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印象操作!茂木外務大臣は、質問の意味が不明瞭だったので大住マグダレナ記者に英語で問いかけただけ。以前も他の記者と温和に同様のやり取りをしているのに印象操作で騒ぐ怪!

またもやメディアや左派による印象操作が行われた。

8月28日、外務省の記者会見で、茂木外務大臣は外国人記者からの不明瞭な質問に対し、英語で助け舟を出したところ失礼な!と記者から「逆切れ」された件が、茂木外務大臣が挑発したかのような印象操作が行われている。

特に、バズフィード紙は、揚げ足取り記事書いて、人の失敗を嬉々として取り上げる始末だ。(参考

しかし、全文を確認するとそもそも記者の質問が不明瞭であり、過去の記者会見では、茂木外務大臣が英語で捕捉した上で和やかに別の外国人記者とやりとりをしているのだ。

印象操作!茂木外務大臣は、質問の意味が不明瞭だったので大住マグダレナ記者に英語で問いかけただけ。

まずは、事実関係を整理しよう。

上記の動画をご覧いただくのが一番だが、以下文字にしてみた。

虚心坦懐に読んでいただきたい。

【ジャパンタイムズ 大住マグダレナ記者】
ジャパンタイムズの大住と申します。あの2点お伺いします。あのー、えー、入国規制が、外国人を対象にしてる入国規制が緩和される方向であるというふうに伺っているんですけれども、その方向性の中には、在留外国人は日本人と同じような、なかに、それに似たような条件で入国が認めるようになるかというその方向について、それは1点で、2点目はそもそも論として、この在留外国人を含めて規制は、特に在留外国人を対象にした入国規制は、どういった、その背景になった科学的な根拠?を具体的に教えてください。

意味を図りかねている茂木大臣

引用元 https://youtu.be/zdlt9n5FDUU?t=133

この部分は、バズフィードなど茂木大臣を批判するメディアや人物がなぜかカットしている。

これを耳で聞いて、一発で意味がわかるだろうか。意味がよくわからないだろう。

正直、文字で一読してもよくわからない。

文章として意味が成されていない。特に下線を引いた部分はよくわからない。

この部分は、今まで我国に在留資格のある外国人がいったん海外に出た場合、コロナ流行以降、事実上、再入国できないようにするという措置を解除することについての質問だ。

永住権のある外国人まで日本に再入国できなくするという措置には政治知新としても問題のある措置だったと考えるところだ。多くの親日的な外国人が怒りをあらわにするのも当然だろう。

外務省が在住歴や渡航歴を見て個別に入国許可を決めるのではなく、国籍で判断したのだから問題なのは明らかだ。お役所仕事そのものである。そのお役所仕事の措置を今、政治的なリーダーシップで解除しようというのは正道に戻るという意味で意義がある。

しかし、正直、大住マグダレナ記者の質問は、その意味が分かりにくい。

しかし、茂木大臣は、その意をなんとか把握し、丁寧に回答した。

【茂木外務大臣】
あのー、まずですね、こういうですね、えー在留資格を持つ方々、えー、今、日本にいらっしゃる、もしくはですね、在留資格を持っていったん海外に出られている方、そういった方々のですね、入国もしくはその再入国を認める方向で、今、最終調整をしている、というところであります。

そしてこれは、日本に限らずあらゆる国が、今、新型コロナウイルスの中で、ですね、水際措置、これをとっている状況であります。それぞれの国によりましてやり方ってのは違ってくるわけでありますけれども、まさにそれは各国の感染症対策であったりとか、主権に関わる問題でありまして、各国がとっている措置、日本としても適正な措置をとっていると考えております。

引用元 https://youtu.be/zdlt9n5FDUU?t=133

よく意味が分からないが、おそらくこういうことであろうと丁寧に返事をした形だ。しかし、大住記者は、一文よくわからない部分が回答されていないと再質問した。

【ジャパンタイムズ 大住記者】すみません、ただ、科学的な根拠?

引用元 https://youtu.be/zdlt9n5FDUU?t=133

またもやよくわからない。ゆっくり文章を見ればわかるが、科学的な根拠?と言われてもちんぷんかんぷんだ。

【茂木外務大臣】What do you mean by scientific?

【ジャパンタイムズ 大住記者】ん?

