だから総理になれない、小川淳也議員「橋本副大臣と自見政務官は男女の関係なんですか!?」「桜を見る会が!」と厚労委員会で珍質問。しかも、尾身会長呼んだのに…こんな質問をさせるために国会を開けと?
新型コロナウイルスへの対応のため、通常国会閉会後も、閉会中審査という形で、国会では議論が交わされている。
新型コロナウイルスという国難を前にして積極的な議論が行われていると思いきや、相変わらずの質問を繰り返している議員がいる。それが小川淳也議員だ。
メディアで取り上げられた小川氏の質問!
閉会中審査が行われている衆議院の厚生労働委員会。その質問の場に、小川氏立った。安倍総理が、病院で検査を受けたことを踏まえ、小川氏は、安倍総理の体調について質問していた。
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無所属・小川淳也衆院議員「(安倍首相について)単純な検査だという報道もありますが、かたや健康不安を抱えておられるという話もあるようです」
加藤厚労相「日頃感じている中においては、わたしはこれまでと、お変わりはないと認識しています」
(略)
これが、メディアが報じた場面だ。安倍総理の体調が心配される中での、この質問、タイムリーなため、メディアが取り上げるのもよくわかる。
しかしだ。小川氏の質問では、他に取り上げるべき珍質問がある。
厚生労働委員会でも、めげずに花見!そして週刊誌ネタを質問!
新型コロナウイルスへの対応に政府、そして与野党とも取り組んでいると多くの国民が思っているに違いない。
しかし、小川氏は、他のことが気がかりのようだ。それが花見だ。
【貴重な質問時間を割いてるんだ】厚生労働委・新型コロナウイルス感染症対策の閉会中審査。小川淳也「いくらコロナの状況とは言え不問に付せない、桜の名簿。19年と18年を探すように指示して」大塚拓内閣府副大臣「ないものはない。コロナの関連の質問だという話は?」
わぁ桜やり始めたぞ? pic.twitter.com/U54RPhWa4A— Mi2 (@mi2_yes) August 19, 2020
答弁に立つ大塚内閣府副大臣が、戸惑うのも無理はない。新型コロナウイルス関連の質問と思いきや、飛んできた質問は花見。いつまでも去年のお花見に関心があるようだ。もうすぐ秋なのだが。
野党各党は、臨時国会の召集を7月末に求めていた。
立憲民主、国民民主、共産、社民の野党4党は31日、憲法53条に基づく臨時国会召集の要求書を大島理森衆院議長に提出した。新型コロナウイルスの感染再拡大や、各地の豪雨災害への対応を巡り、安倍晋三首相に国会での説明を迫る狙い。立民の安住淳国対委員長は提出後、記者団に「首相は国民の声に謙虚に耳を傾け、速やかに国会開会を決断することを強く要請する」と述べた。
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求めていた時の理由は、新型コロナウイルスの感染再拡大や、各地の豪雨災害への対応だったはずだ。厚生労働委員会で、花見を持ち出す小川氏の姿を見れば、臨時国会召集の理由として挙げたものが、空々しく聞こえてくる。
更に、小川氏は衝撃的な質問を行っていた。それが週刊誌ネタの確認だ。
【2人は付き合ってるのか?】厚生労働委・新型コロナウイルス感染症対策の閉会中審査。小川淳也「橋本副大臣、自見政務官、先般のような週刊誌報道がなされたことは極めて不謹慎、不適切。職員の士気にも関わるお二人は交際されてるのか?」
意味不明…。 pic.twitter.com/6gXMx1Sja3— Mi2 (@mi2_yes) August 19, 2020
週刊誌ネタをもとに、委員会の場で「お二人は交際されているのか」と質問したのだ。こんな質問、国会の場で聞いたことがない。「尾身先生、ご退出頂いて結構です」と最後に述べていることから、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身分科会長も出席していたはずだ。
尾身分科会長も出席しているのだから、最初から最後まで、新型コロナウイルス対策の質問を行った方が、国民のための議論になったはずだ。
国民の聞きたいことより、自身の興味津々な週刊誌ネタを優先する、それが小川氏なのだ。
このような質問が閉会中審査の中で、行われていることを考えれば、臨時国会を開催すれば、どれほどの時間が浪費されるのかは想像に難くない。
このような珍質問を繰り出した小川氏。一応、無所属だが、統一会派には所属している。その統一会派、立憲民主党のホームページでも小川氏の質問が取り上げられている。
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小川議員は、感染拡大の状況をめぐり、(1)6月以降の感染拡大は第2波か(2)旧基準と新基準の関係(3)世田谷区や長崎市の取り組み――等について取り上げ、加藤厚労大臣の認識をただしました。
(略)
?????
小川氏が、渾身の思いで発した珍質問が「等」扱いになっている。今の国会で、新型コロナウイルスとは全く関係のない、花見、そして週刊誌ネタを披露していたとなれば、多くの人から、お叱りを受けることを気にしたのだろうか。
閉会中審査でも珍質問をする小川氏。なぜ君は総理大臣になれないのか、なぜ、いつも小選挙区で落選し、比例復活を繰り返すのか、周りはわかっているはずだ。