操作で持ち上げる石破茂氏。
しかし、その石破氏の経済政策がハチャメチャかつ大不況必至のものであることは知られていないので、改めてご紹介しよう。
石破茂氏「グローバル経済から脱却する!100年前もそうだったでしょ?」 → 鎖国する気ですか?それとも一帯一路
7月1日、石破茂氏は、テレビ朝日「ワイドスクランブル」に元衆議院議員の杉村太蔵氏を相手に出演した。その際、石破氏は、杉村氏から「石破さんの主張は、夕刊紙のコラムみたいな主張ばかり。ちゃんと金利・税制・規制緩和を上げるのか下げるのか主張すべきだ」と突っ込まれた。
杉村「石破さんの支持が上がらないのはマクロ経済政策。ブログ見たけどどっかの夕刊コラムみたい。全然政策の事書いてない。マクロ経済政策の無い政権は支持できない。ひと言、経済政策、理念聞きたい」
石破「グローバル経済脱却。東京一極集中是正」 pic.twitter.com/PDWQtNvZqi— 自由 (@FreeTweet000) July 1, 2020
そして、石破氏は、万人恐怖の恐るべき珍経済政策を主張しだしたのだ。
石破「それはグローバル経済からの脱却。東京一極集中の是正。これにつきます。」
杉村氏「あ…」
石破「それにつきます!」
杉村「つきます…」
石破「それだけ!」
引用元 https://twitter.com/FreeTweet000/status/1278281614007533570
杉村氏があきれている様子が伝わってくるが、気持ちはよくわかる。
なぜなら、石破氏は、杉村氏からの「税制や財政はどうするのか、規制緩和はどうするのか」という問いに全く答えていないからだ。
しかも、グローバル経済からの脱却など狂気の沙汰だ。我国は戦後一貫して外需によって成長してきた。何の資源もない、しかも、今や少子高齢化の現在、グローバル経済から脱却するなど狂気の沙汰だ。
東京一極集中の是正も同様だ。鎖国した上で、東京を潰すなど、まさにカンボジアのポルポト派がやった、悪魔の所業だ。
そして、石破氏は得意げに、この珍説を解説し始める。
石破「だって100年に1回ってそういうことでしょ?100年前はそうだったでしょ?
グローバル経済があって、第一次世界大戦、スペイン風邪、そして、大恐慌。グローバル経済崩れていったじゃないですか。
で、こんなにグローバル経済で国内の格差が開いて国が持ちますか?」
引用元 https://twitter.com/FreeTweet000/status/1278281614007533570
あまりにも恐ろしい。100年前に起きた、グローバル経済からの脱却は、第一次大戦やその後の世界恐慌によって、世界はブロック経済に走り、ナチスドイツは生存圏の構築に走り、我が大日本帝国は大東亜共栄圏を目指し、英国は大英帝国の植民地経済に走り、米国も南米と北米経済圏に閉じこもった。
その結果は、第二次世界大戦であったことは言うまでもない。
しかし、石破氏は、それをやれという。まさか中国版大東亜共栄圏である一帯一路に入って、植民地になれというのではないか?
あまりにめちゃくちゃな発想だ。
石破氏「低金利政策は不健全!」と珍説!金利を上げて、庶民の生活を破壊したいの?そんなに大銀行が好きなの?
そして、石破氏は、最大の珍説を吐く。
低金利政策をやめろというのだ。
石破「そして、金利がほとんどゼロで、そりゃすぐ上げろだなんていいませんよ、私は。
ですけど、お金に値段がつかないということで、資本主義は機能するんですか?それは、この低金利政策てのをどこまで維持をするか。それは金利を上げるだなんて、間違っても私言えないけどね。
だけども本来あるべき経済に戻すてことは我々視野に入れないといけない。
東京一極集中の是正は絶対やらないと、絶対国は持ちません。」
引用元 https://twitter.com/FreeTweet000/status/1278281614007533570
経済音痴もここに極まれり。
今や世界中が低金利政策を継続していることは言うまでもない。それは必要性があってやっているのであり、新しい経済がそれだからだ。
石破氏は、本来あるべき経済に戻せなどと珍説を吐くが、それならば金本位制に戻せばいい。小判を復活させればいい。要するに、過去の経済の常識を馬鹿の一つ覚えで主張する経済音痴が石破氏なのだ。
そもそも、今低金利政策をやめればどうなるか。
まず、変動金利のローンの負担額が上昇する。庶民の生活は、この時点で大ピンチだ。石破総理のせいで、住宅ローンが爆上げし、多くの一家が破産し、心中するか離散するだろう。
企業の倒産も相次ぐだろう。企業は、銀行から資金調達をしながら事業活動を行っていることから、資金調達の金利が上昇すると企業の返済負担が大きくなる。そうなると、社員のリストラや給与削減は不可避だ。
また、日本国債などの利払いが増えるので、財政も破綻する。今のところ低金利が続いているので、国債の利払い費用は年間10兆円程度で収まっている。しかし、金利が急騰して仮に5%まで上昇したとすると、理屈上の年間利払い費用は40兆円を突破する。
数字の上では、税収のほとんどが利払いに消えてしまい、事実上、政府は予算を組めなくなってしまう。石破氏は、いったい何を考えているのか。
他にも低金利政策からの現状での脱却はハイリスクばかりだ。メリットは、石破さんの珍説の実現という自己満足だけだ。
このような人物を次期総理と持ち上げること自体が問題なのだ。
石破氏には、お願いだから、頼むから、マクロ経済の勉強をしてほしい。