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常勝の英雄!国政選挙で6連勝し、圧倒的強さを誇った安倍政権。政治家の評価は選挙で現れるという言葉通り、国民から強く支持された7年8カ月

安倍政権が長期政権になったのは、アベノミクスや外交の功績も大きいが、なんといっても選挙に強かったということだ。すなわち国民の信を得続けてきたということである。

安倍前総理は、2012年9月に自民党総裁、そして総理に復帰してから、国政選挙で6連勝した。この事実が長期政権の直接要因だ。

(出典 産経新聞)

民主党政権から自民党政権へ1勝目は歴史的大勝

最初の勝利は2012年、3年3カ月続いた悪夢の民主党政権に引導を渡し、日本を取り戻す第一歩となった。

 最初の勝利は野党・自民党の総裁として臨んだ24年12月の衆院選だった。自民党は「日本を、取り戻す。」とのキャッチフレーズを掲げ294議席で大勝した。首相が「悪夢のような時代」とする旧民主党政権から3年3カ月ぶりに政権を奪還し、自身も5年3カ月ぶりに首相に復帰した。

引用元 安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権

各世論調査で軒並み内閣支持率が低迷し、求心力を失っていた民主党政権。

安倍前総理は野田総理(当時)との党首討論において、解散から逃げ続けた野田首相から「解散をしてもいいと思っております」という発言を取り付けた。まさにお見事である。

(出典 日テレ)

この選挙で、自民党は294議席を獲得し、議員占有率は自公で67%の圧勝だった。これが安倍政権7年8カ月の長期政権誕生の瞬間だった。

続く参院選でねじれ状態から脱出。総理として初めての国政選挙

自民党は、2012年衆院選は圧勝し、過半数の議席を獲得し、政権に返り咲いた。しかし参議院では与党は多数でなく、衆参ねじれ状態だった。これではスピーディな政策決定に支障をきたす。

そこで安倍前総理は、2013年の参議院選挙での勝利を目指し、見事ねじれ状態から脱出した。

しかし、安定への道はまだ半ばだった。自民、公明両党の連立政権は参院では多数派ではなく、衆参のねじれが生じていた。これを解消したのが、第2次安倍政権後、首相として臨んだ最初の国政選挙である25年参院選だ。24年衆院選と同じキャッチフレーズで自民は65議席(改選数121)を獲得し、衆参両院での多数派を「取り戻」した。

(出典 朝日新聞)

引用元 安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権

これが2勝目だ。この勝利により、衆参ともに正常な状態になり、ここから本格的に安倍政権が日本のかじ取りを行なったといってもいいだろう。

そして、これこそ不毛なねじれ国会ではなく、安倍総理による決められる政治に国民が期待を寄せた瞬間だった。

余談であるが、「アベノミクス」は、この年の新語・流行語大賞のトップテンに入賞した。

3勝目は消費税の引き上げの先送りの是非

自民党、民主党、公明党で行われた3党合意にて、2014年に消費税が5%から8%に引き上げられた。

しかし、安倍総理は2015年10月の消費税率再引き上げを2017年4月への先送りすることを決意した。そして、この判断の是非について、国民の信を問うためとして解散を行った。

消費税率は26年4月に5%から8%に引き上げられた。首相は同年11月、27年10月に予定していた10%への引き上げを1年半延期すると表明。その判断の評価を問うとして初めて衆院解散を断行した。結果は291議席の大勝だった。

(出典 時事通信)

引用元 安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権

結果は2012年と比べると3議席落としたが、与党としては議席占有率68%と、前回を上回った。しかも、野党第一党の民主党代表の海江田万里氏を落選させるほどの大勝利だった。

またもや国民が安倍総理に国のかじ取りを任せ、野党を野党すら失格と断じた瞬間だった。

強気の発言とは裏腹に落選。

2015年参院選と2017年衆院選での連覇により、改憲勢力が3分の2に

破竹の勢いで勝ちまくる安倍前総理。ついに、念願の衆参両院の議席が3分の2を超える。

28年参院選は主要野党が32の改選1人区全てで候補者を一本化して対抗した。首相は消費税率10%への引き上げを再び2年半延期して勝負に臨み、自民は1人区で21勝するなどしてまたも勝利。自公に憲法改正に前向きな党などを加えた「改憲勢力」が衆参両院で3分の2を超えた。

(出典 ニッポンドットコム)

首相は29年9月に消費税率の引き上げ分の使途変更などを表明して再び衆院を解散した。衆院選直前に発足した希望の党が台風の目となったが惨敗。自民は284議席を得た。

引用元 安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権

ついに自民党の念願の憲法改正が、現実味を帯びてきたのがこの選挙だ。

憲法改正は、安倍前総理にとっても念願だった。この時から国民による憲法改正の声がしきりに大きくなっていった。もしもコロナがなければ、改憲発議が可能であったろうに、悔やまれるところだ。

国政選挙6連勝。安倍政権の安定が国民に評価された。

6勝目は、令和元年の参議院選挙だ。

首相は今回の参院選で「政治の安定」を掲げたが、国政選挙ではまさに安定的な結果を出してきた。特徴的なのは自民の比例代表の安定ぶりで、1600万~2千万票台で推移した。

(出典 ニッポンドットコム)

引用元 安倍首相「国政選6連勝」の軌跡 安定の得票、異例の長期政権

時代が平成から令和に代わり、最初の国政選挙でもあった。しかし、この年は1月の熊本県熊本地方地震、2月の北海道胆振地方中東部地震、九州と西日本の豪雨災害と、多くの災害に見舞われた。メディアは政府の対応を批判した。

しかも、この年の5月には桜を見る会を野党やメディアが騒ぎ立て不毛な泥仕合となっており、安倍政権にとっては、有利な状況ではなかった。しかし、結果は安倍政権の安定力が支持され勝利した。

政治家、政権の評価は国民が下し、それが形となって表れるのが選挙であり、民主主義国家の我国が誇るべきものが選挙である。その選挙で、これほど勝利した、つまり、国民の信託を獲得し続けたのは安倍総理が空前絶後であろう。

ただ、後知恵ではあるが、この時の選挙で衆議院を解散し、憲法改正に突き進んでいればというのは反省点ではある。


多くの国民に支持された安倍前総理の存在は幸福であったといってよい。是非、もう一度日本の舵取りをお願いしたい。そして、必ずや憲法改正に挑んでいただきたい。

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