尾崎医師会長、3月までコロナ対策をほとんど発信しない上に、無為無策の小池知事を批判せず、安倍総理だけをボロクソに批判!!ちなみに東京都医師会は、都民ファーストに多額の献金を行い、受動喫煙防止で協力!!
新型コロナウイルス感染症の終息の兆しが一向に見えない東京都。そんな東京都で気を吐く人物が2人いる。東京都医師会長の尾崎治夫氏と、東京都知事の小池百合子氏だ。
特に尾崎会長は安倍政権をぼろくそに批判するが、口先だけでロクな対策をしない小池氏にはだんまりだ。
それもそのはず、小池百合子都知事に、東京都医師会の政治団体である東京都医師会政治連盟が多額の寄付をしていたからだ。
歩調が合う??二つの組織のトップたち!
東京都知事の小池氏は、新型コロナウイルスを見事に利用し、危機感を煽ることによって、7月に実施された東京都知事選挙を圧勝した。しかし、忘れてはならないことがある。それは、東京オリンピック・パラリンピックの開催の延期が決定されるまで、新型コロナウイルスに対して具体的な行動をとっていなかったことだ。
今では、連日のように新型コロナウイルスに関する意見を発信している東京都医師会会長の尾崎氏は、3月12日になって新型コロナウイルスに関する基本方針を発表した。(参考)
尾崎氏の動きは医師会長なのに遅すぎる。
それ以前はというと、東京都医師会広報のFacebookによると、記者会見の場で、記者からの質問に答える形で、新型コロナウイルスに対して言及をしていた程度だったようだ。(参考)医師会長として偉そうに政府批判する割には消極的そのものだ。
ちなみに東京都医師会広報のFacebookによると、2月21日の投稿は、以下のものだった。
東京都医師会が広報した同じ日、新型コロナウイルス関連の報道では次のようなものがあった。
各地で広がる新型コロナウイルス感染症で21日、北海道と埼玉県で初の10歳未満を含む計3人の小児の感染が確認された。2人が小学生、1人が未就学児で、いずれも重症化はしていない。ほかにも成人12人の感染が報告され、国内発生は109人、横浜港に停泊中のクルーズ船に乗船していた感染者を合わせると743人になる。政府は来週に基本的対処方針を取りまとめる予定で、段階を「国内発生早期」から「感染拡大期」に移行する時期を慎重に検討している。
(略)
国内で、新型コロナウイルスの感染が広がり始めていた時、日本の首都、東京の知事と医師会長の頭の中は、東京オリンピック・パラリンピックのことのウエイトの方が大きかったようだ。
東京都知事と東京都医師会会長、2人が阿吽の呼吸で行動できるのには訳がある。
東京都医師会は受動喫煙防止!東京都知事は献金と互いにウィンウィンな関係!
東京都医師会は、受動喫煙防止に向け、長年、注力してきたようだ。東京都に受動喫煙防止のための条例制定を求め、署名活動を実施したことがある。
東京都受動喫煙防止条例(仮称)の制定を求める署名活動につきまして、皆様から多数の賛同署名をお送りいただき、誠にありがとうございます。
5/18(金)、本会を含む東京都の医療4団体(医師会、歯科医師会、薬剤師会、看護協会)の会長が小池都知事を訪問し、要望書とこれまでに集まった署名196,458筆(署名用紙:183,905筆、電子署名:12,553筆)を提出し、受動喫煙防止対策を強化する実効性のある条例の制定を要望しました。
(略)
ここまでを聞くと、東京都医師会と小池氏は、都民の健康のために条例を制定した、と誰もが思うはずだ。
しかし、東京都が公表している政治資金収支報告書(平成30年度分定期公表)を見てみると興味深いことが判明した。
東京都医師会の政治団体、東京都医師政治連盟の収支報告書をみると、
小池氏が創設した都民ファーストの会に、支出目的を会費とする多額の支出をしていたのだ。
都民ファーストの会の政治資金収支報告書を見ても、同様の記載が、当然だが見受けられる。
もちろん、両者の関係に違法行為があるわけではない。
しかし、東京都医師会と小池氏の関係は、ウィンウィンの関係であることに間違いはないのではないか。少なくとも利害関係が発生しているといわれても仕方がない。
さらに、東京都医師会会長の尾崎氏が、小池氏と歩調を合わせた主張をしたりすることに、これで合点がいくのではないか。