静岡県の川勝知事、過去に平均点以下の学校の校長名の公表を強行しようとして、反対され、しぶしぶ平均点以上の学校の校長を公表!!まさにルール違反もなんのその!!川勝知事の「圧政」から静岡県民を解放し、静岡の名誉を守ろう!!
リニア中央新幹線の建設を止めている、週刊新潮曰く「通せん坊」の静岡県知事の川勝平太氏。川勝氏は、リニア中央新幹線について、自らがルールと言わんばかりの主張を繰り返し、国、周辺自治体、そしてJR東海を困惑させている。
そんな川勝氏だが、過去にも、自らが「ルール」と捉えられる主張をしていた。その相手は、文部科学省だ。
暴走する知事、困り果てる教育委員会
国では、全国的に、子ども達の学力状況を把握するため、「全国学力・学習状況調査」(以下学力テスト)を平成19年度から実施している。
学力テストは、毎年度実施されているが、今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、実施しないことになった。
この学力テストについて、過去に川勝知事は、国の意向を無視し、文科省と軋轢を生んでいた。
静岡県の川勝平太知事は4日、2014年度の全国学力テストに参加した県内全506校の公立小学校のうち、国語Aの成績が全国平均を上回った262校の校長名と、県内35市町別に小学校の平均正答率を科目ごとに公表した。いずれも県のホームページで確認できる。
川勝知事は県教育委員会から受け取った資料を県教委の同意を得ないまま自身の判断で公表。下村博文文部科学相は民放テレビ番組で「違法、脱法行為だ。県教委は同意しておらず、問題だ」と厳しく批判した。文科省も「知事に公表する権限はない。明確なルール違反だ」と反発している。
(略)
下村文科相(当時)が「違法、脱法行為」と糾弾した川勝知事の独断専行行為。文科省も「知事に公表する権限はない」と、はっきりと川勝知事の行為の異常性を示した。
公表する権限があるのは、市町村の教育委員会には条件付きで認められて、県教育委員会も市町村教育委員会の同意があれば認められる。
つまり、まったく知事には権限がないのだ。それにも関わらず、無断公表をした川勝知事の行為は、下村文科相(当時)、文科省がいうように、れっきとした違法行為だ。
この川勝知事の暴走に対して、当時の教育長は次のように語っている。
(略)
静岡県教委の安倍徹教育長は今回の公表に対し、「(川勝知事から)全く断りがなかった」と釈明した上、「市町教委が対応を検討している最中に結果が出てしまい残念。申し訳ない」と謝罪した。
(略)
県トップの暴走の結果、謝ることになってしまった教育長。このような県トップの暴走の尻拭いをすることになってしまった教育長は、不憫でしかない。
川勝知事の当初の計画、それはつるし上げ??
リニア中央新幹線で暴走を続ける川勝知事。しかし、上記のように暴走は、以前からあったようだ。
さらに、上記の暴走は、最初の計画より、トーンダウンしたものだったようだ。当初の予定は、まるでつるし上げと思える内容のものだった。
川勝知事は昨年度の全国学力テストの際にも独断公表で物議を醸した。小学校の「国語A」の都道府県別成績で、静岡県が全国最下位だったことを受け、平均点以下だった小学校の校長名などを公表しようとしたのだ。文科省などの反対を受けて断念したが、代わりに平均点以上だった校長名を発表、波紋は広がった。
(略)
なんと平均以下の点数だった校長の名前を、公表しようと画策していたのだ。まさに文化大革命や左派のやり口だ。つるし上げだ。
こんな行為によって、平均点以下の学校が差別されることがわからないのか?想像力がないのか、人権意識がないのかのどちらかとしか思えない。
川勝知事の行為は、ルール無視、法軽視以外の何物でもない。川勝氏の暴走は、全静岡教職員組合の反発を当然招いた。
川勝知事は、この学力テストの件、リニア中央新幹線建設の件を見てみても、なにもかも上から目線であり、協力してより良いものにしていくという視点が、一向に見えてこない。
中国に対して心酔している川勝知事、もしやと思うが、中国共産党のように独断専行が、日本の知事職で許されていると思っているのではないか。
このような暴走する知事を持ってしまった静岡県。次の選挙では、川勝知事の政治活動、そして実績を踏まえた上で、審判を下して頂きたい。
そして、暴走知事の「圧政」から静岡県民を解放し、静岡の名誉を守ることが必要だ。苦しむ静岡県民との連帯が今こそ必要だ。