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石破茂さん、「米中どちらかに味方するというような単純構造ではない。日本が果たす役割は、「アジアの共感を得る」こと」とまたもや親中発言!!香港の活動家が日本の支援に感謝し、ドイツは外相会談で追及しているのですよ!

中国が、香港の一国二制度を破壊し、完全併合を目指している。香港国家安全法を制定し、反体制側の人物への締め付けを強めている。

そんな香港情勢をめぐり、活動家が日本に対して感謝の意向を表明し、ドイツでは外相会談で直接言及する事態にまで発展している。

しかし、石破さんは、8月下旬になっても、ある勉強会で「米中どちらかに味方するというような単純構造ではない。日本が果たす役割は、「アジアの共感を得る」こと」などと親中発言をしていたのだ。

石破茂氏、8月下旬になっても親中発言を繰り返す!!

石破氏の親中発言といえば、7月の「米中二者択一の立場はとらない」「習近平主席に礼を尽くすべき」発言が思い出される。この発言で火だるまになった石破氏は、その後、あまり触れなくなったが、実はこっそりある勉強会で同様の親中発言をしていることが明らかになった。

8月24日、石破氏は衆議院第二会館で開催された民間の勉強会で以下のような発言をしたと主催者の方が説明している。

本日は、私が理事長を務める「HUS人材開発機構」の第一回政経セミナーで、衆議院議員の石破茂先生に御登壇して頂きました。

【公式】
http://www.ishiba.com

テーマは「これからのアジアと日本」です。

石破先生の国家観、そして、アジア観が理解できた、素晴らしいセミナーでした。

石破先生から、まさに“ネクストリーダー”としての国家観を示して頂きました。

●経済交流を止まった世界をどうするか。
●東京一極集中のリスク(少子高齢化の視点)
●日本農業の復興(世界的な優位性)
●アジアの文化及び歴史を知る重要性
●米中どちらかに味方するというような単純構造ではない。
●日本が果たす役割は、「アジアの共感を得る」こと。
●アジアから選ばれる日本にならなければならない。

引用元 主催者Facebook投稿

まただ。

あれほど批判を浴びても、8月下旬になっても、石破氏は「米中どちらかに味方するというような単純構造ではない。」などと言っているのだ。

いったい、石破氏は今の国際情勢の緊張状態をわかっているのか?マキャベリによる「中立は最悪の選択」という箴言を理解しているのか?

しかも「日本が果たす役割は、「アジアの共感を得る」こと。アジアから選ばれる日本にならなければならない。」などと古臭い認識まで示した。

この主催者の方の投稿が本当ならば、石破氏は今でも米中対立のはざまで中立でいられ、それが米国からの疑念と反発を呼ぶと理解していないことになる。中国の侵略と人権弾圧は今も続いているのに、だ。

そんな中、石破氏以外の私たち日本人と安倍総理に香港市民が感謝を示している。

民主化活動家が我国に感謝!!

中国は、国家安全法を制定し、その法律に基づいて、民主化活動家の周庭(アグネス・ジョウ)氏や香港のメディア王を拘束した。この拘束について、同じく香港の民主化活動家である羅冠聡(ネイサン・ロー)氏は、次のように朝日新聞の取材に答え、日本への感謝を述べた。

羅氏は「アグネスは日本で、香港の民主化運動の『顔』として知られている。日本の政治家や著名人らが強い反応を示してくれたことに、香港の人々は驚き、感謝している。国際的な圧力が、保釈の主な理由だと思う」と述べた。

(周庭氏  出典 産経ニュース)

引用元 「周氏の保釈、日本に感謝」 香港の活動家が支援に謝意

香港に関する今回の問題は、国際社会が一致結束して対応をしなくてはならない。実際にアメリカやイギリスといった国は、矢継ぎ早に対応策を発表している。

そして、ヨーロッパの大国の1つ、ドイツもこの問題に対して言及した。

中国とドイツの外相会談で取り上げられた香港問題

香港問題に関連して、経済措置等を発表し、懸念を表明するケースは見受けられた。しかし、ドイツがとった行動は、ドイツ・中国外相会談での直接言及するという方法だった。

ヨーロッパ訪問中の王毅外相は1日、ベルリンでドイツのマース外相と会談し、両国が協力してパンデミックを克服することなどで一致しました。

マース外相は香港問題に触れ、「香港国家安全維持法を撤回し『一国二制度』の原則が完全に取り戻されることを望む」と要請したということです。

「この数十年、私たちは中国本土で多くの人権侵害を目の当たりにしてきました」(香港の民主活動家 羅冠聡氏)

一方、この会談のさなか、ドイツ外務省の前では、香港の民主活動家、羅冠聡氏らが抗議活動を行い、ドイツやヨーロッパ各国が中国に対し、基本的な人権を尊重するよう圧力を高めていくべきだと訴えました。

(出典 TBS NEWS)

引用元 中独外相会談、香港民主活動家デモ

中国の王毅外相は、新型コロナウイルス後の国際関係をリードするために、ドイツを訪問したのだろう。だが、待っていたのは、ドイツのマース外相の香港問題への言及と、ドイツ外務省前での抗議活動だった。

王毅外相の目論見は、見事なまでに外れた。今や香港問題は、世界共通の危機なのだ。

(王毅外相  出典 NHK)

我国に目を向けてみると、香港情勢で心配なことがある。それが石破茂氏の存在だ。メディアの強い希望によって、総裁候補として名乗りを上げた石破氏だが、その外交センスに疑問符が付く。

冒頭以外にも、過去の「安倍晋三首相が国賓としての来日を要請した事実がある。われわれは民主主義国家として、礼儀は礼儀として尽くさないといけない」などの石破氏の発言を見ていると、石破氏が総理になった場合、日本の外交は大丈夫なのかと不安になる。

数少ない彼の訪米での大失敗は、その不安をさらに増幅させる。

悪夢の民主党政権時代、意気揚々と訪米した石破氏は国防総省の報道官に「誰それ?」と馬鹿にされてしまう悲惨な結末に終わった。

外交、国際情勢を読み解く力が石破氏には欠けているのではないか。

築き上げてきた国際社会における日本の地位、評価を守り、更に向上させるためには、総理候補としての石破氏は、選択肢としてありえないのである。

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