【茂木外務大臣】What do you mean by scientific?

【ジャパンタイムズ 大住記者】あの日本語でいいです!そんなに馬鹿にしなくても大丈夫です。

引用元 https://youtu.be/zdlt9n5FDUU?t=133

なので、茂木大臣はポーランド出身の大住記者と母国語でなく共通言語である英語で話しかけた。

しかし、大住記者はこれが気にくわず、「自分を馬鹿にしている!」と「逆切れ」した。しかし、馬鹿にしているとはいささか勇み足であろう。

この後、茂木大臣は冷静に馬鹿にしていないと主張するが、大住記者は収まりがつかず、さらに怒り出した。

【茂木外務大臣】馬鹿にしてないです!

【ジャパンタイムズ 大住記者】あの!

【茂木外務大臣】いや、馬鹿にしてないです。

【ジャパンタイムズ 大住記者】日本語で話しているなら

【茂木外務大臣】まったく、馬鹿にしてないです。

【ジャパンタイムズ 大住記者】日本語でお答えください。

【茂木外務大臣】えぇ。

引用元 https://youtu.be/zdlt9n5FDUU?t=133

どう見ても最初からやりとりを見ていれば不幸な行き違いだろう。

そして、以下のやり取りで大住記者が決定的な誤解をしていることも明らかとなった。

【ジャパンタイムズ 大住記者】科学的な根拠の、同じ地域から、あの、えー、日本国へ、日本国籍の方が外国籍の方と一緒に戻られて、あのー、全く別の条件が設けられ、その中には例えば事前検査だったり、同じ地域に住んでいる、あの、ところから、全く別の条件で入って、入国が完全に認められないケースもあったんですね。で、それに関しては、その背景に至ったその違い、その区別を設ける、その別の条件を設ける背景になった、背景にある科学的な根拠をお聞きしています。

【茂木外務大臣】出入国管理の問題ですから、出入国管理庁にお尋ねください。お分かりいただけましたか?

【ジャパンタイムズ 大住記者】はい?

【茂木外務大臣】日本語、分かっていただけましたか?

https://youtu.be/zdlt9n5FDUU?t=133

そう、この問題は法務省出入国管理庁の管轄で、外務省は関係なかったのである。出入国の話だから当然である!

そして、批判されている茂木大臣の発言もこちらの意図することがわかりましたか?というものである。申し訳ないが、大住記者の質問は論理不明瞭だろう。よく意味が分からない。

これが最後の部分だけ切り取って、今これが傲慢な茂木外務大臣!差別!となっているのだ。

しかし、相手の立場に寄り添って、お互いの母国語ではないが、共通言語である英語でのやりとりを試みようとした茂木大臣がどうして差別になるのか。日本語を強要するほうが差別だろうに。

以前も他の記者と温和に同様のやり取りをしているのに印象操作で騒ぐ怪!

そして、以前にも似たようなケースはあったが、記者の側も騒がず、バズフィードなども騒いでいない。

【ラジオ・フランス 西村カリン記者】さいにゅこくの協議について

【茂木外務大臣】はい、なんですか?

【ラジオ・フランス 西村カリン記者】ラジオ・フランスの。

【茂木外務大臣】いえいえ、違う。なんの協議?

【ラジオ・フランス 西村カリン記者】え、さいにゅ…ちゅう国についての質問をさせていただきます。

【茂木外務大臣】ああ!再入国ね。再入国。

【ラジオ・フランス 西村カリン記者】すみません。再入国についての質問させていただきます。

(中略)

【茂木外務大臣】冒頭ですね、産油国に聞こえたので、oil producing countriesのことを聞かれたのかと思いまして、再入国ということで、ご質問の趣旨は分かりました。(略)

引用元 https://youtu.be/wYI8VwOpdis?t=217

いかがだろうか。

要するに、今回、茂木外相が総裁選の有力候補になり、しかし、メディアのご希望ではないし、安倍総理と親しいからバズフィードや周囲が一部を切り取って、揚げ足を取って批判しているとしか思えないのだ。

こうした印象操作は許されるものではない。そして、我国の出入国管理制度に問題があるならば正面から批判すべきであり、これを茂木大臣の差別的な出入国管理とするのもおかしいのである。

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