世界が安倍総理に注目する理由!安倍総理は、日EU、日英、TPP、日米の4大経済協定により、世界の繁栄に大きく貢献!!安倍総理は「戦後70年安倍談話」で語られた「大きな責任」を有言実行し、世界経済の構造を変えた!
史上最長の安倍政権が幕を閉じ、菅内閣が誕生した。
安倍政権は、アベノミクス、内閣改造、外交成果など、長期政権だけあって数々の功績を残し、特に外交成果は、日本の国際的地位の向上をさせた。
安倍政権で数多く花開いた外交成果だが、安倍外交の想いが「戦後70年安倍談話」にあることを忘れてはならない。
「戦後70年安倍談話」に隠された安倍外交の想い
1995年8月、戦後50年村山談話では、日本の植民地支配と侵略を認め、「痛切な反省」と「心からのおわび」を表明した。(村山談話)2005年8月の戦後60年小泉談話でも、村山談話を継承した。(小泉談話)
そして、2015年8月の戦後70年安倍談話でも、概ね継承され、アジア諸国に対する日本の「植民地支配」、「侵略」、「おわび」、「痛切な反省」についても言及し、歴代内閣の立場は「揺るぎない」と断言した。
そして、安倍談話で注目すべきは以下である。
日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません。謙虚な気持ちで、過去を受け継ぎ、未来へと引き渡す責任があります。
私たちの親、そのまた親の世代が、戦後の焼け野原、貧しさのどん底の中で、命をつなぐことができた。そして、現在の私たちの世代、さらに次の世代へと、未来をつないでいくことができる。それは、先人たちのたゆまぬ努力と共に、敵として熾烈に戦った、米国、豪州、欧州諸国をはじめ、本当にたくさんの国々から、恩讐を越えて、善意と支援の手が差しのべられたおかげであります。
そのことを、私たちは、未来へと語り継いでいかなければならない。歴史の教訓を深く胸に刻み、より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。
安倍談話では、過去の戦争の過ちを認め、謝罪と反省をしつつも、未来永劫禍根を残してはいけない。歴史は受け継がれなければいけないが、永遠と謝罪し続けることは絶たねばいけないと、表明した。これは、歴代談話になかった事だ。
続いて、戦後、荒廃した日本が、ここまで復興したのも、海外の助けがあったからだと、感謝の意を述べている。決して日本独自の力ではない。海外の強力がなければ、ここまでの成長はなかったかもしれない。確かにその通りだ。安倍元総理の謙虚な姿勢が感じられた。
そして、受けた恩は返していかねばならない。これこそが安倍外交の真意ではないだろうか。
よく、「安倍外交はバラマキ外交」という卑しい意見を目にするが、日本が発展途上国を支援するのは、日本が海外の支援で戦後復興を成したからだ。そして、発展途上国と経済成長して来たことへの恩返しでもある。
安倍政権が望んだ外交は、国際的な繁栄で、それが談話にある「より良い未来を切り拓いていく、アジア、そして世界の平和と繁栄に力を尽くす。その大きな責任があります。」だ。
安倍談話は外交への思いも込め、そして有言実行していった。
受けた恩は返す。責任を果たすべく有言実行した安倍外交
安倍外交といえば、「地球儀を俯瞰する外交」だ。
官邸ホームページには、以下の事が記されている。
我が国の平和と繁栄を確固たるものとしていく。そのためには、安全保障の基盤を強化すると同時に、平和外交を一層力強く展開することが必要です。
この六年間、積極的平和主義の旗の下、国際社会と手を携えて、世界の平和と繁栄にこれまで以上の貢献を行ってきた。地球儀を俯瞰(ふかん)する視点で、積極的な外交を展開してまいりました。
引用元 地球儀を俯瞰する外交
その言葉通り、発展途上国への支援と共に、様々な協定を結び、海外諸国の繁栄への足掛かりを作った。
TPPを先導し、東南アジアはもとより、南米諸国をも巻き込んで世界最大の経済圏を作り上げた。そして、TPPを離脱した米国とも二国間経済協定を結ぶことで、米国を事実上、我国を窓口にTPPに加入させることに成功したのである。
「自由で開かれたインド太平洋戦略」では、アジア太平洋からインド洋を経て中東・アフリカに至るインド太平洋地域において、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を実現することの重要性を訴え、多くの国がこれに賛同し、外交筋の指標ともなった。
もちろん、欧州とも共に発展すべく、日EU経済連携協定(EPA)、日英経済協定を結んだ。これにより、欧州と太平洋を結ぶ、経済圏が完成したのである。
安倍前総理は、まさに、談話にあるように世界の平和と繁栄に尽力してきた。
安倍前総理には、また、体調が万全の状態になった時には、三度、総理に返り咲いていただきたい。