学術会議で大騒ぎの蓮舫さん、枝野さん、原口さんは民主党政権の約3年間、どうして一度も学術会議に「諮問」しなかったの??しかも、国会で民主党は学術会議の怠惰を批判してましたね??どうして今さら絶賛し、肩を持つの?
学術会議問題で大騒ぎの野党。特に立憲民主党の蓮舫さん、枝野さん、原口さんはいつものごとく大騒ぎ。
しかし、この立憲民主党大幹部のお三方は、悪夢の民主党政権時代に大臣をも務めていたが、その民主党政権は、1度も学術会議に諮問をしていなかったのだ。
しかも、民主党は政権交代以前に、学術会議の機能不全を所属議員が国会で問題提起していたのだ。
これほどまでに学術会議を問題視し、軽視していた連中がどうして、今更学術会議の役割を絶賛し、肩を持つのか理解不能としか言いようがない。
学術会議で大騒ぎの蓮舫さん、枝野さん、原口さん、皆さんは民主党政権の3年3か月、どうして一度も学術会議に「諮問」しなかったの??
自民党の下村博文政調会長が10月7日の記者会見で明かしたように、学術会議は2007年以降、いちども政府に対する「答申」を出していない。「答申」とは、専門科学者の検討を要する事柄についての政府からの問いかけに対する回答である。
出さなかった理由は、政府からの「諮問」、つまり、学術会議への依頼がなかったからだが、2009~2012年に政権を担っていた悪夢の民主党政権もまた同様に依頼しなかったとなる。
つまり、民主党政権は、その全期間において、学術会議に対し、一切頼る必要を認めていなかったことになる。
学術会議は、その設置法で以下のように、政府からの諮問にこたえることが職務となっている。しかし、民主党政権は、まったく活用せず、年間10億円の予算だけ漫然と供給し、明らかに放置していたのである。
第四条 政府は、左の事項について、日本学術会議に諮問することができる。
一 科学に関する研究、試験等の助成、その他科学の振興を図るために政府の支出する交付金、補助金等の予算及びその配分
二 政府所管の研究所、試験所及び委託研究費等に関する予算編成の方針
三 特に専門科学者の検討を要する重要施策
四 その他日本学術会議に諮問することを適当と認める事項
引用元 日本学術会議法
まったく理解できない。
これほどまでに学術会議をどうでもいいものとして扱い、放置してきた一味である枝野代表、原口議員、蓮舫議員がどうして学術会議の重要性を今になって主張できるのか。
特に、枝野代表と蓮舫議員は事業仕分け担当であった。いくらでも事業仕分けの科学政策について、学術会議に諮問できたではないか。原口議員も総務大臣として、通信政策や通信研究について、いくらでも学術会議に諮問すればよかっただろう。
何より、枝野代表は東日本大震災時の官房長官を務め、その後は、経済産業大臣も担った。本当に学術会議を尊重しているならば、官房長官として学術会議に原発事故対応でも、その後の原子力政策や除染や復興などについて、諮問すればよかったではないか。
しかし、この今になって学術会議の役割を絶賛するお三方は、政権担当時、利用できる地位も職責もあったのに、学術会議に諮問していなかった、もしくは諮問させるべく頑張らなかったのである。
少なくとも、民主党政権時にまったく諮問が行われず、その為に彼らが努力した形跡が公開情報からは得られないのは事実である。
しかも、国会で民主党は学術会議の怠惰を批判していましたね??どうして今さら絶賛し、肩を持つの?
また、民主党は2004年4月6日、学術会議の現状について批判する国会質問を所属議員がしていた。当時、民主党に所属し、その後絶望して離党した、鈴木寛氏である。
大変なことに気が付きまして、それは何かといいますと、学術会議法の五条は、学術会議の主たる仕事として勧告ということがきちっと明記をされております。
学術会議の本来業務であるこの勧告が、第一期から大体第十一期ぐらいまでは極めて熱心に出されております。
(中略)
それが、平成になってから毎年一本か二本なんですね。十八期、十九期に至っては勧告ゼロと。
果たして、この第五条で定める正に一番重要な勧告、それが十八期以降ほとんどその活動がなされていないということは私は大変残念な事態だというふうに思いますが、その理由、あるいはそのことについてどういう認識を持っておられるのか、お答えを賜りたいと思います。
引用元 第159回国会 参議院 文教科学委員会 第8号 平成16年4月6日
まさに今問題となり、下村政調会長が指摘した問題を、かつて民主党も指摘していたのである。
にもかかわらず、民主党のお歴々は、この問題に取り組むどころか放置した挙句、再び現在になって学術会議の話題に触れたかと思えば、今度は大絶賛しているのだ。
明らかに、枝野代表、蓮舫議員、原口議員は批判することしか考えていない。もし、まともな記憶力か、羞恥心かがあればこんなことは出来ないからだ。
こんな人たちに学術会議騒動で何かを言う資格はない。そんなに腐敗した学術会議を持ち上げたいのならば、自分たちの過去の言動を総括してからにするべきだ。