「新」立憲民主党の役員の大多数は、悪夢の民主党政権の幹部たち!ガソリン値下げ隊長も参加!!しかも比較的まともだった議員は引退か自民党入り!!まさに帰ってきた民主党! #帰ってきた民主党
新党として立憲民主党が結党された。しかし、国民の大半が期待も興味もないことを反映してか、新党の役員人事に関する報道は少ない。
国民の生活に影響が全くない立憲民主党の役員人事を報道する理由はないのかも知れない。そんな期待されていない立憲民主党の役員人事を見ると、悪夢の民主党政権で政府の役職についていた人物が多数いる。
新党であるはずの立憲民主党だが、中身は帰ってきた民主党だ。
こんな政党には国民は誰も期待していない。
聞きなれた名前が並ぶ、立憲民主党の役員
立憲民主党が結党したのは9月15日。そもそも9月14日に自民党総裁選の投開票があったことから、立憲民主党に対しての世間の注目は著しく低かった。
注目度の低い立憲民主党の役員人事については、次のようにNHKが報じた。
(略)
合流新党の「立憲民主党」の枝野・新代表は、15日の結党大会を前に、党役員人事の骨格を固め、14日午前、記者団に明らかにしました。
それによりますと、幹事長に、合流前の立憲民主党で幹事長を務めてきた福山哲郎参議院議員を、政務調査会長には、合流前の国民民主党で政務調査会長を務め、新党の代表選挙を争った泉健太衆議院議員を起用します。
また、国会対策委員長には、前の立憲民主党でも国会対策委員長を務めてきた安住淳衆議院議員を、代表代行兼選挙対策委員長に、前の国民民主党で幹事長を務めてきた平野博文衆議院議員を起用する方針です。
(略)
旧立憲民主党で、幹事長を務めていた福山哲郎氏、国対委員長を務めていた安住淳氏が、新党でも、そのまま役職に就くそうだ。何も変わらない。何も変化しない。
新党とは名ばかりで結局、見慣れた名前が並ぶ。それが「新」立憲民主党だ。
他の役員も、悪夢の民主党政権そのもの
主要な役員は先述の通りだが、執行役員、常任幹事の顔ぶれを見てみると、悪夢の民主党政権であり、全く新鮮味がない。(参考)
執行役員は次の通りだ。
代表:枝野幸男
代表代行/選挙対策委員長:平野博文
代表代行/国民運動・広報本部長:蓮舫
代表代行:江田憲司
幹事長:福山哲郎
政務調査会長:泉健太
国会対策委員長:安住淳
常任幹事会議長:田名部匡代
参議院議員会長:未定
この執行役員に、悪夢の民主党政権時の役職を当てはめて見ると次のようになる。
代表:枝野幸男=官房長官
代表代行/選挙対策委員長:平野博文=官房長官
代表代行/国民運動・広報本部長:蓮舫=行政刷新担当相
代表代行:江田憲司 みんなの党所属
幹事長:福山哲郎=外務副大臣、内閣官房副長官
政務調査会長:泉健太=内閣府大臣政務官
国会対策委員長:安住淳=財務大臣
常任幹事会議長:田名部匡代=農林水産大臣政務官
代表的な役職を付けてみると、悪夢の民主党政権そのものだ。
参議院議員会長が未定となっている点も、非常に興味深いが、これは、おそらく国民民主党参議院議員側と折り合いが悪かった蓮舫氏の影響ではないだろうか。
常任幹事を見てみると、一層、悪夢の民主党政権のにおいがプンプンする。
副代表:玄葉光一郎
副代表:長妻昭
副代表:原口一博
副代表:辻元清美
副代表:森ゆうこ
組織委員長:大島敦
企業・団体交流委員長:近藤昭一
ジェンダー平等推進本部長:大河原雅子
参議院幹事長:未定
参議院国会対策委員長:未定
幹事長代行:渡辺周
政務調査会長代行:川内博史
役員室長:大串博志
これが常任幹事の一覧だ。こちらでも、蓮舫氏の影響か、参議院側の人事が決まっていない。
そして、こちらにも、悪夢の民主党時の役職を当てはめて見ると次のようになる。
副代表:玄葉光一郎=外務大臣
副代表:長妻昭=厚生労働大臣
副代表:原口一博=総務大臣
副代表:辻元清美=国交副大臣、内閣総理大臣補佐官
副代表:森ゆうこ=文科副大臣
組織委員長:大島敦=内閣府副大臣、総務副大臣
企業・団体交流委員長:近藤昭一=環境副大臣
ジェンダー平等推進本部長:大河原雅子
幹事長代行:渡辺周 =総務副大臣、防衛副大臣
政務調査会長代行:川内博史=ガソリン値下げ隊隊長
役員室長:大串博志=内閣府大臣政務官、復興大臣政務官、財務大臣政務官
こちらも、執行役員と同様に、悪夢の民主党政権そのものだ。ガソリン値下げ隊などという大爆笑集団の責任者までいる。
幹事長についた福山氏は、合流新党が結党される前に、「帰ってきた民主党」との批判について、次のように反論をしていた。
(略)
福山氏は綱領などが刷新されたことや、立民や国民の設立経緯、さらには両党に新たな顔ぶれが加わったことなどを挙げながら、「新たにパワーアップできる、新たな政党としての立ち上げを今回しようとしている。国民から信頼される状況を作っていくことがわれわれの責任だ」と語り、旧民主党との違いを強調した。
新たな顔ぶれは、役員人事に反映されなかった模様だ。パワーアップしたのは「数」だけだと思う国民は多いはずだ。
立憲民主党と変わり映えしない「新」立憲民主党。新党としての印象を植え付けたいようだが、役員を見てみると新鮮味はなく、ただの「帰ってきた民主党」だ。
役員外に目を配っても、菅直人元首相、野田元首相、小沢一郎元幹事長がいる。まさに悪夢そのもの。
そして、批判はあれど、統制力はあった大物議員の仙谷由人氏、輿石東氏、渡部恒三氏の姿は既になく、政策通とされる松本剛明議員、長島昭久議員、細野豪志議員は自民党に所属を変えてしまった。
「新」立憲民主党は、「旧」立憲民主党以上に、帰ってきた民主党なのだ。そう悪夢の民主党なのである。